【平屋の間取り】2LDK,3LDK,4LDK/東玄関.家事動線の良い間取り
ワンフロアで生活が完結する暮らしやすさや、耐震性能を確保しやすい構造による安心さから幅広い層に人気の平屋住宅。
そんな平屋の中でも人気の高い"東玄関"の間取りにピックアップして、2LDK,3LDK,4LDKの家事動線の良い東玄関の間取りをいくつかご紹介致します。
また、家事動線の良い平屋間取りの作成に定評のあるハウスメーカーや東玄関で注意しておくべきポイントなどもあわせてご紹介していきます。
2LDK,3LDK,4LDK/東玄関の平屋の間取り
2LDK,3LDK,4LDK別に家事動線の良い東玄関の平屋の間取りをご紹介していきます。
2LDK(東玄関)の間取り
玄関入って正面にキッチン、トイレ、浴室の水回りが纏められており家事もしやすい間取りです。
リビング横にはフリールームが設けられており、例えば置き畳を敷けば簡易的な畳の間としても使用する事が出来ます。
主寝室には大容量のWICもあり、リビングから繋がる多目的に利用出来るルーフデッキがあるのも嬉しいポイントです。
間取り | 2LDK |
延床面積 | 24.22坪(80.07㎡) |
玄関までのアプローチに付けたスロープや、全部屋のドアを引き戸としたり、車いすでも通りやすい廊下幅など年を重ねた後も楽に暮らせるバリアフリー配慮の間取りとなっています。
主寝室を中心にLDKと水回りを回遊できる動線やWICと脱衣室を隣接させ洗濯の負担を軽減した配置などもよく考えられています。
LDKに繋がる洋室は両開きの引き戸を開ける事でリビングと一体的に使う事も出来ます。
間取り | 2LDK |
建築面積 | 26.93坪(89.04㎡) |
延床面積 | 26.86坪(88.80㎡) |
テラスを間取りの中心に配置したコの字型の間取りです。玄関には2帖のシューズクローゼットは完備されておりベビーカーや趣味の道具などもしまっておけます。
洗面所と脱衣室は扉で仕切られており、家族の誰かが入浴中でも気兼ねなく洗面所を使用する事ができます。
キッチン裏の3帖の食品庫や主寝室の大型クローゼットなど収納力も考えられた間取りです。
間取り | 2LDK |
延床面積 | 28.42坪(93.98㎡) |
3LDK(東玄関)の間取り
和室をはさんでファミリースペースとプライベートスペースは配置した間取りです。
リビングと和室に繋がった幅のある広い縁側は中庭を眺めたり、天気の良い日にはひなたぼっこをしたり出来る癒しの空間です。
キッチンには何かと使い勝手の良い勝手口も付けられています。
間取り | 3LDK |
延床面積 | 27坪(89.26㎡) |
玄関入り広い土間スペースが特徴的な間取りです。広い土間にはベビーカーや自転車なども置けます。来客時にはリビングを通さずに和室にお通しする事も可能です。
LDKが間取りの中心にあり、リビングから各部屋へ行けるようになっています。
Aの箇所に配置されたロフトや屋上庭園など、縦の空間も上手に活用してある平屋の間取りです。
間取り | 3LDK |
延床面積 | 35.69坪(118.00㎡) |
リビングが吹き抜けとなっており、また和室(ハーフ収納)と土間収納の上に設けた1.5階の洋室など縦の空間を上手に活用した間取りです。
空間が拡がり解放感が得られると同時に1.5階部分は収納用のロフトとしてや子供部屋としてなど多目的に使用できます。
水回りはキッチン背後に纏められており家事効率を高める動線となっています。
間取り | 3LDK |
延床面積 | 38.9坪(128.76㎡) |
4LDK(東玄関)の間取り
LDから全ての部屋へ直接行けるコンパクトにまとまった動線で移動も家事も楽になる間取りです。
2部屋ある子供部屋は将来的に間仕切りを外して大きな1部屋としても使用できる可変性の高いつくりとなっています。
玄関横の和室はリビングを通らずにも行けるので来客時などにも重宝します。
間取り | 4LDK |
延床面積 | 32.06坪(105.99㎡) |
LDKは広々22.0帖。大開口の窓でさらに開放感が上がり、空間の広がりをより感じられます。
デッドスペースとなりがちな廊下には収納棚が備えられており無駄のない作りです。
