スウェーデンハウスで小さい家を建てる!【20坪・25坪の間取り】

2022-11-18

高性能で北欧風のデザインもお洒落なスウェーデンハウスはとても人気のハウスメーカーですが、価格帯がハイクラスなので中々手を出しづらいという方もいらっしゃると思います。

そんな時におすすめなのがスウェーデンハウスで建てる小さい家です。スウェーデンハウスの住宅性能、デザイン性はそのままにサイズを小さくする事で価格も予算内に収める事が出来ます。

昨今の世帯人数の減少やミニマリストな暮らしを好む方が増えた事で小さい家が人気を集めており、きっとスウェーデンハウスで小さい家を建てる方も増えてくると思います。

そこで当記事では20坪・25坪前後を中心にスウェーデンハウスが手掛けた小さい家の建築実例の紹介やスウェーデンハウスの特徴や性能、おおよその価格帯などの紹介を行っていきます。

また小さい家を建てる時の注意点や小さい家に取り入れたい間取りなども併せて紹介していきます。

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スウェーデンハウスの概要

画像:スウェーデンハウス

「100年住み継いでいく家。高気密・高断熱。家族を守る強い家づくり」をコンセプトに掲げ家づくりを行っている北欧スタイルの輸入住宅を取り扱うハウスメーカーです。

実際の利用者が評価したオリコン顧客満足度ランキングでは、満足度総合第1位に2015年~2022年まで8年連続で選ばれ続けています。

住宅の性能やデザイン、営業担当者の対応や設備・内装の質、アフターサービス、長期保証の内容など様々な項目で1位に選ばれており施主から非常に高い評価を得ている企業です。

会社名株式会社スウェーデンハウス
本社所在地東京都世田谷区太子堂4-1-1
設立日1984年3月
資本金4億円
工法木質系プレハブ
保証50年間無料定期検診
構造躯体の保証期間は10年
対応地域全国(沖縄県を除く)

スウェーデンハウスの小さい家(20坪~25坪前後)

スウェーデンハウスの間取りシミュレーションや建築実例を参照に素敵な小さい家をいくつかご紹介していきます。

20.97坪 2LDK+ロフト付きの平屋

玄関には大き目のシューズクローゼットがあり、各居室の収納+階段下のデッドスペースを活用した収納スペース+ロフトもあるので収納力がきちんと確保されている間取りです。

キッチンの背面には洗面室+浴室+トイレ、正面にはダイニングスペースを配置しており、動線が短く家事が楽になる作りになっています。

リビングは吹き抜けになっており開放感があり、空間がより広く感じられる演出がされています。

建築面積21.63坪(71.51㎡)
延床面積20.97坪(69.35㎡)
1F面積20.97坪(69.35㎡)

屋根付きのアウトドアリビングのある平屋

間取りは1LDK+FR(フリールーム)+WIC、延床面積20.21坪の平屋の間取り図です。

多目的に使える屋根付きのアウトドアリビングが備えられています。収納は4帖の大型WICを設置。一ヶ所に纏めて収納が出来ます。

小さい平屋ではプライバシーの確保が難題だったりしますがフリールームがある事で一人の時間を過ごせる部屋も持つ事が出来ます。

建築面積24.17坪(79.93㎡)
延床面積20.21坪(66.83㎡)
1F面積20.21坪(66.83㎡)

1LDK+ファミリールームのある23.37坪の二階建て

玄関には大型のシューズクローゼットがあり靴以外にもアウトドア用品やベビーカー、三輪車もしまえる広さです。

玄関ホールが広く二階にはファミリールームもあります。その為、来客の多い家庭などにピッタリの間取りです。

また二階は廊下をつくらない事で各部屋のサイズを最大限広く作る事が出来ており、各部屋にはクローゼットが2つ用意されて収納力もバッチリです。

建築面積14.20坪(46.95㎡)
延床面積23.37坪(77.26㎡)
1F面積13.54坪(44.79㎡)
2F面積9.82坪(32.47㎡)

家事動線の優れた3LDKの二階建て

延床面積25坪 3LDKの間取り図です。一階キッチンに並んで洗面室・浴室が配置されています。また洗面室からはホールへも移動が可能で回遊動線がとられており家事が楽になる間取りです。

そしてキッチンのすぐ横にはダイニングスペースを配置。出来た料理もすぐに運べ、後片付けも楽ちんです。また料理をしながらでも洗濯等も出来る家事効率が良い作りとなっています。

