20坪台平屋ローコストの間取り実例【老後も暮らしやすい家】

2022-06-14

老後(シニア世代)も暮らしやすい20坪位のコンパクトな平屋ローコスト住宅が今人気を集めています。

平屋なので生活がし易く、20坪位なのでローコストで建てられる、

そんな利便性と経済的メリットを併せ持つ20坪台の平屋ローコストのおすすめ間取り実例や注意点なども紹介していきたいと思います。


家たてる

20坪でも生活がしやすいんだったら全然アリだね。

ナビ子

延床面積が20坪台、ローコストで建てられた平屋のおすすめ間取りを何棟がご紹介しますね。

免責事項&PR告知

※本記事は可能な限り正確な情報を掲載しておりますが、その内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
※当サイトは提携する企業のPR情報も含まれますが、記事内容やランキング等に影響を及ぼすものではありません。

20坪台平屋ローコストの間取り実例

延床面積が20坪台の平屋+ローコスト住宅(本体価格が1,000万円台)でありながら

生活・家事動線も考えられ、収納スペースも充実しているおすすめの間取りを7棟ご紹介していきます。

28.8坪/本体価格1,510万円の平屋の外観・間取り

参照元:suumo

廊下のスペースを小さくする事でLDKや各部屋のスペースを大きく確保しています。小屋裏は収納スペースとしても、趣味を楽しむ空間としても使う事ができます。

キッチンは対面式。料理をしながらでも家族とのコミュニケーションも楽しめます。パントリーも併設されており散らかりがちなキッチン回りもすっきり片づけることができます。

本体価格1,510万円(52.5万円/坪)
延床面積28.8坪(95.23㎡)
敷地面積
家族構成夫婦+子ども1人
建築会社桧家住宅
工法木造軸組
建築地千葉県君津市

24.7坪/本体価格1,350万円の平屋の外観・間取り

参照元:suumo

箱をいくつか組み合わせたようなシンプルでスタイリッシュな外観に、勾配天井と床を1段下げた事により大空間を確保しているリビング。

木をふんだんに使う事で温もりと落ち着いた雰囲気を醸し出しています。広くて使いやすいランドリールームも設けており家事動線にも配慮された間取りです。

本体価格1,350万円(54.6万円/坪)
延床面積24.7坪(81.77㎡)
敷地面積
家族構成夫婦
建築会社アイワホーム
工法木造軸組
建築地群馬県

22.0坪/本体価格1,460万円の平屋の外観・間取り

参照元:suumo

白い外壁にダークブラウンな木目でシンプルモダンな外観。リビングは勾配天井を活かした吹抜け空間でとても開放的な作りとなっています。

キッチンと洗面室が横に連なっており、食事の準備をしながらでも洗濯も同時にこなす事が可能です。キッチンには勝手口が設けられゴミ出しも効率よく行う事ができます。

本体価格1,460万円(66.3万円/坪)
延床面積22.0坪(72.88㎡)
敷地面積51.8坪(171.27㎡)
家族構成夫婦+子ども2人
建築会社アーレックス
工法木造軸組
建築地愛知県豊田市

28.5坪/本体価格1,500万円~1,999万円の平屋の外観・間取り

参照元:suumo

アメリカ西海岸スタイルのおしゃれな外観。オープンな対面式のキッチンによりダイニング・リビングも見渡す事ができます。お子さんも見守る事ができるので安心です。

洗面室はホテルライクなつくりに。可動棚を設置し収納力もたっぷり備えられています。

本体価格1,500万円~1,999万円
(52.6万円~70.1万円/坪)
延床面積28.5坪(94.40㎡)
敷地面積84.5坪(279.35㎡)
家族構成夫婦+子ども2人
建築会社アキュラホーム
工法木造軸組
建築地群馬県

