たったの3分で!?理想の間取りを見つける1番簡単な方法

2020-03-062022-10-31

注文住宅で建てた方が、建てた家に満足をしているのか、それとも不満を感じているのかは、間取りの出来悪しが大きく関わっています。

下図は2019年に住まいのプロに出会えるマッチングサービスを運営しているSUVACO（スバコ）株式会社が住まいに関するアンケートを行った調査結果です。

・現在の住まいの満足度に対する理由

良い点・悪い点ともに間取りが上位にきている事が分かります。

つまり、自分の思い描く理想の間取りで家を建てられた方は住まいに対する満足度も高く、反対に間取りが悪い家を建てられた方は住まいに対しても不満をかかえている割合が多い事が分かります。

住まいへの満足度は間取りにかかっていると言っても過言ではありません。

また、住みよい家のポイントとして多く挙げられているのは「満足のゆく収納スペース」「立地に合った設備」「家事動線の良い間取り」です。

設備に関しては断熱性能が低いと満足度は大きく下がります。

収納スペースは、家族が増えたり物が増えたりして収納スペースが足りなくなってくると満足度は下がります。家事動線の悪い間取りもストレスが溜まり満足度はあがりません。

理想的な間取りで家を建てる事が、住みよい家にする為の大事なポイントという事です。

この記事では、満足度の高い家を注文住宅で建てる為に必要な“理想の間取り"を簡単に見つける方法を紹介していきたいと思います。

家事動線を意識しながら収納スペースも十分に確保し、そこにあなたのこだわりも詰め込んだ、あなただけの理想の間取りを見つけ素敵な家づくりを成功させましょう。

あなただけの理想の間取り

“理想の間取り"と言っても人によりソレは変わってくると思います。

何よりも家事動線の良い間取りが理想である方。家中どこからでも中庭が眺められる間取りが理想の方。安心して子育てが出来る間取りが理想の方。

人それぞれに理想の間取りが違ってきます。

『家事動線』と『収納』そこに自分のこだわりもプラスされた“あなたにとっての理想の間取り"で家づくりを進めれば大満足が得られる事でしょう。

下記に条件ごとでの理想の間取りの1例を紹介致します。

家事がしやすい家にしたい

・条件に沿った理想の間取り図

キッチンの横に食品などを収納できるパントリーを設置。またキッチンから家事室、ランドリースペース、洗面室、浴室までが一直線になっています。

ランドリースペースに直結したサンルームでは、雨の日でも洗濯物を干す事ができます。

無駄な動きがなくスムーズに家事を進める事ができる間取りです。

中庭のある平屋住宅

・条件に沿った理想の間取り図

各部屋から中庭が眺められる作りになっており、見通しがよく明るい雰囲気になります。ペット用のスペースにする場合にも安心出来ます。

部屋の中、そして玄関横にも収納スペースを設置。和室も確保された間取りです。

安心して子育てできるリビング

・条件に沿った理想の間取り図

子供の遊び場として使える畳スペースやウッドデッキがキッチン・リビングからでも見渡せる作りになっています。

またキッチンとダイニングを並べる事により家事動線も意識された間取りです。

物置きは玄関と併設し、子どもの遊び道具や自転車もしまえるようになっています。

あなただけの理想の間取りの見つけ方

実は、紹介した3つの間取りはタウンライフの間取りプラン作成サービスを利用したときの提案例です。

理想の間取りの1番簡単な見つけ方は間取りプラン作成サービスを利用し、条件に沿った間取りをプロに作ってもらう事です。

「こういう家にしたい」という、自分の希望を記入して依頼を出すだけで複数社から間取りプランが貰えます。

複数社から貰う事ができるので、自分と1番合う住宅メーカーも見つける事が出来ます。

複数社から集める重要性

注文住宅で建てる方の多くはネットで資料・カタログ請求を行いますが、その時に気を付けておきたいポイントは必ず複数社（出来れば6社以上）から資料・カタログを集める事です。

最初にあつめる資料が少ないと、あなたと合う住宅メーカーに出会える確率が低くなります。出来るだけ多くの選択肢の中から選んだ方が、良い住宅メーカーの取りこぼしも減らす事が出来ます。

相見積もりの重要性

相見積もり（複数社に見積もりを出してもらう事）も必ず行いましょう。同じ条件で金額を出して貰う事であなたの希望をする家の適正価格が見えてきます。

と、同時に最安値で建てられる住宅メーカーがどこなのかも判断する事ができます。

家を建てる費用は数千万円もする高額な為、1番高い見積もりと1番安い見積もりとでは500万円や600万円など数百万円違う事もザラにあります。

相見積もりをしなければ数百万円損をする。と言う事でもあるので住宅メーカーを決める時には必ず行いましょう。

見積もり書は値段交渉に使える場合もアリ

最終候補でA社とB社で迷っているとします。

A社の方がデザインや性能、設備etcは良いが価格はB社の方が安いとします。

A社にB社の見積もり書を見せつつ、今より値段が下がれば契約する。と値引き交渉を持ちかければ応じてくれる事も多いです。

コツは契約する直前に行う事です。

A社としてもそれまでにかけた時間や人件費そして労力が全て無駄になるのは避けたいのです。

複数社の見積もり書があれば値引き交渉の切り札としても使えるので、相見積もりは大切です。

いろいろな人の理想の間取を見てみよう

間取りプラン作成サービスに寄せられた、色々な方の家づくりの希望や条件を見てみましょう。依頼をするときの参考にもなると思います。

平屋住宅

2階建て

二世帯住宅

簡単に理想の間取りを見つける方法。まとめ。

注文住宅を検討している方でしたら、間取りにこだわりたいと思っている方が多いと思います。

自分のこだわりをふんだんに詰めつつ、住み心地の良さも考えられた理想の間取りで家づくりを行えば、大満足できる家が建てられる事でしょう。

満足度の高いお家に住む家族は、家族仲も良い。という話もありますので何度も住宅メーカーの方と話し合いを重ねて慎重に家づくりを進めていきましょう。

そうする事で納得の住まいになるはずです。