間取りの失敗例と成功例。押さえておきたいポイントは?
住まいの満足度を上げるカギは「間取り」にあります。
家づくりを検討している方やリノベーションをしたいと人と、それを叶えるプロとのマッチングサービスを運営するスバコ株式会社が行った"住まいに関するアンケート"の調査結果が下記の通りです。
現在の住まいの良い点と悪い点
順位 | 良い点 | 悪い点 |
---|---|---|
1位 | 立地・環境の良さ | 狭い |
2位 | 間取り | 古い |
3位 | 広い | 間取り |
4位 | 日当たり・採光の良さ | 収納の少なさ |
5位 | 築浅 | 寒さ |
6位 | 設備 | 日当たり・採光の良さ |
7位 | 業者との関係 | 設備 |
8位 | 妥当な価格 | 立地・環境の悪さ |
9位 | 収納の多さ | 業者との関係 |
10位 | 断熱 | 動線 |
調査の結果、良い点として間取りが2位に。悪い点として間取りが3位に。また悪い点の4位にも間取りに関係のある収納の少なさがランクインしています。
表を見る限り住宅の性能や住宅メーカーなど業者との関係よりも間取りの良し悪しが住まいへの満足度に大きく関わる事が分かります。つまり注文住宅で家を建てる時に間取りで失敗をしてしまうと、とても不満の残る家が出来てしまう。という事です。
この記事では、そんな住まいの満足度に大きく関わる間取りの様々な失敗例や成功例をご紹介したいと思います。先人たちの事例をみて気を付けておきたい点や、参考にしたい間取り、押さえておきたいポイントなども見えてくると思います。
間取りの失敗例
良くある間取りの失敗例を、実際に注文住宅で家を建てた施主さんの口コミを参考に部屋毎にご紹介したいと思います。どのような失敗を起こしやすいのかを把握しておけば、その知恵が自分の家づくりの際にきっと役に立ちます。
玄関の間取りの失敗例
ピカピカ光ってキレイだったので白色のタイルを選んだのですが、だんだんと靴のゴム跡や土や泥がついて汚らしくなってしまいました。
掃除はしているのですが落ちずらい汚れもあり…新築時のような輝きは取り戻せません。こんな事なら汚れが目立ちにくい茶色やグレーにしておけば良かったと後悔しています。
玄関の横に玄関収納を作ったのですが、その玄関収納の扉をなぜか開き戸で作ってしまいひどく後悔しています。開けるたびに玄関の靴に当たってしまいます。なぜ引き戸にしなかったのか….
土地がもともと狭かったため、玄関もあまり広く作れなかったのですが靴があまり置けないわ、傘とか雨具とか靴以外で玄関まわりに起きたいものもあまり置けないわで失敗したなと思っています。
多少無理をしてでも玄関の収納はきちんと確保しておくべきでした。
玄関の照明のスイッチの位置を微妙に失敗してしまいました。玄関で靴を履いた状態のままだと、だいぶ無理をしないと届かない位置にスイッチを設置した為、もう暗いまま脱いだり履いたりしています。
照明を付けているので要らないだろう。という結論で玄関まわりに採光用の窓を設置しなかったのですが、先日友人の家に遊びに行った時、採光用の窓があったほうが玄関が清々しい感じ、清潔感やぬくもりなども感じ、付けておいた方が良かったかなと少し思っています。
玄関収納は使い勝手もよく満足しているのですがそこに換気口も付ければ良かったと後悔しています。色々なものをしまうので臭いがこもりがちになります。
窓は付いていますが開けっぱなしにするのは防犯上良くないので24時間換気を玄関収納にも付ければ良かったと今更ながら思っています。
リビングの間取りの失敗例
うちはリビング階段なのですが冷暖房の効きがイマイチです。建てた後に気づいたのですがロールカーテンを付けたり、引き戸を付けたりする対策があるんですね。
なにも対策をしないと冷暖房の効率が悪くて常にもったいない気持ちになります。
開放的な空間が欲しかったのでリビングは吹き抜けにしました。勿論良い面もあるのですが、2階まで続く空間があるため冷房や暖房が効きづらくなります。また2階の吹き抜け部はただの空間なので、吹き抜けがなければそのスペースに小さい書斎など作れたかなと思います。
吹き抜けを考えている方はこうした部分も把握した上で検討した方が良いと思います。
今リビングには3か所、計6口のコンセント差込口があるのですが全然足りません。テレビや録画機。ゲーム機やパソコン。加湿&除湿機。家族分の携帯の充電器や掃除機用のコンセントetc…まぁ、口数は電源タップで増やせるのでまだ何とかなりますが、問題は位置です。
ソファを置くとコンセントが隠れる位置にあったり、使いづらい場所に設置してしまった為、かなり不便になっています。何をどこでどのように使うのかしっかり考えた上で配置は決めないといけませんね。
玄関入ってすぐの部屋がリビングなので、急な来客時などはリビングの生活感が玄関から丸見えになって恥ずかしいです。もう少し角度を付けたりすれば良かったです。
リビングにももう少したっぷり入る収納スペースを確保しておけば良かったと後悔しています。リビングでよくつかう掃除グッズや子供のおもちゃ、小さいごちゃちゃしたモノたち。
