住宅展示場にクオカード5000円やイベント目当てで行く時の注意点

住宅展示場ではクオカード5000円分プレゼントやヒーローショーなど様々な行きたくなる催し物が不定期で開催されています。

豪華な特典や気になるイベントに惹かれて「住宅展示場へ行ってみようかな?けど、それ目当てで行っても良いのかな?強引な営業とかされないか心配…」など思っている方も多いと思います。

そこで当記事では、クオカードやイベント目当てで行く時の注意点などを幾つかご紹介していきたいと思います。

家たてる

住宅展示場にクオカード5000円やイベント目当てで行っても良いの?

ナビ子

イベント目当ては何も問題ありません。ただクオカード5000円などの特典目的で行くのははちょっとおすすめできません。
イベント目当てと特典目当てでは何が違うのかや、それぞれの注意点などもチェックしておきましょう。

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住宅展示場へイベント目当てで行く時の注意点

住宅展示場で催されるイベントは色々な種類があります。例えば

◦子供に人気のキャラクターショー
◦豪華賞品の抽選会
◦芸能人のトークショー
◦体験教室・ふれあい体験
◦お菓子プレゼント
◦写真や似顔絵プレゼント etc…

様々なイベントがありますが、注意点は同じなのでその辺りをご説明していきます。

家づくりの計画がなければモデルハウスには入らない

住宅展示場で開催されるイベントの主催者は住宅展示場を運営している会社です。各モデルハウスのハウスメーカーではありません。

その為、モデルハウスに訪問しなくても例えばヒーローショーなどは楽しめます。

純粋にイベントだけを楽しめる時はイベントだけを楽しんで、気を遣ってモデルハウスなどには入らないようにしましょう。

正直に書く、話す

イベントによってはアンケートが必須なイベントもあります。例えば、ヒーローショーのキャラクターと握手する為にはアンケートの記入が必須だったり

豪華賞品の抽選会に参加するのはアンケート記入が必須だったりします。

モデルハウスに入ってアンケートを書かないとダメなイベント等もあります。

ただ、そんな時にはアンケート用紙やモデルハウス訪問の場合は営業担当に正直に「イベント目的で来た」と言いましょう。

家づくり計画の予定が全くないのに思わせぶりな感じでいると、営業も必死になってアピールしてきますし、後日に営業電話なども来る事があります。

それはお互いにとって何のメリットもありません。

「家を購入するかもしれないけど、今すぐではない」でも「既に家を購入しているから買う予定はない」でも、正直に言うのが大切です。

イベントを開催する事でイベンド目当ての方が増えるのは織り込み済みなので購入予定が無くても嫌な顔をされる事はありません。

アンケートを記入した時は後日DMなどが届く事はある

住所など記入した時は後日にDMが届く事はあります。

ただ、アンケート用紙に「イベント目的」「家を買う予定は無い」等ハッキリ書いていた場合は、郵送物にも費用がかかるのであまり来る事はないです。

カタログ集めは一括請求が楽
(備考欄に「検討段階なので営業等は控えて頂けると幸いです。」とか「連絡はメールでお願いします。」等、メーカー側への要望も書いておくと良いです。)

住宅展示場へクオカード目的で行く時の注意点

住宅展示場へイベント目当てとクオカード目的では明確に異なる事があります。それは主催者です。

住宅展示場で開催されるイベントは展示場を運営する会社が主催者です。クオカードが貰えるキャンペーンは、住宅展示場に出展している各ハウスメーカーが主催者である事が多いです。

アンケート記入がほぼ必須

来場特典でよく利用されるクオカードプレゼントは各ハウスメーカーが行っているキャンペーンです。

その為、そのハウスメーカーのモデルハウスに訪問してアンケートを記入する事が貰える条件となっています。

事前Web予約が条件である事も多い

予約なしでモデルハウスに訪れても特典が貰えない事があります。

最近は事前にWebからモデルハウスに訪問する日時を予約する事が条件の1つになっているので注意しておきましょう。

初訪問の方のみ対象

基本的に来場予約キャンペーンが適応されるのは初めての時だけです。

2回目以降は基本的に貰えません。

雑な対応をされる事もある

自社でキャンペーンの費用を捻出しているのでイベント目当ての時とは状況が異なります。

家を全く購入する気がないのにクオカードだけが目的で行くのはおすすめは出来ません。

それに何度も貰える特典では無いですし、来場予約特典は基本的にいつも何かしら行っています。

なので、本当に家づくりを行う時に行って貰うようにしましょう。

家づくり計画のある方は準備をしてから住宅展示場へ

コロナの影響で住宅展示場を訪れる人が減っています。

その事が影響して、最近は来場予約特典がかなり豪華になっています。

例えば住友林業は税込13,200円(Amazon販売価格)のバルミューダ電子ケトルが来場予約特典でした。(現在は終了)