二階は3部屋を確保。ホールにはデッドスペースを有効活用したデスクスペースもあります。家事動線や収納も考えられる暮らしやすい間取りです。

建築面積14.75坪(48.77㎡)
延床面積25.18坪(83.26㎡)
1F面積12.67坪(41.91㎡)
2F面積12.50坪(41.35㎡)

ビルトインガレージのある小さい平屋

1LDK+FR(フリールーム)+ビルトインガレージ+アウトドアリビングとしても楽しめる屋根付きのデッキも備えた平屋です。

フリールームは引き戸が採用されており、扉を開けっ放しにする事でリビングとの繋がりが出来て、空間が広くなり開放感が得られる作りとなっています。

延床面積は26坪とコンパクトながらも楽しめる空間が盛りだくさんのお家時間がより楽しくなりそうな間取りです。

建築面積30.16坪(99.73㎡)
延床面積26.61坪(87.99㎡)
1F面積26.61坪(87.99㎡)

24坪の平屋の建築実例

片流れと切妻の屋根を組み合わせ、グレー×ダークブラウンのシックなツートーンでまとめられた落ち着いた感じの外観です。

スウェーデンハウスぽさがあまりないデザインですが、施主さんが「スウェーデンハウスの性能に惹かれたが、デザインはあまり好みではない」という理由でこのような外観に仕上げられたようです。

シンプルながらもこだわりが詰まった素敵なデザインとなっています。

延床面積24.57坪(81.23㎡)

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スウェーデンハウスで建てる小さい家の価格相場

スウェーデンハウスの坪単価は80万円~100万円位です。HMの中でもハイコストな位置づけとなります。

大手HMの坪単価が高い理由はいろいろとありますが、スウェーデンハウスの主な理由は建設資材や設備などをスウェーデンから輸入しているからだと思われます。

坪単価はHMの中でもハイコストですが、8年連続でお客様満足度総合1位を獲得しているようにコストに見合っただけのリターンも期待出来るHMです。

ちなみに坪単価は大きい家に比べると小さい家の方が割高になる傾向にあります。

それは、延床面積が小さくてもキッチンや浴室、トイレなどの水廻りを含む住宅設備は大きい家と同じように必要で、水廻りなどの設備が居室よりも建築費用が高めなので小さい家は坪単価が割高になります。

◦スウェーデンハウスで建てる小さい家の価格相場

坪数本体価格建築総額
20坪1,600万円~2,000万円2,000万円~2,500万円
25坪2,000万円~2,500万円2,500万円~3,125万円
30坪2,400万円~3,000万円3,000万円~3,750万円
※本体価格に付帯工事費や諸経費分20%~30%程度をプラスした金額が建築総額になります。
※坪単価は家の仕様など条件により異なるのであくまで参考程度にお考え下さい。

スウェーデンハウスの施主ブログ(20坪~25坪)

これから家づくりを行う方にとても参考になるのでスウェーデンハウスで20坪~25坪位のお家を建てた施主さんのブログを3つほどご紹介しておきます。

スウェーデンハウスで小さいおうち建てます

参照ブログ

約20坪の素敵なお家を建てられた施主さんにより建築ブログです。

家を建てようと思ったきっかけやスウェーデンハウスに出会うまで、宿泊体験や打ち合わせの様子、住んでみた感想なども書かれています。

☆橙☆スウェーデンハウスで建てる21坪の小さな家

参照ブログ

約21坪の素敵なお家を建てられた施主さんにより建築ブログです。

一条工務店と最終的に迷われていますが、スウェーデンハウスに決めた理由やこだわった間取りのポイントや採用した設備や内装について書かれています。

25坪の平家を建ててみた

参照ブログ

約25坪の素敵なお家を建てられた施主さんにより建築ブログです。

スウェーデンハウスを選んだ理由や価格を下げた方法、着工後の様子や住んでみて感じた後悔、残念だったポイントなども紹介されています。

出来るだけ価格を抑えて良い家を建てるコツは?