リビングクローゼットが無いので収納力のあるテーブルやテレビ台など収納力のある家具しか買う事ができません。
リビングは家族が集う場所なので多少無理をして広めに確保しました。せっかく広めに確保したのに子供たちは自分たちの部屋へすぐ行ってしまうし、広いためエアコンの効きがあまり良くなく、無駄なデッドスペースが増えただけになってしまいました。
キッチンの間取りの失敗例
子供が料理に興味を持ち、最近は一緒に作って楽しんでいるのですがキッチンの幅を広くとっていなかったので二人での作業はやや窮屈になります。
キッチンの幅にもう少し余裕を持たせておけば良かったかなと思っています。
キッチンで出た生ごみをそのまますぐに外に出せる勝手口を作っておけば良かったと後悔しています。買い物帰りの時にも勝手口があると買い物した食品をすぐにキッチンに運べるので便利ですよね。
我が家はデザインの格好良さに惹かれてフルフラットのオープンキッチンをつかっています。使い勝手が良い面もありますが、何も仕切りが無いので匂いがリビングなどにもすぐに広がります。あと夏場に火を使った料理をするとせっかく冷房を入れていても、部屋がぬるくなります。
仕切りがなくキッチンが丸見えなのでお客さんがいつ来ても良いように常にキッチンを綺麗にしておかないといけない面倒くささもあります。
新しい調理家電を買ったのですがコンセントの位置が悪くて使い勝手が良くありません。キッチンのコンセントの位置は高すぎても低すぎても、また使いところから遠すぎてもダメなので難しいですね。
パントリー自体は重宝しているのですがパントリーの棚の奥行きを深くしすぎて取り出しにくくなってしまいました。結局手前に置いて奥は無駄なスペースとなっています。しまう量と使い勝手も考えてつくるべきでした。
設計段階でゴミ箱を置くスペースを考慮していなかったので収納棚の前にゴミ箱を置くことになり、下の扉がゴミ箱をいちいちずらさないと開けられない事になってしまっています。カップボードの下に使う時だけスライドさせるタイプのにすれば良かったです。
トイレの間取りの失敗例
2階建て住宅でトイレは1階にのみ設置しました。寝室は2階にあるので夜トイレにおきた時1階まで降りるのが面倒なのと寝ぼけ眼に階段が危険なのと、階段の上り降りを挟むので目が覚めてしまい1度トイレに起きるとなかなか寝付けなくなります。
狭くても良いので2階にもトイレを作っておくべきでした。
トイレがリビングの隣にあるので、旦那に音が聞こえないように気にしながら毎回静かにしています。お腹を壊した時なんかが大変です。
リビングから離した位置にすれば良かったと後悔しています。
寝室の隣にトイレを設置してあるのですが家族がトイレを使う度に音で目が覚めます。隣ではなくもう少し離した位置にしておけば良かったです。
トイレに収納を作らずに失敗しました。今はツッパリ棒2本でその上に物をおいているのですが見た目も悪いですし置ける物も限られます。
きちんと扉付きの収納を作っておけば良かったです。
便利だと思いトイレの照明も人感センターにしたのですが、まだ用を足している最中に真っ暗になったりします。センサーの取付位置の問題なのか分かりませんが、トイレの照明は自動ではなく手動のほうが良いですね。
浴室・洗面所の間取りの失敗例
私が長風呂が好きなのでお風呂にテレビを付けたのですが5年で故障しました。埋め込んでいるタイプで修理にそこそこのお金がかかるので放置しています。
今は防水のタブレットを持って入っているのですが、タブレットの方が色々見れるしアプリゲームなども出来るので、初めからテレビを付ける必要がなかったです。
デザインが気に入ったので浴室の床、壁をタイル貼りにしてあるのですが目地の部分にカビが出来て、掃除が大変です。掃除がしやすくカビの出来にくい素材にすれば良かったと後悔しています。
風呂場を広く、そして大きめの窓を付けました。結果的には失敗です。冬場寒いです。浴室暖房もありますが温まるまでに時間がかかります。それに大きな窓もあるので効率が悪く、窓に結露もすごく付き窓枠にカビが発生しないか心配です。
脱いだ服をおく場所、シャンプーや洗剤、化粧水、整髪剤など浴室と脱衣所で使う物、タオルや着替え、ドライヤー、髭剃りなどなど。意外と洗面所に置くべき物が多くて収納が足りず失敗したなと思います。
洗面所の隣が風呂なので、娘が風呂に入っている間は洗面所が使えません。洗面所を広めに作っていたので、スライド式のドアで区切った脱衣スペースを設ければ良かったと後悔しています。
タオルや着替えなどはそちらの脱衣スペースにすれば洗面所ももう少しスッキリしたはずです。
洗面所に併設して部屋干しも出来る部屋を作っておくべきでした。今は洗濯し終わった服を持ってリビングを通って干しに行っているのでとても不便です。
干して畳んでそのまま収納できるスペースを確保しておけばもっと家事が楽になったと思います。
寝室の間取りの失敗例
ハウスメーカーの方にファミリークローゼットがあると便利と聞いたので衣服を1箇所に纏めて収納できるファミリークローゼットを作ったのですが、冬場は寒くてつらいです。便利は便利ですが寝室にも小さめでも良いのでクローゼットを作っておくべきでした。