26.2坪/本体価格1,565万円の平屋の外観・間取り

参照元:suumo

三角屋根が特徴的な外観です。狭小地でも車2台駐車可能なカーポートも備えています。LDは吹き抜け空間となっており解放感抜群。

キッチン裏には壁一面収納が可能。パーテーションも付いており急な来客時にサッと隠す事もできます。LDKの一角に畳の間を設け落ち着ける雰囲気に。

本体価格1,565万円(59.6万円/坪)
延床面積26.2坪(86.94㎡)
敷地面積65.3坪(215.99㎡)
家族構成夫婦
建築会社アーキホームライフ
工法木造軸組
建築地福井県大飯郡

27.6坪/本体価格1,900万円の平屋の外観・間取り

参照元:suumo

勾配のある三角屋根が特徴的な北欧風デザインの外観です。ワンルームスタイルの広々とした開放的なLDK。

丈夫で汚れもサッと拭き取れるステンレスキッチン。背面の収納棚との間隔は広く確保しており二人一緒でも楽に料理ができる広さです。

本体価格1,900万円(68.8万円/坪)
延床面積27.6坪(91.40㎡)
敷地面積198.3坪(655.81㎡)
家族構成夫婦+子ども1人
建築会社アエラホーム
工法木造軸組
建築地長野県

20.0坪/本体価格1,391万円の平屋の外観・間取り

参照元:suumo

赤い玄関ドアがアクセントになっている木目調の落ち着きのある家。中心に配置された薪ストーブ、薪ストーブから伸びた煙突が印象的です。

LDKから一直線にデッキスペースへアクセスできる間取りで開放感抜群、夏はBBQ、秋には月見など四季を楽しむことのできるウッドデッキが魅力的な間取りです。

本体価格1,391万円(69.5万円/坪)
延床面積20.0坪(66.24㎡)
敷地面積47.2坪(156.30㎡)
家族構成
建築会社ヒロ建工
工法木造軸組
建築地埼玉県入間市

20坪台でも満足度の高い平屋ローコストを建てる方法

20坪台という限られた広さの中で、どのような点に注意すれば満足度の高い平屋ローコストを建てられるのかを見ていきたいと思います。

注文住宅の平均満足度は71%

住まいのプロに出会えるマッチングサービスを運営するスバコ株式会社の「住まいに関するアンケート」の結果、

注文住宅を購入された方の満足度の平均は71%となっており、賃貸の方の住まいへの満足度の平均は51%となっています

注文住宅は賃貸よりも高い満足度ではありますが、それでも不満を抱えている人が一定数いるのが現状です。

では、どのようなポイントに不満を抱いているのか見ていきたいと思います。

住宅の満足度に1番関わるのは「間取り」

現在の住まいの良い点と悪い点のランキングが上図です。

悪い点の2位の"古い"は、賃貸の方が挙げた理由でランクインしているので注文住宅には関係がありません。

なので、注文住宅購入者が後悔している点の第2位が実質「間取り」で、良かった点の第2位も「間取り」となっています。

つまり、間取りの良し悪しで住宅の満足度が大きく変わる事が分かります。

参照アンケート元:PR Times

住まいの満足度を上げるコツは3つ

注文住宅を1度建てた方がもう1度建てるとして、住宅の満足度を上げる為に抑えておきたいポイントとして挙げたのが下記3点です。

◦「自分好みの家」を追求する
◦「とにかく収納」「立地に合った設備」「見過ごしがちな家事動線」
◦専門家をとことん活用する

「自分好みの家」を追求する

満足度が90%~100%の方々に共通するのが「納得するまでトコトン話し合って建てた」という事です。

自分がイメージをする希望の家に近づける為に妥協をせずに、家づくりを行えた方が満足度が高い傾向にあります。

反対に、「色々と考える時間をもっと確保しておけば良かった」「しておけば良かった事が多くある」等

「こうしておけば良かった…」と、後悔するポイントが多い人ほど満足度が低い傾向にあります。

予算が理由で出来なかった事については仕方のない事なので、そこまで後悔されている方もいません。

1番多いのが時間をかければ出来た事を面倒くさがってやらなかった事に対して後悔されている方が多い印象です。

もっと早く家づくり始めれば良かった、比較・検討にもっと時間をかけるべきだった、担当者と納得のいくまでトコトン話し合うべきだった…等

一般的に家を建てる事を検討し始めてから、引き渡しまでの期間は1年位が目安となります。

(検討開始から土地・住宅会社決定まで3~4ヵ月、工事請負契約から着工まで3~4ヵ月、着工~竣工・引き渡しまで4~6ヵ月)