脱衣洗面室とキッチンが横並びで家事効率が上がり、パントリーとしても衣類収納としても使えるスペースが間にある事で使い勝手もよくなります。
間取り | 4LDK |
延床面積 | 34.8坪(114.91㎡) |
LDKと和室が一体となっており広々としたリビングが家族のくつろぎ空間となっています。
左右どちらからでも通れるアイランドキッチンを採用しておりキッチン回りの動線もよくなっています。
また、洗面所とは別にランドリールームが設けられており、その横にはファミリークローゼットもあるので洗う⇒干す⇒しまうの一連の動作がラクに出来る間取りです。
間取り | 4LDK |
敷地面積 | 121.7坪(402.52㎡) |
延床面積 | 39.3坪(130.01㎡) |
2LDK,3LDK,4LDKの家事動線の良い間取り作成を得意とするHM
平屋はワンフロアで生活が完結するので2階建てに比べると生活がしやすいですが、どんな間取りでも生活がしやすいかと言ったらそうではありません。
各部屋の配置位置やバランスで動線が悪くなったり、縦・横の空間を有効活用できているかどうかで使いやすさや開放感が変わってきます。
自分達のライフスタイルにも合い、生活のしやすい間取りを見つけるには、平屋の間取りを得意とするHM(ハウスメーカー)の参考間取りプランを見て、アイデアを頂戴するのがおすすめです。
以下に、平屋の間取りを得意としているハウスメーカーを幾つかご紹介致します。
スウェーデンハウス
北欧風のおしゃれなデザイン、そして高断熱・高気密の性能に優れた木造住宅を得意とするハウスメーカーです。
ゆとりある天井高(2.7m)や間仕切りの少ない大空間も可能な構造、屋根付きアウトドアリビング「ルフトデッキ」などが魅力的な全24プランから選んでアレンジするセミオーダーの北欧平屋プラン「レットナード」が注目を集めています。
本体価格 | 2,625万円~ (延床面積35坪の場合) |
坪単価 | 75.0万円~100.0万円 |
工法 | その他 |
詳細 | スウェーデンハウスの平屋カタログ |
一条工務店
「家は性能」のキャッチコピー通り、住宅性能が業界でトップクラスに高いハウスメーカーです。室内側のガラスに防犯合わせガラスを採用しており防犯面を意識したい平屋への対策もバッチリです。
家族が笑顔で繋がる空間づくりやラクが生まれる生活動線、伸びやかで開放的な室内設計など、高い住宅性能はそのままに暮らしやすい理想の平屋を提供してくれます。
本体価格 | 1,750万円~ (延床面積35坪の場合) |
坪単価 | 50.0万円~60.0万円 |
工法 | ツーバイフォー・ツーバイシックス工法 |
詳細 | 一条工務店の平屋カタログ |
アキュラホーム
高気密・高断熱・高耐震な家を完全自由設計でお求めやすい価格で建てる事が出来るハウスメーカーです。全国の住宅メーカー人気会社ランキング2ヶ月連続でNo.1に輝いています。(2023年4・5月/LIFULL HOME’S調べ)
天井高2.8mの開放的な空間や高性能な「超空間の平屋」を始め、「ふたり暮らしの平屋」「二世帯の平屋」「趣味を楽しむ平屋」「和風建築の平屋」「木の温もりを感じる平屋」など、ライフスタイルや要望に沿った平屋プランの提案をしてくれます。
本体価格 | 1,676万円〜 (延床面積35坪の場合) |
坪単価 | 47.9万円〜150.0万円 |
工法 | 木造軸組(在来)工法 |
詳細 | アキュラホームの平屋カタログ |
ミサワホーム
木材の枠組みに合板を張ったパネルを工場で予め生産し現場で組み立てる木質系プレハブ工法を採用しているハウスメーカーです。断熱性や気密性に優れている特徴があります。
「CENTURY Stylepro HIRAYA」「Granlink HIRAYA」「SMART STYLE「A」」「HIRAYA」など多様な商品があり、ライフスタイルに合った平屋住宅を提案してくれます。
本体価格 | 2,450万円~ (延床面積35坪の場合) |
坪単価 | 70.0万円~120.0万円 |
工法 | 木質系プレハブ工法 |
詳細 | ミサワホームの平屋カタログ |
ヤマト住建
