実例から学ぶ!注文住宅で失敗も後悔もしない為の3ポイント

2019-10-17

お家の購入にはとても大きなお金が必要になってきます。

お金だけではなく、土地探しから着工、完成まで考えると期間も1年以上かかる場合もあります。

その為、絶対に失敗や後悔はしたくないですよね?

では、注文住宅で失敗も後悔もしない為に行わなければいけない事とは何か?

それは『学ぶ』事です。

1番ためになるのは、実際に注文住宅で家を建てた方々の失敗談や後悔してあるポイントが綴られたブログを読む事です。

実体験から学ぶ事はとても多く、住宅メーカーとのトラブルや住んでみて初めて気づく点等、リアルな声が聞けるのでとても参考になります。

それらリアルな声が聞ける、注文住宅での失敗談や後悔ポイントが書かれたブログを当サイトでまとめた記事がありますのでご紹介しておきます。

新築注文住宅での失敗談や後悔ポイントが綴られたブログまとめ

新築注文住宅での失敗談や後悔ポイントが綴られたブログを読んで、どのような事で失敗をしたのか、また後悔をしているのかを把握する事が大事です。

それを教訓とする事で、失敗も後悔もしない家作りに1歩近づけるのです。

では、この記事では何をお伝えするのかと言うと、

先人達の失敗談や後悔ポイントから学び、どのような事に、どういった風に気を付ければ良いのかを具体的に説明していきたいと思います。

この記事を読むことによって、どういった失敗や後悔ポイントが多いのか、またそれらの改善策も見えてきます。

注文住宅で失敗も後悔もしない為にも今の内に学んでおきましょう!

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注文住宅で失敗しない!後悔もしない為に気をつけるべきポイント