ただし、デザインや間取り、仕様選びに徹底的にこだわりたい場合は打ち合わせ回数も増え期間も長引きます。

他にも、希望する土地がなかなか見つからなかったり、予期せぬトラブルなどさまざまな要因によって期間が伸びる事もありますので

「こうしておけば良かった…」と、後悔するような事がないように家づくりは早め、早めで時間的な余裕をもって取り組む事が大切です。

play_circle ハウスメーカー選びのはじめの一歩!
まずはカタログを取り寄せ比較してみましょう。

「とにかく収納」「立地に合った設備」「見過ごしがちな家事動線」

住んでみてから、気づいた事で特に多いのが「収納」と「家事動線」です。

「家族が増え、思ってた以上にモノが増えて収納が足りなくなってしまった。」

「洗濯物を干すたびにリビングを横切る間取りにしてしまい後悔」

「お風呂に入るたびに2階のウォークインクローゼットにパジャマ・下着を取りに行くのが動線が長く面倒」等

満足度の高い住宅にするために、力を入れたいのが「間取り」です。間取りの中で特に気にしておきたいポイントが「収納」と「家事動線」です。

「収納」に関しては、家にある全てのモノの量を把握し、設計図などに書き出して、何をどこにしまうかなど具体的にイメージしてつくりましょう。

ローコスト住宅の場合は、各部屋にクローゼットを設けるよりも大きなウォークインクローゼットを1つ設ける方が建築費を抑えられるのでおすすめです。

「家事動線」に関しては、平屋の場合は2階建てに比べると家事動線の良い間取りが多いです。

ただし自分達家族に合う・合わないがあります。

例えば、玄関→ウォークインクローゼット→リビングと移動できる回遊動線の場合

外から帰ってきて、ウォークインクローゼットでコートやカバンなどを置いて、そのままリビングに行ける。

出かける時もリビングからウォークインクローゼットで必要なものを身に着けて、そのまま出かけられる便利な動線だと思いますが

高齢夫婦の場合、老後も暮らしやすい家にするには、外への出入りによりも家の中で過ごす動線を優先したほうが使い勝手の良い間取りになったりもします。

動線の考えられた間取りでも、自分達家族のライフスタイルに合う・合わないはありますので気を付けましょう。

間取り以外で確認しておきたいのが設備です。

設備について多く挙げられていたのが「断熱」です。

「断熱性能が低く寒い」「窓が断熱仕様ではないので外気の影響を受けてとても寒い」

夏は暑く、冬は寒い家では満足度は上がりません。その為、断熱性能は家の満足度を上げるためにはチェックしておくべき項目です。

断熱性能で後悔しない為には住宅の断熱等性能等級の値を確認しておきましょう。

断熱等性能等級は5段階に分かれています。

断熱等性能等級
等級5【ZEH基準相当】
等級4【H25基準相当】
等級3【H4基準相当】
等級2【S55基準相当】
等級1

2022年10月1日からは更なる上級等級として等級6,等級7が新設される予定です。

その為、これから家づくりを行う方であれば等級5以上を目指しておきたいところです。

間取りで後悔しない為の方法

平屋は比較的、家事動線の優れた間取りをつくりやすいですが自分達家族に合う動線、合わない動線という事があります。

また20坪台だとスペースも限られる為、空間を上手に使わないと収納スペースが足りなかったりします。

ただし収納スペースが無駄に多くても居住スペースが減るだけになってしまうので勿体ないです。

ライフスタイルが違ったり、モノの量が違うため1家族ごとに最適な間取りは変わってきます。

自分達家族に合う最適な間取りとはどんな間取りなのかは、出来るだけ多くの間取りプランの中から比較する事が大切です。

間取りプランを貰うのが1社だけだと、その会社のプランが本当に優れているのか?ベストなのか?といった比較が出来ません。

複数社から同じ条件で間取りプランを貰う事で、最適な間取りがどれかが見えてきます。

複数社から貰う事で、A社・B社のいいとこ取りをしたハイブリッド間取りなども作成する事も可能です。