私たちは0時頃には就寝するのですが、その時間、子供は部屋でゲームや音楽を聞いたりして寝室にまで音が聞こえてきて、その事でよく喧嘩になります。
真上は避けた方が良かったなと後悔しています。
東側に大きな窓のある寝室にしたのですが夏場、大きな窓から早い時間から強い日差しが入ってきます。日差しのせいで室温も上がってしまいます。
自然光で目覚めたい方は良いかもしれませんが、そうでなければ寝室の東側に窓を作らないほうが良いですね。
ベッドに寝た時ちょうど真上にダウンライトがきます。かなり眩しいです。ダウンライトの位置をもう少し考えて設置するか、調光式にしておけば良かったと後悔しています。
ベッドを置くとコンセントが隠れてしまって2穴無駄にしてしまっています。別のコンセントから延長コードで引っ張ってきて携帯の充電やスタンドライトに使っています。
ベッドの位置や高さなども考えてコンセントは配置しないといけませんね。
子供部屋の間取りの失敗例
子供部屋が2つあるのですがサイズが少し異なります。じゃんけんで決めてもらったのですが小さい方の部屋になった方はずっと根に持っています。
娘が小学生低学年の時に家を建てました。子供部屋なので娘の希望を優先して可愛いピンク柄の壁紙にしました。それから約8年。今は高校生です。壁紙が子供すぎるから変えて欲しいと先日言われました。
大きな家でない事と娘2人なので子供部屋は1部屋にしました。小学生の頃までは良かったのですが中学生の頃から部屋を分けて欲しいと言われ、結局リフォームをして部屋を2つに分けました。
子供部屋を作ったのですが、勉強をするのも遊ぶのもリビングでしています。寝る時以外はずっとリビングで過ごしているので子供部屋が寝るだけの部屋になっています。
子供専用の寝室だったらもっと狭くても良かったなと思っています。
子供部屋は明るくしようと思い2か所に窓を設置したのですが、高さのある収納棚を置くと窓が隠れてしまうので置けなくなってしまいました。
家具の設置位置を考えた上で窓の配置を決めるべきでした。
書斎の間取りの失敗例
書斎では座って作業をする事が多いので、座った時の目の高さに合わせて窓を設置し、収納棚は上に作りました。いざ普段使いしてみると収納棚が手の届かない高い位置にあるのは大分不便です。
窓と棚、位置が逆でした。
小さい部屋だからエアコン無しでも平気かなと思っていたのですが夏場は無理ですね。書斎の扉を開けっ放しにしても暑いので扇風機で風を送ってなんとか使えています。
せっかくの個室が意味ないです。エアコンは付けるべきでした。
4畳半の書斎ですが、もう少し狭くて良かったかなと思っています。その分他の部屋の面積を増やしてクローゼットを作るなり、収納スペースを他の部屋で確保すれば良かったです。
書斎は私一人しか使わないのでもっとこじんまりした広さで十分でした。
モデルハウスで見た主寝室+書斎の間取りが格好良かったのでそれを真似て作ったのですが失敗でした。嫁が寝ている時に使えない事もありますが、主寝室で子供を寝かしつけたりもするので子供が寝ている時も使えません。
家族の様子をみながら作業ができるのでリビングの一角にデスクを置いて簡易的な書斎を作ったのですが、テレワークが始まりzoomなどのリモート会議には向いていませんね。
背景を変えないと生活感が丸出しになるのと、子供たちの声やテレビのボリュームも下げてもらわないといけなかったりします。さすがに作った時にこんな状況になるとは思わなかったので、まぁ仕方ないですが、これからの方は今後リモートも増えると思いますので周囲の声が丸聞こえになる場所は避けた方が良いかもですね。
二階の間取りの失敗例
インターフォンが一階にしかない為、来客時に急いで一階まで下りないと対応が出来ません。二階にもインターフォンを付けておけば良かったと後悔しています。
リビングが二階にある間取りなのですが夏場暑いです。リビングを二階にする時には屋根の断熱をしっかりしないと夏場大変ですね。
大きめの家具を買った時に搬入が大変です。引っ越し後ソファやダイニングテーブルを買ったのですが二階にリビングがあるので搬入するのに苦労しました。
宅配物が届いた時にわざわざ1階に行くのも面倒ですね。面倒だったので最近は宅配ボックスを設置して居留守したりしています。笑
自分に合ったオンリーワンな間取りで家を建てるには、条件や希望に沿って作って貰った間取りプランをより多く見比べる事です。
1社2社だけの間取りプランでは、その間取りが本当にベストなプランなのか対象が少なすぎて比較が出来ません。同じ条件で作成してもらった出来るだけ多くの間取りプランを見比べる事で始めて自分に合った最適な間取りが見えてきます。
複数社から間取りプランを集めると、A社とB社とC社の良いとこ取りをしたハイブリッド間取りなんかも作る事が出来ます。
家づくりにおいて間取りはとても大切なポイントとなるので必ず複数社から間取りプランを貰い比較・検討をするようにしましょう。
play_circle オリジナルの間取りプランを作成する間取りの成功例
「この間取りにして良かった」という成功例を実際に注文住宅で家を建てた施主さんの口コミを参考に部屋毎にご紹介したいと思います。参考になる間取りがきっと見つかります。