「家は3回建ててはじめて満足ができる」

なんて言葉がある通り、後々になって失敗や後悔するポイントが出やすいものなんです。

なので、最初に学ぶ事が非常に大切です。

注文住宅で家を建てた先人達は、どのような事で失敗や後悔をしたのか。

そして、どうすれば改善が出来るのか。

事前に知っておけば、初めての家作りでもきっと満足出来る家を作れると思っています。

では、具体的にどのような点で失敗と感じたのか、後悔をしたのかを記載していきたいと思います。

「間取り」の失敗事例

暮らしの快適さを左右する間取りですが、間取りの設計は当然住む前には済ませてあります。

その為、いざ住んでみると不便に思ったり、不要なスペースが出来てしまったりと、失敗や後悔する事が多い項目です。

収納が広すぎる、狭すぎる。使いづらい。

『奥行きのある収納にしたが、手前のスペースが無駄になった』

『形が合わず市販の収納ボックスが置けない』

等、収納はとにかく広ければ何かしらに使えるだろうと考え、設計する方がいます。

収納は、具体的に何をしまうのかをイメージしながら設計をする事が大切です。

幅や奥行きを坪数ではなくメートルで記入し、現在の住まいと比べて十分かどうかも検討しましょう。

またモノを使う場所から収納する場所まで近いか等の、動線も気にしながら設計すると良いでしょう。

部屋が広すぎる、狭すぎる。

『必要以上に広過ぎてデッドスペースが出来てしまった』

『広すぎて空調の効率が悪い』

等、部屋は広すぎても後悔をするポイントになります。

広すぎるとクーラーの効きが悪かったり、吹き抜けにすると暖房の温かい空気が上へ逃げ、温まりずらかったりする事もあります。

引き戸など移動できる仕切りを設置すれば、クーラーの風を無駄にはしません。

吹き抜けの場合は床暖房を入れる等をすれば快適になるでしょう。

設計の時点で、実際に置くであろう家具や家電を図面に書き込んで広さを確認することも大切です。

ドアを開けた状態で、家具・家電を設置しても余裕があるか、

洗濯機から、洗濯物を干す場所までスムーズに移動が出来るか、広さは十分か等も確認しましょう。

コンセントの設置場所と数

『TVがこんな場所にしか設置できなくなった』

『コンセントの数が足りなくて、無理やりコードを伸ばしてる』

等、コンセントは小さくても生活への影響力は大きいです。

どこでどんな家電を使うのかをイメージする事が大切です。

帰宅したときや、就寝時に都合のいい場所に電気のスイッチがあるか、リビングを掃除するときに、掃除機用のコンセントが届く範囲にあるか等

設置予定の家具、家電に必要数のコンセントがあるかも考えておきましょう。

窓の数や大きさ、設置場所

『光が入らなくて、昼間でも暗い』

『大きな窓で、外の人の視線が気になってカーテンを開けられない』

等、窓の設置場所によっては部屋が暗くなったり、逆に明るくなりすぎたりします。

また開放的なリビングにしたくて、窓を大きくしたが、向かいの住人や外の人の視線が気になる。なんて事にもなります。

図面に光の入り方を書きこんだり、窓の位置を調整することが大切です。

大きな窓が通りに面する場合は、外構に目隠し用のフェンスを設置するなども効果的です。

音の伝わり

『寝室の真上がフローリングの子供部屋で、子供が騒いで寝れない』

『道路側に寝室を設置して失敗した』

等、生活をしていく上で気になるのは室内・室外の音です。

食洗機や洗濯機の稼働音、外の車の音や、テレビの音、室内の足音など、音の発生源と配置を意識するのが大切です。

図面に、音の出る箇所をチェックして1階と2階を重ねてみましょう。

交通量や人通りの多い道路沿いに寝室が配置されていないかも確認しましょう。

ドアの設置場所

『来客のたびに台所が丸見えになる』

『玄関のドアを開けるとすぐにリビングのドア』

等、図面を見ながら平面で考えると、思わず見落としがちな目線。視線。

玄関のドアとリビングのドアが一直線上にある為、来客時にリビングのドアが開いていると、生活が丸見えになってしまう等がおこっていまいます。

設計時点で、図面のなかに自分が入った時をイメージしながら、視界を想像しましょう。

また、図面に外からの視線等も書き込んで、外からどう見えているのかも想像しましょう。

「間取り」での失敗を減らすために、これらの事を頭に入れ、住宅メーカーと入念な打ち合わせを何度も行う事が大切です。

「土地」の失敗事例

間取りの失敗はまだ、リフォームで後々直す事も可能ですが、土地は失敗したからといって、直ぐに買い換える事は難しいです。

土地購入の失敗は、間取りよりも精神的に大きく凹む事が多いので、土地探しは慎重に行いましょう。

十分な広さが確保できない

『建ぺい率や容積率のせいで、思ったより狭い家になった』

『庭や駐車場のスペースが確保できなかった』

土地探しの失敗例で1番多いのがこの事例です。

土地にはそれぞれ、建ぺい率や容積率が決まっていて、それにより建てられる家の大きさが決まります。

他にも高さ制限等もある為、最初に想像していたよりも小さい家しか建てられないパターンがあります。

土地を探す際は、家を建ててもらう住宅メーカーを事前に見つけておき、一緒に相談しながら検討することをおすすめします。

土地から相談できる住宅メーカーはこちらから探す事ができますので、参考にしてください。

土地探しの協力もしてくれるハウスメーカー

予算オーバー

『地盤調査の結果、補強工事が必要と判明した』

『傾斜地のため、別途工事費が発生した』

土地探しの失敗例で2番目に多いのがこの事例です。

自分の希望とする家を建てるには、土地代とは別に追加で工事費用が発生してしまい、結果予算オーバーになるケースです。

こういった地質や土地の形状の見極めは素人には難しいところです。