その為、間取りで後悔しない為には、同じ条件で複数社から間取りプランを作成してもらい比較をするようにしましょう。

play_circle オリジナルの間取りプランを作成する

ハウスメーカー・工務店120社以上参画

専門家をとことん活用する

家づくりは多くの方にとって初めての経験だと思います。

その為、分からない点や不安な事も沢山あると思いますが分からない事をそのままにして家づくりを進めると、後々後悔する事になります。

例えば、正しい予算の決め方や土地の選び方、住宅会社の選定方法、

他にも金銭面に関わる部分、例えば、賢い住宅ローンの組み方、利用できる税制優遇制度や補助金など

知らないと数百万円単位で損をするような情報は頭に入れておかないと、確実に後で後悔をする事になります。

そうした家づくりの不安や不明点、知っておかないと損する情報などを補うために専門家をとことん活用しましょう。

住宅会社の方に色々聞くのも良いのですが、デメリットとして自社に有利に働くような事しか教えてはくれず情報が偏りやすくなる点と確実に営業をかけられます。

その為、家づくりに関する様々な疑問や知っておいた方が良い事を尋ねるならオンライン相談を利用するのが良いです。

アドバイザーは住宅業界の勤続10年以上の家づくりの専門家です。特定の住宅会社の社員ではないので、中立の立場で相談にのってくれます。

営業をかけられる事も無いですし、お金もかかりません。

オンライン相談の為の面倒な準備も一切なく、PCかスマホかタブレットがあれば誰でも簡単に利用ができます。

家づくりで不安な事や知りたい事がある方は、オンラインで専門家に相談できるサービスなどをとことん活用しましょう。

play_circle 家づくりのプロにオンライン相談

「ベテランの営業マンを希望」などの要望も言えるので、オンライン相談を挟んだ方が優秀な営業マンが担当に付きやすいです。

ローコストで建てる20坪台平屋のメリット

ローコストで建てる平屋は、ローコストで建てるメリットと平屋のメリット両方を享受する事が出来ます。

それぞれの主なメリットは下記の通りです。

ローコストのメリット
◦安く建てられる、ローン返済も楽
◦工期が短く、品質も安定している

平屋のメリット
◦生活が楽で老後も暮らしやすい
◦メンテナンス費用を抑えやすい
◦土地代があまりかからない
◦駐車場や庭を確保しやすい
◦構造的に安定しやすい

安く建てられる、ローン返済も楽

ローコストで建てる1番のメリットが何と言っても費用を安く抑えられる事です。

家づくりにかかる総額を抑えられるので住宅ローンの借入額も抑える事が出来ます。

住宅ローンは家が出来てから何十年とかけて返済していくものですが、毎月の返済額が少なければ負担も減らせます。

住宅ローンに悩まされる事が軽減できるのは大きなメリットです。

また、費用を抑えて建てる事で自分の趣味だったり、子供の養育費などにお金を回しやすいです。

工期が短く、品質も安定している

ローコスト住宅は規格住宅である事が多いです。

規格住宅とは間取りや外観、仕様プランなどが予め用意されており、その中から好みの組み合わせを選んで建てていく住宅です。

プランがまとまっているので打ち合わせの回数が少なくて済みます。

また予めプレカット工場で一括して切断・加工を行った資材を運び込み、組み立てていくので工期も短いです。

着工から引き渡しまで、一般的な住宅は約4ヵ月~6ヵ月程度かかりますがローコスト住宅の場合は約2ヵ月~3ヵ月程度で済みます。

建材・資材は現場での加工があまりないので品質も安定しやすいメリットがあります。

生活が楽で老後も暮らしやすい

平屋はワンフロアで生活が完結できる間取りなので、生活がとても楽で老後も暮らしやすいです。

毎日行う家事もしやすく、2階建てに比べるとストレスの少ない暮らす人に優しい住宅でもあります。

また、家族で顔を合わせる機会も必然的に増えるので、家族間でのコミュニケーションもとりやすいです。

メンテナンス費用を抑えやすい

2階建ての場合、2階部分のメンテナンス作業を行う時は足場を組まないといけませんが平屋ではその必要がありません。