玄関の間取りの成功例
玄関横にシューズクロークを作って正解でした。ブーツや長靴など大きめの靴もすっきり収納出来ますし、防災グッズや雨具、傘、虫よけスプレーなど玄関先で使うものを沢山置けるので助かっています。シューズクロークのおかげで玄関はいつも片付いている状態なので見栄えがスッキリします。
ちょっとした物が置ける玄関ニッチは便利ですね。靴履く時に鍵を置いたり、携帯置いたり。普段は花を飾ったり、その横にリードディフューザーを置いたりしているのですがそれだけでいつも玄関が良い匂いに包まれ、おしゃれな空間も演出できてとても気に入っています。
うちは玄関からでも室内からでも出入りが出来るウォークスルーの玄関収納を作りました。外履きに履き替えずに出入りが出来るので室内で使う物を収納するスペースとしても使えすごく便利です。
玄関の間取りで失敗しない為に抑えておきたいポイント
玄関の間取りで大切なポイントは「広さ」と「明るさ」です。玄関には靴以外にも、例えば車が好きな方であれば洗車道具だったり日曜大工が趣味な方はその道具だったり、ベビーカーだったり三輪車だったり、靴以外にも置きたいものがある時には、それがきちんと収納できる広さを持ったスペースが必要になります。
明るさも大切です。玄関の照明は人感センサーで自動でON/OFFが出来るタイプがおすすめです。玄関にシューズクロークなどの土間収納を設ける時には収納内にも照明を忘れずにつけましょう。換気口もあると湿気や匂いが溜まりづらくなります。
リビングの間取りの成功例
リビングに隣接して3畳ほどのウォークインクローゼットを設置したのですが使い勝手がとてもよく作って良かったと満足しています。
子供の洋服を収納したり子供が遊ぶおもちゃなども纏めて収納出来るので掃除もやりやすくなります。
風通しの良い家にしたくて南北と東西に窓を配置しました。想定通り家の中を風が通り抜けるのを肌で感じる事ができ寒い時期以外はとても爽やかな風を感じる事ができます。
リビングと隣接して引き戸の和室を作りました。子供の遊び場としてや寝かしつける場として活躍します。転んでも柔らかい畳の上なので安心です。たまにママ・パパの寝床にもなります。
引き戸なので開けるとリビングと一体化して広い空間にもなります。
リビングの間取りで失敗しない為に抑えておきたいポイント
リビングで実際につかう家具や家電を図面に書き込んで具体的に想像する事が大切です。リビングの間取りの失敗例でよくある事は「実際に生活してみたらこうだった!」という事に後から気づく事です。
書き込むときには家具や家電の大きさも図面に合わせて書き込みましょう。そうする事で使いやすいコンセントの位置や高さ、数も見えてきます。また必要な収納量も分かってきます。
またリビングは家族が1番長い時間を過ごす場所なのである程度の広さを確保したいですが他の部屋とのバランスも考えて決める必要があります。土地の広さの関係もありますし家族数や生活スタイルによって変わってきますので担当となる住宅メーカーの方にこの辺りは相談をしましょう。
キッチンの間取りの成功例
キッチンに併設してパントリーを作って成功でした。パントリー自体はそこまで大きくはないですが、それでも収納力はとてもあるので料理器具や食材などをパントリーに詰め込んでおけるのでおかげでキッチンは常に整理整頓が出来ていてとても使いやすくなっています。
収納できるタイプの食洗器なので邪魔にもならず、それに最近の食洗器はしっかり汚れも落として綺麗に洗ってくれるので家事の時短ができて大変助かっています。食洗器として使わない時も皿を置いておくスペースになったり乾燥機としても使え便利です。
以前の住まいでは壁付け型のキッチンだったのですが、新居では対面式のカウンターキッチンにしました。料理をしながらでも子供の様子が見れるので安心です。またテレビを見ながらでも出来るのでカウンターキッチンにして良かったと思います。
キッチンの間取りで失敗しない為に抑えておきたいポイント
キッチンの間取りでは実際に料理をする時の動線を考えて幅や位置を決めていきましょう。冷蔵庫から食材を取り出し、シンクで洗い、作業台でカット。それを調理してお皿に盛り付けテーブルまで運ぶ、また食事の後にはお皿を下げ、シンクで洗い乾かししまう。
この一連の動作がスムーズに行えるようにキッチン空間を設計していく必要があります。狭すぎても広すぎても使いにくいキッチンになってしまいますので、今住まわれているキッチンで実際に一連の動作を繰り返し最適な寸法を測ってみると良いです。
トイレの間取りの成功例
トイレの床と壁紙は水がしみ込まず汚れにくい壁紙にしました。また便器も汚れがつきにくいものにしたのでトレイの掃除が楽です。小さい男の子のいる家庭は、少し高くなってもトイレ内は汚れにくい素材でまとめるのがおすすめです。
当初トイレは1個あれば十分かなと思っていたのですが、営業さんの話を聞いて1階、2階両方にトイレを設置しました。営業さんの意見を素直に聞いて良かったです。
タンクで手を洗うのに抵抗があり、元々手洗い場は別に設ける予定だったのでタンクレストイレにしました。タンクが無いのでその分トイレ内が広く感じます。スッキリしており見た目的にもグッドです。