住宅の建築を依頼する会社の専門家に同行してもらう事が必要です。

騒音問題

『こんなにうるさいなんて知らなかった』

土地の見学の時には静かな雰囲気で良いな。と思っていた場所が、平日は交通量が多くてうるさかったり、

近くに学校があり、通学時間は子供達の騒ぎ声が聞こえたりと平日と休日とでは雰囲気が変わってくる場所もあります。

他にも工場が近くにあり、平日は作業音が大きかったりする場合もあります。

土地を決める前には、時間帯別や平日・休日別で周辺の音を確認するようにしましょう。

駅までの時間

『駅まで徒歩10分と聞いていたが、実際はもっと遠い』

不動産の広告等で表示されている駅までの徒歩時間は、信号等は考慮されていません。

単純に80m/分で算出された時間です。

実際に自分の足で歩いて測る事が大切です。

騒音問題と同様に、朝の通勤時間帯や夜とでは様子が変わる事もあります。

1回歩いただけでは分からない事もあるので気をつけましょう。

太陽の角度

『西日が入ってきてすごく眩しい』

『隣の建て物の影にすっぽり家が入ってしまっている』

太陽の角度も考えておきましょう。

太陽は夏と冬とでは、50度も角度が違ってきます。

夏場の下見で、日当たり良好と思っていた土地でも冬になると周囲の建て物の影になってしまう、なんて事もあります。

土地探しの時に、太陽の角度も意識して探す事が大切です。

「土地」の失敗を減らすためには、土地探しの段階から家を建てて貰う住宅メーカーに協力してもらう事が1番です。

建築のプロに入ってもらう事によって、十分な広さが確保できない失敗や予算オーバーの失敗等、個人では事前に防ぐ事が難しい失敗をクリアしてくれます。

その為、『土地探し』と家を建ててもらう『住宅メーカー』探しは同時に行った方が都合が良いです。

「住宅メーカー」の失敗事例

不具合を伝えた時の対応が悪い

『電話になかなか出ない、直ぐに対応して貰えない』

『住んでいる時に、工事中の不具合を見つけ、電話をかけたが対応が凄く悪く不快だった。』

保証の範囲内ではないので有料になると言われた。

等、担当の対応が悪い失敗談をよく聞きます。

※住宅メーカー(工務店・ハウスメーカー)選びで失敗しない方法は下記に記しておきます。

建築をお願いしていた工務店がつぶれてしまった

『家を建ててもらった工務店が、その後倒産した』

『アフターケアとかはどうなるの?どこに相談すれば良いの』

家を建てている最中でも、建てた後でも、依頼をした会社が倒産をする危険性はあります。

大手ハウスメーカーだとその可能性は低いですが、地域密着型の工務店では、起こりうる問題です。

建てた会社がなくなると、万が一売却や貸す時に資産価値も落ちてしまいます。

アフターサービス・長期保証の内容に不満

『細かく確認しなかったこちらも悪いが、保証の詳細な内容を契約後に知った』

『アフターサービスで対応して貰えると思っていた事が、保証外だった』

等、アフターサービスや長期保証に対する失敗談や後悔している事もわりと多く聞きます。

建築を依頼する住宅メーカーにより、アフターサービスや長期保証の内容は違いますので、契約前にきちんと確認を行いましょう。

比較、検討をせず何となく知名度で選ぶ

『CMでよく見る会社だから、何となくで選んでしまった』

『契約後にいろいろ調べてみて、他の会社の方が自分には合いそうだと分かったが、すでに後の祭り』

等、住宅メーカー選びをなんとなくの知名度や、自分の周囲の人達だけの意見・口コミで決めてしまう人がいがいといます。

住宅メーカーを簡単に決める事は、後々の失敗や後悔に繋がる初めの一歩になってしまいます。

必ず、複数の会社からカタログ請求を行い、自分の目で比較・検討をする事が大切です。

注文住宅メーカーの失敗も後悔もしない選び方

その①


最初に6~10社程度を目途に資料・カタログ請求を行いましょう。
2~3社程度では、比較検討のしようがありません。
6~10社程度から資料・カタログ請求を行い、自分の予算や理想に合う住宅メーカーをピックアップしましょう。

その②


その中から気に入った3~5社程度に見積もりを依頼しましょう。
見積もりも必ず複数社にして下さい。
そうしないと適正価格が分からないからです。
同じ間取りで見積もりを依頼すれば、適正価格が見えてくると思います。

その③


最終的に2~3社に絞りましょう。
ここで1社に絞りきらないのがポイントです。
2-3社にしておけば、本命の1社と話を進めている時の値下げ交渉の切り札にも使えます。
本命1社、予備1社or2社まで絞りましょう。

資料請求

ナビ子

先ずは下記より希望エリアで建築が可能な住宅メーカーを探してみましょう♪

ハウスメーカー選びで失敗しないために

誰もがハウスメーカー選びで失敗したくないと思っていますが、残念ながら失敗や後悔をする人が後を絶ちません。失敗してしまう最大の理由は比較・検討が不十分だからです。

マイホームに限らず車や高級時計を買う時にもデザインや価格、性能などを比較するのと同じように、ハウスメーカーを選ぶ時にも各社のデザインや価格、住宅性能や設備、保証制度などを比較する必要があります。

注文住宅であれば一人一人の条件が異なるので、自分にとって最適なハウスメーカーを見つける事が大切です。この作業を面倒くさがると後々になって必ず後悔するので、先ずは無料カタログで比較する事から始めてみましょう。

\予算別や人気のテーマ別からも探せます/

この記事を書いた人
管理人
管理人

資格:宅地建物取引士(東京都宅地建物取引業協会認定)
経歴:不動産・住宅業界約10年
元ハウスメーカー勤務。現在は家づくり関連の情報サイトを複数手掛けるWEBディレクター
不動産・住宅業界10年以上の経験を活かし、注文住宅に関する"分からない事"を解消できるようにこのサイトを作成しました。