また20坪台の平屋でしたら、外壁、屋根、基礎などの面積も限られているので更に費用を抑えやすいです。

大きな家に比べると、不具合や補修箇所を早期に発見しやすいというメリットもあります。

土地代があまりかからない

20坪台の家でしたら、そこまで大きな土地を必要としません。土地代の高い都心部では、かなり費用を抑えられます。

また土地探しの時にも、コンパクトな土地も選択肢に入れて探す事ができるので、良い土地を見つけやすいです。

駅近などの好立地なエリアでも20坪台の家を建てる広さの土地であれば見つかるかもしれません。

駐車場や庭を確保しやすい

延床面積をコンパクトに収める事で、駐車場や庭を確保しやすくなります。

2台停めても十分なスペースのある駐車場や、BBQや子供の遊ぶスペース、ワンちゃん用のドッグスペースを設ける事も可能です。

構造的に安定しやすい

2階がなく高さが低いため、平屋の方が構造的に安定がしやすく耐震性がアップします。重量も2階建てより軽いので、揺れも少なくなります。

また、2階を支える柱や壁は不要なので間取りの自由度も高くなります。

広いワンフロアのLDKにしたり、勾配屋根をつかい天井を高くしたり、平屋ならではのゆったりとした空間づくりが可能となります。

ローコストで建てる20坪台平屋のデメリット

良い面があれば当然悪い面もあります。

ローコストで建てる事のデメリットと平屋のデメリットを確認していきましょう。

ローコストのデメリット
◦設計の自由度に制限がある
◦性能と設備のグレードが低い可能性がある
◦保証・アフターサポート面で劣る

平屋のデメリット
◦2階建てより建築費がかかる
◦周りの影響を受けやすい
◦水害時に不安

設計の自由度に制限がある

規格住宅の場合、あらかじめ決められた仕様プランから選んで家を作っていきます。

「個性強めの外観にしたい」「特殊な間取りにしたい」等、規格外の注文を出すとローコストでは無くなってしまうので注意が必要です。

規格住宅にはメリットも

色々と選択肢が多いと迷ってしまう方には規格住宅の方があっています。

完全自由設計の場合は、全部をイチからつくっていくのが楽しい反面、かなりの根気と時間を有します。

途中で面倒くさくなって、ハウスメーカーにお任せするパターンもよくあります。

その点、規格住宅は適度に選ぶ楽しさもあり、家づくりを楽しめます。

用意されているパターンは、今までで好評だった外観デザインや間取りプランなど度重なるブラッシュアップを経て残ったプラン達なので、イチから決めていくよりも失敗の心配が少ないのもメリットです。

パターン数の多い住宅会社だと、組み合わせで1000通り以上などもかなり豊富に用意されているので、自分好みのデザインや間取りもきっと見つかります。

性能と設備のグレードが低い可能性がある

ローコストなので仕方のない部分ではありますが、高性能住宅などと比較をすると性能面で劣る可能性が高いです。

全ての住宅性能で最高等級を狙うのは難しいので、

耐震性能と断熱性能は高い等級にして、他は妥協するといった決断もローコスト住宅には大切です。

住宅設備でも同じことが言えます。

浴室や洗面所、キッチンやトイレなどの設備を最新のモノで揃えるとどうしても費用が嵩みます。

その為、ローコスト住宅では住宅設備のグレードが低い事が多いです。

料理が趣味なのでキッチンは少し良い物を採用して、他はローコストで抑えるといったお金をかける箇所、かけない箇所のメリハリをつけましょう。

保証・アフターサポート面で劣る

大手HMだと50年や60年の長期保証も珍しくありませんが、ローコストの場合、そこまで長期で保証が付いている事はあまりありません。

法律で瑕疵担保責任が義務付けられている引き渡し後10年間だけの保証の会社も多くあります。

法律で瑕疵担保責任が義務付けられている箇所(構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分)以外の保証がどうなっているのか?