トイレの間取りで失敗しない為に抑えておきたいポイント
トイレの間取りで意識したいポイントは「広さ」「位置」「収納」です。トイレは毎日利用する場所なので狭すぎると閉鎖感を感じ無意識にストレスが溜まりがちになります。
貯水タンクと手洗器の一体型であれば1畳ほど、手洗い場を別にする場合は1.5畳程が一般的です。身体の大きな方であればもう少し余裕を持ってスペースを確保しておいた方が良いです。
もう1つのポイントは「位置」です。リビングや寝室の隣にして失敗した。という声も多く、トイレは位置も重要です。よく採用されている定番の位置は玄関横や洗面所横です。
最後にトイレ内の収納も重要です。トイレットペーパーや掃除道具、芳香剤や消臭剤など扉付きで収納できるスペースがあればトイレ内がスッキリして掃除の際も楽になります。
浴室・洗面所の間取りの成功例
あまり大きな窓だと断熱性が悪く冬寒くなりそうだったの60cm×60cm位の突き出し窓を付けました。丁度良い天気の時には外から気持ちのいい風も入ってきて心地良いです。
風呂から出る時にあけておけば換気もバッチリで湿気対策も万全です。
浴室の壁や浴槽を決める時に旦那さんはとにかく見た目で選ぼうとしていましたがなんとかそれを阻止。とにかく汚れにくい素材。汚れても汚れが落ちやすい素材。傷が付きにくい素材に重点を置いて決めました。
住み始めて約8年が経ちますがカビも汚れもなく綺麗に使えています。
娘が二人いるのですが朝身支度をする時に洗面所が混むことがよくあった為新居では洗面スペースを広く取りボウルを2連にしました。これで朝から喧嘩になったりせず余裕をもって準備が出来ています。
浴室・洗面所の間取りで失敗しない為に抑えておきたいポイント
浴室で抑えておきたいポイントは掃除のしやすさ汚れにくさ、換気が十分かどうかです。お風呂場はお家の中でも1番湿気がこもりがちでカビが発生しやすくなる場所です。
その為、カビが生えにくく掃除がしやすい床や壁、浴槽を選ぶと満足度は高くなります。十分な換気が行えているかも確認しておきましょう。換気扇だけだと換気能力が不十分だと思う時には換気用の窓もつけておいた方が良いでしょう。
洗面所は広さに余裕がある時には脱衣所と洗面所を分けると使い勝手がよくなり便利です。余裕のない時は1部屋になると思いますが収納の出来るスペースは十分に確保しておきましょう。また見落としがちな点としては洗面所や脱衣所の温度です。全館空調設備の家だと心配はいりませんが、そうでない場合は冬場洗面所や脱衣所は冷えます。
急激な温度変化は体に負担となりますので体調を崩しやすい方は洗面所や脱衣所全体を温めてくれるヒーター等の暖房器具の導入も検討しましょう。
寝室の間取りの成功例
起きて直ぐに着替える事が出来るので便利です。収納力もたっぷりありますので寝具などもしまっておけます。暑い時期や寒い時期は寝る前にウォークインクローゼットの扉を開けておけば、朝起きる頃には冷暖房でウォークインクローゼット内も適温になっているので寒い中着替えないといけない。なんて事もないので助かっています。
寝室以外は白を基調とした明るめのフローリングなのですが寝室は少し暗めなダークブランにしました。壁紙もそれに合わせて木目調の落ち着いた色合いに。シックな感じに仕上がり高級感も出て気に入っています。
うちは夫婦別で寝室をつくりました。寝室兼自分の部屋みたいな使い方をしています。私も働いているのですが出勤時間が夫とは異なるので寝室が別の方が寝る時間・起きる時間ともに気を使わないですむので楽です。夫のうるさいいびきからも解放されグッスリ眠れています。
寝室の間取りで失敗しない為に抑えておきたいポイント
良い寝室とは良質な睡眠のとれる寝室の事です。その為、寝室の間取りで抑えておきたいポイントは睡眠を阻害するような要因からきちんと守られているかを確認する事です。確認しておきたい主なポイントは3つです。
1つ目は「音」です。他の部屋からの音や車など外部からの騒音の影響を受け難いか。2つ目は「光」です。太陽光や車のヘッドライトなどが差し込まないレイアウトか。3つ目は「空気環境」です。臭いやチリ・ホコリなどに汚染されない空気環境かです。
子供部屋の間取りの成功例
子供部屋を可動式の壁で仕切りました。まだ今は小さいので大きな1部屋として一緒に使っています。思春期頃になると自分の部屋が欲しいと言い出すと思うので、その時は間仕切りを入れて2部屋にしようと思っています。
勉強や宿題ができるスペースはリビングに作りました。子供部屋はあえて作りませんでした。私も嫁も実家に子供部屋の無い家で育ち、グレたりする事もなくお互いに親との関係も良好です。
子供部屋を作らない分、リビングを広々とり居心地の良い場所にしています。
制服やバッグ・鞄。部活動で使う衣類や道具。ゲーム機やマンガなど小学生から中学生にあがり息子の持ち物も増えてきていますが収納スペースを広めに確保していたのでわりと綺麗に片付けが出来ています。掃除機もかけやすいですし子供部屋の収納だけで足りているのでリビングが息子の物で散らかる事もありません。広めに作っておいて正解でした。