タマホームではクオカード1万円分が特典となっていた時期もあります。

少し前までは、クオカード5000円分が最上級の特典だったのですが今はそれを上回る特典もちょこちょこ出てきていますので、これから家づくりを行う方は忘れずに特典をGETしましょう。

ただ、家づくり計画が無いのに行くのは論外ですが、家づくり計画があっても何の準備もせずにいきなり住宅展示場へ行くのは避けましょう。

いきなり展示場へ行ってはいけない理由

◦家づくりの情報を集める場所ではない
◦実際のポテンシャル以上に良く思えてしまう
◦良い営業マンが担当にならない可能性が高い
◦展示場にあるメーカーだけが候補になりがち

家づくりの情報を集める場所ではない

「家づくりについて何も知らないから、とりあえず勉強がてら住宅展示場へ行ってみよう」←これはNG行為です。

住宅展示場は家づくりの情報を集める場所ではありません。集客のツールであり、お客さんをその気にさせる為の場所です。

営業マンから聞ける話も自社のPRばかりなので家づくりの勉強になる事はないですし、盛った話や偏った話が多いです。

モデルハウスの仕様も見せる為の仕様&その場で打ち合わせが出来るように通常よりも広く間取りが確保されています。

設備や間取りが標準仕様ではないので、実際に建つ家のイメージとは異なります。

ハウスメーカーの雰囲気やインテリアや家具の配置・配色のアイデアなどは参考になりますが、家づくりの勉強や各社の比較などをするのはモデルハウスへ行くだけでは難しいです。

実際に建つ家をイメージするには「完成見学会」「新築見学会」「オープンハウス」など呼び方は会社により異なりますが、施主に引き渡す前の家を見学できるイベントに参加した方が良いです。

実際のポテンシャル以上に良く思えてしまう

営業マンは家を売るのが仕事なので、モデルハウスに来たお客様をその気にさせる流れは何度もロールプレイングをして特訓しています。

こういう質問をされたらこういう回答をするというQ&Aも予め頭に叩き込んでいます。

家づくりの知識が無い状態で展示場へ行くと、自分の意思とは関係なく営業マンのペースで話を進められてしまいます。

あれよあれよと次の打ち合わせの日時を決められ、話が進み、断り辛い状況が加速してそのまま契約までいく施主さんもいます。

しかも厄介な事に、営業トークを鵜呑みにするとそのハウスメーカーの実際のポテンシャル以上に良く思えてきます。

そうなると他のハウスメーカーと比較をする事を辞めてしまうので注意が必要です。

良い営業マンが担当にならない可能性が高い

モデルハウスに入って最初に付いた営業マンがあなたの担当営業となります。

家づくりにおいて担当営業の役割は非常に重要なのですが、いきなり展示場へ行くと、運否天賦に任せて担当営業が決まってしまいます。

仕事の出来るエース営業マンは、新規のお客さんが来るのを展示場でじっと待っているほど暇ではありません。

その為、いきなり展示場へ行くと良い営業マンが担当にならない可能性が高いのです。

展示場にあるメーカーだけが候補になりがち

住宅展示場にモデルハウスを出しているのは殆どが大手ハウスメーカーです。

いきなり展示場へ行くと、出展しているハウスメーカーだけが候補となり、中小規模の工務店やハウスメーカーを知らないまま家づくりを進めてしまう恐れがあります。

始めはどういった住宅会社が自分に合うか分からないので、なるべく多くの候補の中から選択していく方が失敗は少なくなります。

展示場へ行く前の準備

◦建てたい家のイメージを固める
◦予算を決める
◦家づくりの基礎知識を学びつつ訪問先を絞る
◦質問リストや好みのデザインリストを作っておく
◦担当となる営業を指定する
◦展示場へ行く前にはWEB予約をする