車や時計、家電などを買う時には価格やデザイン、性能を比較すると思いますがマイホームを購入する時も"比較"する事が何より大切です。

同じ位の価格帯のハウスメーカーでも標準仕様での性能や設備のグレードは異なります。またデザインや保証内容も異なります。

その為、複数の会社からカタログを取り寄せ比較する必要があります。カタログには標準仕様でのスペック値や画像も豊富に載っているので分かりやすく比較が出来ます。

カタログ等を見て候補を4~5社程度まで絞った後は必ず相見積もりを行いましょう。

注文住宅には「定価」という概念がないので、複数社から見積もりを貰う事で始めて適正価格が見えてきますし、同じ条件で見積もりを貰う事でどこの会社が価格を抑えて建てる事が出来るのかが分かります。

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小さい家を建てるメリット

一般的な広さの家よりも小さい家を建てる時にどういったメリットがあるのかご紹介していきます。

初期費用を抑えられる

小さい家は施工面積も狭くなるので資材を使う量が少なくて済み、かかる手間も工期も減ります。その為、建築費用を安く抑える事が出来ます。

土地も広い土地を必要としないので土地の購入費用を抑える事が出来ます。地価の高い都心部などはかなり大きなメリットです。

建築費用と土地の購入費用を抑えられるので住宅ローンの借入額も少額に抑える事が出来ます。毎月の返済負担を抑える事で他の事へお金を回しやすくなります。

ランニングコストも抑えられる

補修工事などメンテナンスが必要になった時にも、小さい家は施工範囲が狭いのでメンテナンス費用を抑えられます。また家が小さい事で冷暖房効率も良くなり光熱費も抑えられます。

更に、土地も建物も小さいので評価額が抑えられ、毎年発生する固定資産税の額も抑えられます。

住宅の性能や設備のグレードを上げやすい

小さい家は建築費用や土地代、ランニングコスト等が抑えられるのでその分を住宅性能や設備のアップグレード費に回しやすくなります。

一般的な広さで建てると予算的に設備のグレードを抑える必要があるが、サイズを小さくする事で高グレードの設備を採用出来るという理由で小さい家を選ばれる方も多くいます。

住環境が良くなりやすい

土地を探す時に一般的な広さを有する土地は駅から離れたエリアに多く、また価格的にも難しい為駅近エリアを候補から外して探す事が多々あります。

小さい家の場合は、土地も小さくて平気で価格面も抑えられるので駅近のエリアも候補に入れる事が出来ます。

土地を探す時の選択肢が広がる事でより好条件の土地を見つけやすくなります。

また敷地に対して小さい家の場合であれば隣家との距離を一定に保つ事が出来るので採光や通風が良くなる効果も期待出来ます。駐車場やお庭を広く確保する事も可能です。

掃除が楽

延床面積が小さいので掃除機やモップ掛けが楽になります。部屋数も少なく窓の枚数なども少なくなるので窓掃除なども楽になります。

小さい家の方が家の中をキレイに保ちやすいというメリットがあります。

小さい家の注意点

小さい家の注意点には以下のような事があります。

収納力が不足しがち

小さい家は収納力が不足しがちです。収納力は住まいへの満足度に大きく関係しており、収納力の足りない家では住まいへの満足度は低くなります。

その為、収納力をきちんと確保する必要がありますが、過度に設けても住居スペースが削られより狭くなってしまいますので小さい家の収納は適材適所適量を心がけましょう。

例えば布団をしまう収納は奥行きがあり寝室にあると便利です。掃除機のようによく使うものは奥行きの浅い収納の方が取り出しやすく便利に使えます。

しまう場所も、しまうモノをメインで使用する近くにあれば使う度に取りに行く手間が省けるので楽になります。

また適量である事も大切なので、設計する前に荷物の総量を把握して何をドコにしまうのか具体的に考えておきましょう。大きな荷物はどの位のサイズなのか測っておくと良いでしょう。

ライフスタイルの変化に対応し辛い

パートナーが出来たり、子供が生まれて世帯人数が増えたり、ペットを飼う事になったり、キャンプなど荷物が増える趣味にハマったり、今よりも広いスペースが必要になった時に元々余裕のある広さではないので対応が難しいといったデメリットがあります。

住み始めてからより広いスペースが必要になった時には増改築など大掛かりなリフォームを行わなければならない可能性もあります。

設備や家具・家電の選択肢が狭まる

大きな設備や家具・家電を置くと部屋がより狭く感じられるのでコンパクトなものを選ぶか、もしくは置かないという選択も必要になってきます。

例えば、食器洗い乾燥機は便利ですがコンパクトなキッチンには組み込む余裕がないかもしれません。浴室もあまり広い浴槽は置けずコンパクトサイズにする必要があったり、トイレは省スペースで良いタンクレストイレにする必要があったりします。