高性能で広くて安い、そして長寿命で資産価値の高い家づくりを追求するハウスメーカーです。一般財団法人省エネルギー主催の省エネ大賞で最高位の「経済産業大臣賞」を受賞するなど省エネ性に優れた家づくりを得意としています。
建物の中心に土間を配置したプランや中庭付きのプラン、ホビーデッキのあるプラン、ペットも心地よく暮らせる平屋やガレージ付きの平屋など数多くの平屋プランがあり充実しています。
本体価格 | 2,107万円〜 (延床面積35坪の場合) |
坪単価 | 60.2万円~67.9万円 |
工法 | 木造軸組(在来)工法 |
詳細 | ヤマト住建の平屋カタログ |
アイ工務店
2010年の設立から13年間、住宅会社売上高成長率第1位(東京商工リサーチ調べ"対象期間:2010年度~2022年度")を記録した今勢いのあるハウスメーカーです。
家族の思い描く夢をカタチにできる自由設計や、長期優良住宅仕様・住宅性能評価8項目で最高等級に対応する技術力、高耐震・高耐風・高耐久・高気密・高断熱など、安全で快適な住まいを適正価格で提供してくれます。
本体価格 | 1,750万円~ (延床面積35坪の場合) |
坪単価 | 50.0万円~65.0万円 |
工法 | 木造軸組(在来)工法 |
詳細 | アイ工務店の平屋カタログ |
住友林業
質の高い自然素材を使った家づくりなど木へのこだわりと高い技術力を持ったハウスメーカーです。
「フラットにつながる」「内と外がつながる」「大空間を楽しむ」「生活動線」「環境にやさしい平屋」こうした平屋の魅力を存分に楽しめるグランドライフが人気商品となっています。
本体価格 | 2,625万円~ (延床面積35坪の場合) |
坪単価 | 75.0万円~100.0万円 |
工法 | 木造軸組(在来)工法 |
詳細 | 住友林業の平屋カタログ |
トヨタホーム
工場生産による品質の安定性や耐震性、耐久性に優れた鉄骨ラーメン構造、広々とした大空間も確保出来るワイドスパン工法などが特徴的です。
立体で考える自由設計や外と繋げる内外一体空間、各室が繋がるワンフロア設計、いつでも快適な空調設計などトレンドを詰め込んだ「いまの平屋」づくりを得意とします。規格住宅「Since LQ」であればコスパ良く建てられます。
本体価格 | 2,450万円~ (延床面積35坪の場合) |
坪単価 | 70.0万円~110.0万円 |
工法 | 鉄骨系プレハブ工法 |
詳細 | トヨタホームの平屋カタログ |
タマホーム
2022年度注文住宅新設着工棟数全国3位に輝く良コスパで人気のハウスメーカーです。低価格ながらも標準仕様で価格以上のクオリティを持つ住宅設備を採用。
暮らしやすさが隅々まで行き届いたこだわりを演出できる平屋住宅を手掛けます。看板商品である「大安心の家」の平屋も人気ですが、標準でビルトインガレージ付きの平屋「GALLERIART」も平屋を検討されている方におすすめ商品です。
本体価格 | 1,632万円〜1,894万円 (延床面積35坪の場合) |
坪単価 | 46.7万円~54.1万円 |
工法 | 木造軸組(在来)工法 |
詳細 | タマホームの平屋カタログ |
2LDK,3LDK,4LDKの平屋の広さ
2LDK,3LDK,4LDKの間取りに適した平屋の広さはどの位あればよいのかをご紹介していきます。
2LDKの家の広さは20坪~28坪程度
2LDKの平屋の間取りを作る時に家の広さは20坪~28坪(約66.1㎡~92.6㎡)位あるのが理想的です。
28坪の2LDKであれば部屋もゆとりのある広さを確保出来ますが、部屋数が少ないので個人用の部屋を確保しにくいといった欠点があります。
2LDKの平屋は2人~3人暮らしに適した間取りです。
3LDKの家の広さは26坪~32坪程度
3LDKの平屋の間取りを作る時に家の広さは26坪~32坪(約86.0㎡~105.8㎡)位あるのが理想的です。
32坪であれば収納スペースも十分に確保が出来て、各居室もゆとりのある広さを確保する事が出来ます。
3LDKの平屋は3人~4人暮らしに適した間取りです。
4LDKの家の広さは30坪~38坪程度
4LDKの平屋の間取りを作る時に家の広さは30坪~38坪(約99.2㎡~125.6㎡)位あるのが理想的です。