建てたい家のイメージを固める

まずは理想とするマイホームのイメージを固める作業から行いましょう。

どのような暮らしがしたいのか?どのエリアに住みたいか?広さは?etc…建てたい家のイメージや希望する条件などを決めていきます。

どうしても外せない条件や、その他の条件には優先順位を付けておくと良いです。

ちなみに立地の良さや家の広さ、動線の良い間取りや断熱性能の高さ、採光の良さなどにこだわった方は割と満足度が高い傾向にあります。

予算を決める

家づくりにどの位の予算を用意する事ができるのかを決めていきます。

一般的に無理なく購入できる予算の目安は年収の5~6倍程度だと言われています。月々の返済額は今の家賃に+1~2万円程度にする方が多いです。

予算を決める時に大切な事は、幾らまで住宅ローンの借入が出来るか、ではなくて、無理なく返済できる金額が幾らなのかを把握する事です。

家づくりの基礎知識を学びつつ訪問先を絞る

営業マンにカモにされないように家づくりの基礎知識は身につけておきましょう。

知識があれば、自分がどこを重視してみるべきか、モデルハウスに行った時に何を聞くべきかなども分かってきます。

また訪問先も同時に絞っていきます。

モデルハウスへの訪問は1社あたり2時間位かかります。話が弾んだり、質問したい事が多ければそれ以上かかる事も全然あります。

その為、1日に回れる会社は2,3社が限界です。もし小さいお子さんも連れて行くとなると回れる会社はもっと少なくなるでしょう。

その為、家づくりの基礎知識を学びつつ自分に合ったハウスメーカーを探し訪問先を絞り込みます。

その作業は各社のカタログを集めて行うのがおすすめです。ちなみに貰えるカタログは以下のような感じです。▼▼

そのハウスメーカーの特徴や構造・工法、住宅性能や建築実例、採用できる住宅設備やおすすめの間取りプラン例、保証制度などが載っています。

他にも注文住宅のメリット・デメリットや完成までのスケジュール、外壁材の違いによる特徴や各構造・構法の特徴など

家づくりの基礎知識も同時に学べるのでおすすめです。

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\各社のカタログを見る事で建てたい家のイメージも具体的にまとっていきます。/

質問リストや好みのデザインリストを作っておく

予め質問したい事などはリストとしてまとめておくと効率的です。

また外観デザインや内装のデザインなどはカタログの画像を保存しておいたり、インスタなどを参考に自分好みのデザインを保存しておきましょう。

デザインは実際の写真を見せてイメージを共有しないと、言葉だけで伝えるのは難しいです。

担当となる営業を指定する

家づくりの基礎知識を学ぶのにカタログも優秀ですが家づくりのオンライン相談サービスを利用するのもとても有効です。

家づくりについて何でも相談が出来ますし、予算決めのお手伝いもしてくれます。

条件や好みを伝えれば自分に合ったハウスメーカーの紹介もしれくれて、もし合わない場合には断りの代行もしてくれます。

相談に乗ってくれる人は住宅会社の人ではないので中立の立場で話をしてくれます。

担当となる営業マンの好みを言う事も出来て、例えば女性目線でのアドバイスが欲しい場合は「女性の方希望」とか、「お客さんからの評判の良い人」とか、「ベテランの営業マン」とか要望を伝える事が出来ます。

無料で利用が出来て、営業をされる事もないので初めての家づくりに不安のある方は確認しておいた方が良いサービスです。

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展示場へ行く前にはWEB予約をする

最近は来場特典が豪華になってきている傾向にあるので、展示場へ行く前には必ずWEB予約をしてから訪問しましょう。

特典を貰う条件である事もそうですが、予約なしで行くと待ち時間が発生したり、混雑している時には説明を聞けなかったりもするので効率よく回るためにもWEB予約をしてから行くのが良いです。

まとめ

住宅展示場にイベント目当てや、クオカード5000円分などの特典目的で行く時の注意点、住宅展示場へ行く前の準備などをご紹介してきました。

イベント目当てで行くのは全く問題ありません。

ただイベントによってはアンケートが必須のイベントもあるので注意しておきましょう。

クオカードなどの特典目的で行くのはあまりおすすめしません。

本当に家づくりに興味のある場合には事前に準備をしてから、学んだ情報の確認の場としてモデルハウスへ訪れましょう。

素敵なマイホームづくりを応援しています。

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家づくり計画を進める時には「住宅会社の人ではなく、中立の立場にいる家づくりの専門家」に相談をするのが失敗しないコツです。

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この記事を書いた人
管理人
管理人

資格:宅地建物取引士(東京都宅地建物取引業協会認定)
経歴:不動産・住宅業界約10年
元ハウスメーカー勤務。現在は家づくり関連の情報サイトを複数手掛けるWEBディレクター
不動産・住宅業界10年以上の経験を活かし、注文住宅に関する"分からない事"を解消できるようにこのサイトを作成しました。