家具・家電に関してもリビングに大きなソファやドラム式洗濯機、大容量の冷蔵庫などがサイズ的に置けない事もあり得ます。

小さい家は各部屋のサイズも小さくなるので設備や家具・家電の選択肢が狭まる可能性があります。

間取りの難易度が高い

一般的な広さの家の間取りをそのままの形でコンパクトにしただけでは窮屈さを感じたり、動線が悪く生活のし辛い間取りになります。

小さい家の場合は省ける箇所は省いたり、省スペースですむ箇所は極力省スペースにしたり、反対に広めに確保するとこは余裕をもって確保したりとメリハリをつける必要があります。

またデッドスペースを作らない、出来てしまっても有効活用する、狭いなかでもきちんと動線を考慮する等、小さい家に合った間取り作成が重要です。

その為、小さい家を希望する時はカタログ等で過去の建築実例などを確認し小さい家の施工実績が豊富な住宅会社を選ぶようにしましょう。

出来るだけ良い間取りで家を建てる方法

自分に合ったオンリーワンな間取りで家を建てるには、条件や希望に沿って作って貰った間取りプランをより多く見比べる事です。

1社2社だけの間取りプランでは、その間取りが本当にベストなプランなのか対象が少なすぎて比較が出来ません。同じ条件で作成してもらった出来るだけ多くの間取りプランを見比べる事で始めて自分に合った最適な間取りが見えてきます。

複数社から間取りプランを集めると、A社とB社とC社の良いとこ取りをしたハイブリッド間取りなんかも作る事が出来ます。

家づくりにおいて間取りはとても大切なポイントとなるので必ず複数社から間取りプランを貰い比較・検討をするようにしましょう。

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小さい家に取り入れたい間取り

小さい家の間取りで重要視したいのが、限られた面積を最大限有効活用する事です。「出来るだけ広く、そして無駄なく使う。」この2点が大切になってきます。

この2点を上手に活かすおすすめの間取りをご紹介します。

廊下を極力減らす

移動のためだけの廊下は極力減らして、その分を各部屋や収納用のスペースに充てた方が暮らしやすい間取りとなります。廊下を無くす事で動線が短くなり家事効率がUPする効果も見込めます。

どうしても削れない二階ホールなどは造作家具で収納棚を作ったり、カウンターを設置しシンプルなワークスペースとしたり通路+収納など二つの機能を持たせることで限られた床面積を有効活用する事が出来ます。

間仕切り壁を減らす

間仕切り壁が少ない方が空間同士の繋がりが出来て部屋が広くなります。その為部屋数は少ない方が間仕切り壁もドア数も少なくてすみ、その分広く作れます。

二部屋欲しい時も大きな一部屋を作り可動式のパーテションなどで区切って利用した方がライフスタイルの変化にも対応がしやすいので便利です。

また生活スタイルの変化や世帯人数の減少によってダイニングで食事をとらない方も増えてきています。ダイニングよりもリビングテーブルで食事をする機会の多い方はダイニングのスペースは不要です。

ダイニングテーブルを置くスペースを削る事が出来るので、その分キッチンやリビングを広げる事が出来ます。

引き戸を採用する

一般的な広さの家は開き戸が多く採用されますが、開き戸は開閉の為のスペースを必要とするので、小さい家には戸を真横にスライドするだけでよい引き戸の方が部屋を広く使えて向いています。

引き戸であれば戸を開けっぱなしにしておいても邪魔にならず、開けっ放しにする事で空間が繋がるので部屋が広く感じられ開放感も上がります。

より開放感を得られるハイドアを検討するのも良いでしょう。

天井までの高さを持つハイドアはより開放感が得られると共にスタイリッシュな空間に見える効果もあります。

ただし一般的なドアよりもコストが高くなる事や壁と異なるカラーの場合は存在感があるので逆に圧迫感を与えてしまう可能性もあります。

また引き戸は開き戸に比べると気密性や遮音性が低い事や、スライドした側の壁にコンセントやスイッチ類が取付できないといったデメリットもあるので注意しておきましょう。

二階建ての場合リビング階段がおすすめ

階段を置くためだけのスペースも小さい家では勿体なく感じます。その為、リビングなどの広い部屋と兼用させる事で階段専用のスペースを設ける必要がなくなります。

ただしリビング階段は通常のリビングよりも空間が広くなるので冷暖房効率は悪くなってしまいます。その為、リビング階段を採用する時は断熱性能を気にしておきましょう。

スケルトン階段を採用する

一般的な階段よりも圧迫感を感じずに開放感のある空間を演出する事ができます。採光や風通しにも優れていますので吹き抜けとの相性も良いです。

ただし通常の階段に比べると設置費用がかかる事や、段板の間の垂直部分を塞ぐ板(蹴込み板)がないので子供が落下する危険性、ペットが怖がり上り下りが出来ない可能性などもあります。