38坪であればゆとりのある広さを確保する事が出来、部屋数も多いので書斎や趣味の部屋などプライベートルームも確保しやすくなります。
4LDKの平屋は4人~5人暮らしに適した間取りです。
注意点
理想の広さより狭い床面積でも希望の間取りを作る事は可能ですが各居室が狭くなったり、家族の寛ぐリビングが狭くなったり、収納スペースが不十分になったり使い勝手が悪くなってしまう可能性があります。
床面積が小さくても部屋数を確保したいという時には、部屋同士を間仕切り壁で仕切らずに大きな1部屋を作って、パーテンションなどで区切って2部屋として利用するのもアリです。
小屋裏部屋やロフトを作る事で部屋数を増やすのも有効です。
収納スペースとしても利用できるのでコンパクトな平屋の場合は縦の空間を有効活用しましょう。
東玄関の間取りの良い点と注意すべきポイント
東玄関の間取りの良い点(メリット)と注意すべきポイント(デメリット)をご紹介していきます。
また東玄関以外の方角につくる玄関についてのメリット&デメリットも紹介しておきたいと思います。
東玄関の間取りの良い点
◦日当たりの良い南側に中庭やリビングを配置できる
◦中庭やリビングのプライバシーを守りやすい
◦朝スッキリした気持ちで家を出る事ができる
◦家相的にも良いとされている
日当たりの良い南側に中庭やリビングを配置できる
東玄関にする事で、日差しがよく入る日当たりの良い南側にリビングやバルコニー、中庭を配置する事が出来ます。バルコニーを設置する事で洗濯物が乾きやすくなります。
日が入りやすい南側を有効に利用できる事がメリットの1つです。
中庭やリビングのプライバシーを守りやすい
玄関を配置する場所は基本的に道路に一番近い場所になります。その為、東玄関だと東側に道路がある事が多いです。
この場合、南側に配置したリビングや中庭には外からの視線が届きにくくなるのでプライバシーを守りやすいといったメリットがあります。
朝スッキリした気持ちで家を出る事ができる
東は太陽が昇る方向なので午前中の日当たりが良く、気持ちの良い朝日を浴びながら出勤や登校する事ができます。
午前中は日の光で玄関も明るいので玄関を片付けたり掃除をするのにむ向いています。
家相的にも良いとされている
東は太陽が昇る方角で、太陽の光を効率よく家の中に取り込む事が出来るので縁起が良いと言われています。
東玄関の間取りで注意すべきポイント
◦朝の日差しがまぶしい
◦他の方角に配置された寝室やリビングで朝日を浴びる事が出来ない
朝の日差しがまぶしい
東玄関は朝日が差し込む事がメリットでもありますが人によってはそれがデメリットとも感じます。
特に夏場は日差しが強くなるので朝から眩しいと感じるとデメリットとなってしまいます。
日差しを弱めるために玄関ポーチに庇や屋根をつけたり、植栽をして木々の葉っぱで日差しを遮るなども効果的です。
他の方角に配置された寝室やリビングで朝日を浴びる事が出来ない
東側玄関の場合、リビングや寝室は他の方角に配置される事が多くなります。
「朝日と共に目覚めたい」「朝日を浴びながら朝食を食べたい」と思っている方にとってはデメリットとなります。
西玄関のメリット&デメリット
■メリット
◦日差しの入る南側に中庭やリビングを配置できる
◦西日によって玄関まわりがジメジメしにくい
■デメリット
◦強い西日により玄関ドアや外壁が劣化しやすい
◦風水的にはあまり良くないとされている。
南玄関のメリット&デメリット
■メリット
◦日当たりが良く玄関が明るい
◦冬場でも暖かくなりやすい
◦植物が育ちやすい
■デメリット
◦夏場は暑くなりすぎる可能性
◦玄関ドアなどの建具が劣化しやすい
◦外からの視線の対策が必要
北玄関のメリット&デメリット
■メリット
◦日差しが少ないので夏場は涼しい
◦直射日光のあたる時間が少ないので玄関ドアなどの劣化が少ない
■デメリット
◦日差しが少ないので特に冬場は寒い
◦日差しが少ないので玄関が暗くなりがち
平屋に取り入れたい人気の間取り
平屋に相性の良い間取りや、人気の間取り、平屋の生活がより便利になる間取りなどをご紹介致します。
勾配天井を利用して開放感のある空間に
2階建てだと1階の天井は平らにせざるを得ませんが、平屋であれば上階がないので屋根を斜めにして、その形状を活かした設計を楽しむ事が出来ます。