子供部屋の間取りで失敗しない為に抑えておきたいポイント
子供部屋を作る時にあまりおすすめしない間取りを何点かご紹介したいと思います。①.広すぎる部屋、鍵付きのドア ②.収納が少なく片付かない ③.天井が低い(圧迫感がある) ④.夏暑く冬寒い(勉強しづらい環境)
⑤.交通量の多い道路に面している(空気汚染、窓を開けられない、眠れない)⑥.リビングなどを通らず玄関から直接2階へ上がれる(出入りが分からない)
これらの間取りは子供とコミュニケーション不足になりやすかったり成績が伸びずらい間取りと言われています。子供部屋を計画する時には広さや収納、室内環境、将来等も考え計画をする事が大切です。
書斎の間取りの成功例
2畳と広くはないですが自分だけの空間があるのは良いですね。夫婦喧嘩をした後の逃げ場としても使えますし、最近はテレワークの場としても活躍しているので作っておいて良かったです。
物置としても使ってる書斎ですがエアコンを付けておいて良かったと思っています。特に夏場は暑すぎてエアコンを付けないと何も出来ないです。1番小さくてシンプルなエアコンで十分なので書斎を考えている方は絶対に付けておいた方が良いですよ。
書斎の間取りで失敗しない為に抑えておきたいポイント
書斎をつくる上で大切な事は何の目的のための書斎にするのか。という事です。仕事場やオンライン会議などもする場合には個室が向いています。家族とのコミュニケーションも取れる書斎を希望する時にはスキップフロアを利用したり、部屋のコーナーに書斎をつくるのも良いでしょう。
部屋の一部を書斎にする場合には空調を共有できるので書斎用のエアコン等の設置をしないで済むというメリットもあります。あと抑えておきたいのはコンセントの位置と数です。必要なコンセントの個数を計算した上で計画をたてましょう。
二階の間取りの成功例
宅配業者の方が来た時にも急いで1階に降りる必要が無いので便利です。
元々は吹き抜けリビングを考えていたのですが、吹き抜けをつくると2階の居住スペースが減るのと冷暖房の効率が下がるのが最終的なネックとなり止めました。元々吹き抜けだった部分をウォークインクローゼットにしました。こちらの方が実用的ですね。
我が家は2階リビングなのですが天井を高くとる事ができるので開放感が凄く、日当たりも風通しも良いので居心地も良いです。バルコニーを併設しておりバルコニーでBBQや焼肉、魚を焼いたり、子供たちに好評な出店感を演出できる焼きそば&たこ焼きパーティーなど、煙が出て室内ではしにくい事も出来、キッチンから食材や調理器具を運ぶのも片づけるのも楽チンなので2階リビングもいいものですよ。
間取りの失敗ランキング
各部屋毎の失敗以外にどういった所で「この間取り失敗したなあ」と感じやすいのかをランキング形式でご紹介したいと思います。
間取り失敗ランキング
順位 | 失敗した間取り |
---|---|
1位 | 収納の失敗 |
2位 | 広さの失敗 |
3位 | 配線の失敗 |
4位 | 温度・湿度の失敗 |
5位 | 動線の失敗 |
6位 | 音・臭いの失敗 |
7位 | 視線・明るさの失敗 |
1位:収納の失敗例
収納スペースはそこそこ広いのですが、出入口の間口を広く作っていなかったので大きな荷物を出し入れする時が不便です。外側両開きの折り畳み式ドアにすれば良かったです。
ウォークインクローゼットのような大きな収納スペースではないので照明を付けずとも大丈夫かなと思っていたのですが、奥の方が暗くてほとんど見えず使いずらいです。
2段パイプのクローゼットにしたのですが、下の段のパイプの位置が低くて丈の長い服をかけると床に触れてしまいます。きちんと何をしまうのか計算をして取り付け位置を決めるべきでした。
抑えておきたいポイント
収納したいモノに合った高さ・幅・奥行きになっているのかを確認しましょう。お布団や寝具や季節家電をしまう場合は奥行きがある収納が使いやすいですが、普段使いするモノをしまう場所は奥行きがない方が使いやすかったりもします。
掃除機のようによく使う物の、よく使う場所の近くにそれを収納できるスペースが確保されているかも大切です。また家族が増えたりするとモノは増えます。将来も見越して収納スペースは確保しておきましょう。
2位:広さの失敗例
ソファや棚、テーブル・椅子、テレビ台など実際に家具や家電を設置すると空いているスペースがあまりなく余裕のないリビングになってしまいました。もっとスペースを確保すれば良かったです。
玄関横に土間収納を作ったのですが断捨離を行った結果ガラガラの収納スペースに。こんな事でしたら収納部分を減らして部屋を広くした方が有意義に使えました。
新築時にはまだ小さい息子一人だったのですが、今は息子が二人。成長して体も大きくなり今では手狭に感じます。親と子供が住む広さ。という考えよりも大人○人が住む広さ。と考えて家の広さを決めれば良かったと今更ながら後悔しています。
抑えておきたいポイント
図面に実際に使う家具を書き込みましょう。ダイニングテーブルの場合、椅子を書き込むこともお忘れなく。また椅子は引いて座るので椅子背後にもスペースが必要になります。人と人がすれ違うことの多い部分は最低でも90cm位は幅がある方が使いやすいです。