吹き抜けを採用する

吹き抜けを付ける事で視覚的に広く感じられ開放的な空間をつくる事が出来ます。平屋の場合は勾配天井で天井高を確保する事でリビングがより広がります。

吹き抜けや勾配天井を利用して天井高を確保する時には天窓や高窓を設置する事で採光にも優れた家になります。

周辺環境によっては一階の窓から光を取り入れるのが難しい場合でも吹き抜けを付ける事で自然光が十分に入る明るい家になります。

ただしリビング階段同様に吹き抜けを採用する事で空間が広がるので冷暖房効率は下がります。断熱性能は高めておきましょう。

【ポイント】横の空間・縦の空間の繋がりを意識する

小さい家を出来るだけ広く使うには横の空間・縦の空間の繋がりを意識する事が大切です。間仕切り壁を減らしたり、引き戸にする事で横の空間の繋がりを作り、リビング階段や吹き抜け等で縦の空間の繋がりを作ります。

他にも階層の中間に設けるスキップフロアも空間を区切らずに縦の繋がりも出来るので小さい家におすすめです。

リビングを他の床面よりも一段下げるダウンフロアも空間が広く感じられますが小さい家の場合はダウンフロアの段差が邪魔をして家具を自由に移動出来ないなどの注意点もあります。

また地下室をつくる事も居住スペースを増やす意味では有効ですが、地下室の建築費用は地上に同じ大きさの部屋を作る時の倍以上かかるので十分な検討が必要です。

ロフトや小屋裏を付ける

小さい家は収納不足になりがちだったり、希望の部屋数を確保出来なかったりします。そんな時に役に立つのがロフトや小屋裏です。

ロフト・小屋裏は以下の条件を満たせば床面積に含まれないので容積率を気にする事なく付ける事が出来ます。

・ロフトの床面積はロフトのある階の床面積の1/2未満である事
・天井の高さが1.4m以下である事
・電話やTV、ネットのジャックが無い事
・ロフトの床の仕上げは畳、絨毯、カーペット等にしない事等

収納スペースとしては勿論、天窓を付けて室内干しの出来るスペースとしたり子供の遊び場としたり多目的に利用できるので部屋数の限られる小さい家に向いています。

デッドスースを有効活用する

小さい家はデッドスペースをそのままにせず有効活用する事が大切です。例えば、階段下の空間を収納スペースやワークスペースとしたり、壁面収納を作ったり、床下収納を設けたりするのが効果的です。

ベッドの下や冷蔵庫の横、家具とのすき間などデッドスペースになりそうな空間も、キャスター付きの棚やサイズに合う収納ボックスを設置したり、サイズに合わせて造作家具を作りムダを作らない間取りを心がけましょう。

内装カラーや家具で部屋を広く見せる工夫

内装に使われるカラーによっても部屋の印象は変わります。カラーの明度が高いと広く感じられるので小さい家の内装カラーは白やアイボリーといった淡い色使いがおすすめです。

また背の低い家具だと視線を遮られないので空間が広く感じられます。カーテンの取付位置を高くする事でも部屋が広く感じられるのでおすすめです。

お店などでもよく使われている、鏡に部屋を写す事で奥行きを出し部屋が広く感じられる鏡マジックも有効的だったりします。

まとめ

スウェーデンハウスの20坪~25坪前後の間取りや建築実例の紹介、小さい家のメリットや注意点、取り入れたい間取りなどを紹介してきましたが如何だったでしょうか。

家は大きければ大きい程良いという訳でもありません。ただし、小さい家には小さい家なりのデメリットも幾つかありますので建てる時にはその点に注意しておきましょう。

間取りの作成も難易度が上がるので、小さい家を建てる時にはカタログ等に載ってある施工事例を確認して、小さい家の施工実績が豊富な住宅会社を選ぶようにしましょう。

素敵なマイホームづくりを応援しています。

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そうならない為に、家づくり計画を進める時には『住宅会社の人間ではない、中立な立場の家づくりの専門家』に相談をする事を強くおすすめします。

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この記事を書いた人
管理人
管理人

資格:宅地建物取引士(東京都宅地建物取引業協会認定)
経歴:不動産・住宅業界約10年
元ハウスメーカー勤務。現在は家づくり関連の情報サイトを複数手掛けるWEBディレクター
不動産・住宅業界10年以上の経験を活かし、注文住宅に関する"分からない事"を解消できるようにこのサイトを作成しました。