例えば、片流れ屋根など勾配のある屋根に合わせて斜めに作られた勾配天井にすれば天井高を確保でき開放感のある空間にする事が出来ます。
また、天窓を設置する事で採光を確保する事も出来ます。
もしくは、天井の中央部分を周囲よりも1段高く仕上げる折り上げ天井も開放感を出したい方にはおすすめです。
こうした演出を加える事でリビングがより開放的になり広く感じられます。
LDKを中心に配置し各部屋へ直接行ける間取り
LDKを間取りの中央に配置して、LDKから各居室へ直接移動ができる間取りも人気です。
廊下をつくらない事でその分のスペースを各居室へ振り分ける事が出来るので、各部屋ゆとりのある広さを確保しやすくなります。
動線がコンパクトになることで生活がしやすくなり、LDKが中心にある事で家族が自然と顔を合わせやすくなりコミュニケーションが増える間取りです。
リビングから続くウッドデッキ
リビングの床と高さを揃えて、段差を無くしたウッドデッキ・テラスを設ける間取りも人気です。
リビングと同じ高さにする事で内と外の繋がりが出来て空間が広く感じられます。大開口の窓を付ける事で開放感も高まります。
段差もないためつまづく心配も無く、子供達が遊ぶスペースとしてやBBQを楽しむ場として、洗濯物を干したりと多目的に利用できます。
ビルトインガレージを取り入れる
ガレージの上階は床冷えする、振動や騒音が上の階に伝わるといったデメリットを軽減出来るので平屋にビルトインガレージを取り入れる間取りも人気です。
雨の日でも濡れる事なく家から直接乗り降りできるビルトインガレージは荷物の出し入れもしやすく便利ですし、見た目もインパクトがありカッコイイ平屋になります。
ただし、20坪台の平屋の場合でガレージまでつけるとなると居住スペースが更に狭まる事になるので注意しておきましょう。ビルトインガレージを付けるなら30坪以上は欲しいところです。
中庭を取り入れる
平屋は周辺環境の影響や構造的に採光や風通しを確保するのが難しくなる事があります。
中庭を取り入れる事で十分な採光も得られ風通しも良くなり住環境の改善が期待出来ます。
中庭は外から遮られたプライベートな空間なので使い勝手も良く、人気の間取りの一つです。
ロフトで+αの空間を確保する
ロフトを作る事で縦の空間を有効利用する事が出来ます。ロフトは大容量の収納スペースとしても活躍するのであると大変便利です。
ちなみにロフトとみなされる主な要件は以下の通りです。
面積:ロフトのある階の床面積の1/2未満
高さ:1.4m以下
開口部:出入り口以外の開口部は面積の1/20以下
設備:コンセントは1ヶ所(TVやNETのジャックは設置不可) 等
ロフトとみなされた場合、ロフトの床面積は延床面積から除外され固定資産税の課税対象面積からも除外されます。
太陽光パネルの設置
同じ延床面積の2階建てと比べると平屋の方が屋根の面積は広くなります。その為、多くのパネルを設置する事が出来るので平屋は太陽光発電との相性が良いです。
また2階建てよりもメンテナンスがしやすい事や、パネルが直射日光を遮ってくれるので夏場、屋根から伝わる熱を軽減してくれるといった効果も期待出来ます。
ただし、日照時間の少ない地域や北向きの屋根の場合には発電量が少なくなるので注意が必要です。太陽光パネルを設置するのに一番向いているのは南向きの屋根です。
平屋は周辺の建物の影響を受けやすい事も考慮しておきましょう。
まとめ
2LDK,3LDK,4LDKの東玄関で参考になる平屋の間取りや、家事動線の良い間取り作成を得意とするHM(ハウスメーカー)をご紹介してきましたが如何だったでしょうか。
生活のしやすい平屋と言えど間取りの良し悪しで満足度は大きく変わります。生活のしやすい間取りで建てるには、平屋を得意としているHMが提案する間取りプランを色々と見比べて良いアイデアを吸収していくのが1番です。
どこのHMが良いのか?どういった間取りが良いのか?など、まずは比較することから始めてみましょう。
素敵なマイホームづくりを応援しています。
平屋を建てるならこの会社
\平屋プランの詳細が載ったカタログが貰えます/
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