また将来家族が増える事、子供が独立した後、子供の成長も視野に入れて考える必要があります。後々でも簡単に部屋の広さを変えられる可動間仕切りが人気です。
3位:配線の失敗例
リビングの照明スイッチをリビングの扉を開けた裏の隠れる位置に設置してしまい後悔しています。扉の開閉も考えて位置決めをするべきでした。
特に思うのは掃除機をかける時です。リビング・ダイニング・キッチンと一気に掃除機がけをしたいのですがコンセントの位置が悪く届きません。掃除はほぼ毎日行う事なのでコンセントの抜き差しが地味に面倒になってきます。
こういう事が出来ると知らなかったです。今は無線を使っていますが部屋によっては電波が入りにくい場所があります。無線だと通信状態が不安定になる事もあるので全室LAN配線の工事を知っておけば絶対やっていました。
抑えておきたいポイント
使用予定の家具・家電を図面に書き込みましょう。使う場所も重要ですが、使う位置(高さ)も重要です。必要な数のコンセントがあるか、使いやすい高さにコンセントがあるか確認を行いましょう。
また帰宅した時に使う玄関の照明スイッチや就寝時に使う寝室の照明スイッチが使いやすい位置にあるかも確認をしましょう。寝室のスイッチはベッドから手の届く範囲にあると便利です。
4位:温度・湿度の失敗例
吹き抜けのリビングにして、リビング自体も広めに作ったが冷暖房効率が悪くて失敗。開放感よりも快適さを重視すれば良かったと後悔しています。
断熱性を考えて窓の数を少なくしました。断熱性は上がったと思いますが風通しが悪くて熱のこもりやすい場所は蒸し暑く、ジメジメした感じになってしまった。適度に配置しないとダメですね。
高気密高断熱にこだわっていなかったので夏は暑いし冬は寒いし、それに冷暖房の電気代もかかるしで良い事ありません。最初にお金をケチらずにもっと性能を上げておけば良かったと後悔しています。
抑えておきたいポイント
吹き抜けやオープンな空間の場所は広さに適した冷暖房器具が設置されているか、また家自体の気密・断熱性能が低すぎていないかも確認をしましょう。
熱や湿気がこもりがちな場所はきちんと換気の行える環境になっているかどうか、夏の日差しが強く差し込む所の軒の出が深い設計になっているかどうかも大切です。
5位:動線の失敗例
洗濯機を置いてある洗面所から、洗濯物を干すバルコニーまでが遠くて失敗しました。洗濯機は1階、バルコニーは2階なので毎回階段の上り下りをしないといけなくかなり面倒です。
リビングを通って洗面所にいく間取りなのですが小さい子供が汚れてかえってきた時にもリビングを通らないと洗面所にいけないので失敗しました。汚れた服をすぐ脱げ、手洗いも出来るように玄関から直結できる動線にすれば良かったです。
キッチンとご飯を食べるダイニングが離れているので料理を運ぶの、そして後片付けが若干の手間がかかります。コップを出し忘れていたりお茶や醤油などを出し忘れた時にいちいちキッチンまで行くのも面倒なので、もっと近くに設置すれば良かったと思っています。
抑えておきたいポイント
朝起きてから夜寝るまでの行動動線を図面に書き出す事が大切です。また平日と休日とでは動線も異なると思いますのでそれも考慮しておきましょう。
特に気を付けておきたい動線は毎日行う料理・食事に関する動線。頻度の高い家事(洗濯物や掃除)の動線がきちんと考えられた間取りになっているのか考える必要があります。
6位:音・臭いの失敗
ベッドをベストな位置に置くとベランダの室外機のすぐ近くになってしまい、機械音がうすさくてなかなか眠れず。仕方なくベッドを離した位置に置いています。
リビングのすぐ横にトイレのある間取りなのですが、トイレに入った時の音が気になります。また旦那がトイレ後の扉を閉めない事が多く臭いもリビングまで入ってきそうで、トレイの場所に失敗したなと思っています。
親との二世帯住宅で私たち子世帯は2階を使っています。親が寝るのが早く、その時間はまだ私も息子たちも起きており生活音でしばしば揉める事があります。親の寝室の位置をもっと考えて間取りをつくれば良かったと後悔しています。
抑えておきたいポイント
機械音や排水音など音の出る箇所を図面に印をつけてすぐ隣に寝室がないか確認をしましょう。また2階建ての場合には各フロアを重ねてみて確認をする事も大切です。寝室の真上に子供部屋が配置されていないか等チェックしておきましょう。
7位:視線・明るさの失敗
玄関が通りに面しており出入りする時に視線が気になります。玄関ポーチをつくり視界を遮るか、玄関の位置を側面にすれば良かったな思っています。
予算的な問題で外構はあまりこだわりませんでした。フェンス的なものも無いのでリビングのカーテンを開けたら外から家の中が丸見えになってしまいます。防犯上も良くないと思うので、フェンスを付けるリフォームを検討しています。
階段と玄関には窓を設置しませんでした。窓から入る光がないので日中でも暗くどんよりしています。風通しも悪いので爽やかさもありません。
抑えておきたいポイント
道路から見えやすい場所に大きな窓や玄関がないか確認をしましょう。図面に外から室内に入る視線を書き込んでみると分かりやすいです。家の中でも玄関から脱衣所が見えたりしないか注意しておきましょう。