10年目以降の保証内容は?

また定期点検の回数含む内容も各社異なりますので必ず確認しておきましょう。

2階建てより建築費がかかる

同じ延床面積で考えた場合、平屋は2階建てよりも基礎と屋根の面積が2倍広いという事になります。

基礎と屋根は工事単価の高い箇所なので、同じ延床面積であれば2階建ての方が建築費を抑えやすいです。

ただし20坪台というコンパクトな平屋であれば建築費が高騰するような事もありません。

周りの影響を受けやすい

ワンフロアだけなので、フェンスなど外構を設けないと道路から人の目が直接室内に届いてしまいます。

また、すぐ隣に2階建てや3階建ての建物があると圧迫感が強まります。陽の当たり方にも影響が出るかもしれないので注意が必要です。

水害時に不安

もし水害で床上浸水したら、2階に物を移すという事が出来ないので家全体が水浸しになってしまいます。

平屋に限った話ではないですが、土地を探す時にはハザードマップなども参考にして探すようにしましょう。


家たてる

なるほど。20坪台の平屋ローコストの事が色々と分かったよ。

ナビ子

それは良かったです。広いお家も素敵ですが、コンパクトなお家にはコンパクトなお家の良さがありますのでご検討してみては如何でしょうか。

まとめ

20坪台、ローコストで建てられた平屋のおすすめの間取りや20坪台と制限された広さの中でも満足度の高い平屋ローコストを建てる方法

また、ローコスト/平屋それぞれのメリットとデメリットなどを紹介してきましたが如何だったでしょうか。

家づくりは今の暮らしだけではなく30年後や40年後も考えて決めていきましょう。

今は平気でも将来、2階建てだと階段の上り下りが億劫になるかもしれません。

子どもが独立した後、広い家だと夫婦二人ではかえって生活がしづらくなるかもしれません。

実際に、夫婦二人だけになってから住みやすいように減築される方もいらっしゃいます。

長い先の事も見据えて、自分たちのスタイルに合ったサイズ感でお家づくりを行いましょう。素敵なマイホームづくりを応援しています。

オリジナルの間取りプランや比較用のカタログは下記より取り寄せる事が出来ます。

■オリジナル間取りプラン+資金計画プランも貰うなら

家づくりの希望や条件がある程度纏まっているならこちらがおすすめです。あなたの条件に合わせてオリジナル間取りプランや資金計画プランを作って貰えます。最高の間取りを見つけるのに最適なサービスです。

HOME4U家づくりのとびら公式サイト

play_circle 間取りプラン・資金計画プランも一緒に貰うなら

【とりあえず、簡単にカタログを集めたい方はコチラ】
家づくりへの細かい事がまだ纏まっていない方はライフルホームズがおすすめです。入力項目は名前・住所・アドレス・番号・建築予定時期・土地の有無の6項目だけなので2~3分あればお好きなメーカーのカタログを"無料"で何社も取り寄せる事ができます。

play_circle 何処よりも簡単・楽にカタログを集めるなら

\ライフルホームズ公式サイト/

家づくりのプロに直接相談したい方はオンライン相談

自分に合う方法で専門家をとことん活用しましょう。

この記事を書いた人
管理人
管理人

資格:宅地建物取引士(東京都宅地建物取引業協会認定)
経歴:不動産・住宅業界約10年
元ハウスメーカー勤務。現在は家づくり関連の情報サイトを複数手掛けるWEBディレクター
不動産・住宅業界10年以上の経験を活かし、注文住宅に関する"分からない事"を解消できるようにこのサイトを作成しました。