明るさに関しては日の入る方角なども考慮し、また採光、断熱性、眺めなど優先順位に沿った大きさ、要望に合った形状の窓を選んでいるか確認をおこないましょう。
取り入れたい人気の間取りランキング
2020年に株式会社リクルート住まいカンパニーが注文住宅を検討している方を対象に行った『取り入れたい人気の間取りランキング』は下記の通りです。
順位 | 取り入れたい間取り | 前年順位 |
---|---|---|
1位 | ウォークインクローゼット | 1位(-) |
2位 | カウンターキッチン | 2位(-) |
3位 | パントリー | 4位(↑) |
4位 | シューズクローク | 3位(↓) |
5位 | 室内干しスペース | 5位(-) |
6位 | アイランドキッチン | 7位(↑) |
7位 | 畳コーナー | 6位(↓) |
8位 | オープンなLDK | 9位(↑) |
9位 | ゆっくり入浴できる広い浴室 | 8位(↓) |
10位 | 階段下収納 | 10位(-) |
11位 | 回遊動線 | 12位(↑) |
12位 | ウッドデッキ | 11位(↓) |
13位 | 吹き抜け | 13位(-) |
14位 | 高い天井高 | 15位(↑) |
15位 | バリアフリー対策 | 14位(↓) |
16位 | 書斎 | 16位(-) |
17位 | 広いテラス・バルコニー | 18位(↑) |
18位 | リビング学習コーナー | 17位(↓) |
19位 | 2階リビング | 19位(-) |
20位 | スキップフロア | 20位(-) |
収納に関する間取りがランキング上位を占めている事が分かります。上位のランキングは全国を対象とした結果ですが首都圏だけで見た場合には「ウッドデッキ」「高い天井高」「広いテラス・バルコニー」「吹き抜け」の人気が増加しています。
恐らくコロナによる外出自粛等の影響で「野外・開放感」を自宅でも感じられる間取りを検討する人が増えたからだと考えられます。今後はコロナ前に比べるとテレワークをする方が増え、書斎の人気が高くなるかもしれません。2021年度版が発表されたら更新しておきたいと思います。
【まとめ】失敗しない間取りにするには?
部屋毎での間取りの失敗例や失敗しやすい間取り例、そしてそれぞれの抑えておきたいポイント等を紹介してきましたが如何だったでしょうか。
失敗しやすい間取りは事前に対処法を知っておく事で対策が出来る事が多いです。何に、何処に気を付けて間取りを決めていけば良いのか分かっていればきっと満足度の高い素敵なマイホームが建てられます。
後は気になる点や知りたい事がある時にすぐに家づくりのプロに質問ができる環境を整えておく事も間取りで失敗しない為には大切なポイントです。独学も良いですがプロに協力してもらった方が効率良く色々と学べます。分からない事は直接聞いた方が解決も早いですし正確性も高いのでおすすめです。
注文住宅を検討されている方はそういった環境を整える目的+複数社の比較・検討が行える資料一括請求サービスを利用するのが良いでしょう。
リクルート住まいカンパニーが行った2020年度の注文住宅動向・トレンド調査でも検討者の3人に1人が自宅で住宅の検討ができる資料・カタログを送付して貰った。と回答をしています。
利用理由のトップ3は『落ち着いて検討ができるから』『移動等の労力が少ないから』『時間の都合がつきやすいから』となっています。
確かにこのトップ3も大きなメリットですが、先ほど記載した『家づくりのプロに何でも直ぐに聞ける環境が整う』というのも本当に大きなメリットですよ。例えば全く同じ質問を複数の担当に聞いてみて、それに対する返答の速さや仕方や伝え方、答え方などで対応力や知識量、誠実度なども分かってくるので便利に使えます。
ちなみに注文住宅動向・トレンド調査には利用した際の満足度も載っているのですが利用して良かったが79.5%。どちらとも言えないが17.6%。良くなかったが2.9%という結果になっています。
カタログを取り寄せるのは無料で出来ますし、電話連絡を懸念している方は備考欄に「連絡はメールでお願いします」等、住宅会社への対応の仕方もお願いが出来るので気軽に利用してみては如何ですか。
素敵なマイホームづくりを応援しています。
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メリット | デメリット |
---|---|
間取りプラン+見積書が貰える | 家づくりの希望・要望がある程度固まっていないと、どういう家を希望しているのか分からないので間取りプランが送られてこない事もある。 |
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メリット | デメリット |
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とにかく簡単 | 間取りプランは貰え無い |
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