70坪~79坪の二世帯住宅や庭付きの家の間取り7選
満足度の高い家の間取りってどういった間取りなのかって気になりますよね。
注文住宅で建てた家に満足をしている施主さんの間取りを拝見する事で参考にできる間取りや取り入れたい間取り、新しい発見なども見つかりますので今のうちにチェックしておきましょう。
この記事では主に70坪~79坪までのお家の間取りと外観をご紹介させて頂きます。
開放的でおしゃれな吹き抜け住宅やインナーガレージ付きの住宅、他にも店舗併用の3階建て住宅や完全分離型の二世帯住宅など、バリエーションに富んだ建築実例を載せておきたいと思います。
目を通す事によって、70坪~79坪ではどのような間取りにすれば家事導線が楽になるのか、どういった工夫が施されているのか、各部屋の広さはどの位なのか等が見えてくると思います。
また、70坪~79坪の家を建てた時の建築費用は幾ら位必要なのか?70坪~79坪の家は何人暮らしが最適な広さなのか?等も分かります。
記事の最後には、注文住宅で70坪~79坪で検討をしている方向けの正しい住宅メーカーの選び方も記載をしています。
事前に知っておけば、後々になって後悔する事や失敗した!と思う事を無くす事が出来ますので、良ければご参考にしてみて下さい。
そもそも1坪の広さってどの位?
『70坪の家』と聞くと、だいたいの大きさのイメージが持てますか?
もしイメージが湧かない場合は、具体的な大きさを知って家作りの時に役立てましょう。
1坪は大よそ畳2枚分に該当します。縦横のサイズが六尺×六尺(約1.818m×1.818m)です。
70坪は畳約140枚分の広さです。
広さが『坪』単位ではなく、『平方メートル(㎡)』で表されている時も多いので、平方メートルの大きさも把握しておきましょう。
1尺は10/33と定められています。
その為1坪は(10/33×6)×(10/33×6) = 約3.306平方メートルとなります。
1坪と表記されている面積を平方メートルに換算する時は、坪数に3.306をかければ算出する事ができます。
逆に平方メートルを坪換算する時には、平方メートルを3.306で割れば坪数が算出できます。
例)
70坪を平方メートルに換算する場合は
70(坪) × 3.306 = 231.42(㎡)
231.42平方メートルを坪に換算する場合は
231.42(㎡) ÷ 3.306 = 70(坪)
紹介する間取りの坪数は延床面積の坪数
70坪~79坪は全て延床面積の坪数の事です。敷地面積の事ではありません。
ちなみに建築用語の中で『面積』に関わる言葉は複数あり、間違いやすいので簡単にですがそれぞれの意味を纏めておきます。
建築面積(=建坪)
建物に真上から光を当てた時に、影になる部分の面積の事です。
2階建ての場合、1階か2階のどちらか大きい方の面積と考えても問題ありません。
「建ぺい率(建物の面積が敷地に対して占める割合)」の計算で使います。
建ぺい率(%) = 建築面積(㎡) ÷ 敷地面積(㎡) × 100
延床面積(=建物面積)
建物の各階の床面積を足したものです。
ビルトインガレージや地下室、ロフト、バルコニー等は延床面積には含まれません。
「容積率(延床面積が敷地に対して占める割合)」の計算で使います。
容積率(%) = 建築面積(㎡) ÷ 敷地面積(㎡) × 100
施工面積
施工面積は、延床面積+延床面積に含まれていない箇所(ロフトやバルコニー等)も含む面積の事です。
敷地面積(=土地面積)
真上から土地を見たときの投影面(水平投影面積)の事です。 そのため、斜面にある土地は「土地面積」が実際よりも小さくなることがあります。
70坪~79坪の建築実例・間取り7選
自分の予算に合った家のイメージが持ちやすいように、様々な価格帯の建築実例を載せています。
おしゃれな吹き抜けの2階建て住宅や平屋や二世帯住宅等、テーマも統一をせずに様々載せていますので理想のテーマ探しの参考にして見て下さい。
1.「程よいつながり」を大切にした2世帯住宅(3,248万円/72.9坪)
外観・内観
間取り図(3LDK+3LDK)
出典:suumo
外壁は黒をベースに茶色をアクセントに使用。スタイリッシュな外観です。
上部に吹抜けを設け光が溢れる、広々とした明るいリビング。
家事導線にも優れたシンプルなダイニングキッチン。キッチンの背面には天井まである収納棚を設置し、キッチンの雑多なものも綺麗に片づける事が出来ます。
玄関は世帯別に独立させたつくりに。エントランスホールで親世帯・子世帯を中で繋げる設計になっています。
本体価格 | 3,248万円 |
延床面積 | 241.31㎡(72.9坪) |
坪単価 | 44.5万円/坪 |
敷地面積 | 477.35㎡(144.3坪) |
家族構成 | 両親+夫婦+子ども2人 |
竣工年月 | 2017年8月 |
工法 | 木造軸組(テクノストラクチャー工法) |
所在地 | 神奈川県厚木市 |
2.「デザイン美+機能」を備えた家(3,248万円/72.9坪)
外観・内観
間取り図(4LDK)
出典:suumo
玄関周りには風や光は入るが、周りの視線などは遮る事ができるスリットが入った囲いを採用。大きな窓が特徴的な外観です。
ナチュラルな質感の床とドア、1枚板のテーブルとの調和がとれています。
棚収納を省き、広々とした視線で料理ができる対面式のキッチン。家族との会話も楽しめる空間となっています。
玄関のシューズボックスの間にはスリットを入れて圧迫感をなくしています。
本体価格 | 3,248万円 |
延床面積 | 241.31㎡(72.9坪) |
坪単価 | 44.5万円/坪 |
敷地面積 | 477.35㎡(144.3坪) |
家族構成 | 両親+夫婦+子ども2人 |
竣工年月 | 2017年8月 |
工法 | 木造軸組(テクノストラクチャー工法) |
所在地 | 神奈川県厚木市 |
耐震・免震・制震 / 高耐久 / 高気密・高断熱 / 省エネ・創エネ・エコ(eco) / 通風・採光
3.互いの生活に配慮した二世帯住宅(4,000万円~/72.0坪)
外観・内観
間取り図(5K以上)
出典:suumo
玄関や水回りも別々にした完全分離型の二世帯住宅です。
キッチンの上部に間接照明を設置し、キッチンだけでなく部屋も明るく照らしてくれる親世帯のLDK
子世帯のキッチンは白いタイルを採用。アクセントに木の柱も設け、おしゃれで清潔感のある造りになっています。
両世帯の共通スペースであるテラスでは、天気の良い日にお茶を楽しんだり自由に過ごせる空間です。
本体価格 | 4,000万円~ |
延床面積 | 238.28㎡(72.0坪) |
坪単価 | 55.5万円/坪~ |
敷地面積 | – |
家族構成 | 夫婦+子ども2人+両親+祖父母 |
竣工年月 | 2017年2月 |
工法 | 木造軸組 |
所在地 | 長野県 |
耐震・免震・制震 / 高耐久 / 高耐火 / 高気密・高断熱 / 省エネ・創エネ・エコ(eco) / 通風・採光
4.(店舗併用)広い作業場と二世帯住宅(4,407万円/71.0坪)
外観・内観
間取り図
出典:suumo
1階が作業スペース。2階が親世帯の住居。3階が子世帯の住居になっている、3階建ての店舗併用・完全分離型二世帯住宅となっています。
1階は鉄と木の複合梁を用いた「テクノストラクチャー」工法で、開放的な空間となっています。
3階の小世帯のリビング。大きな窓からたっぷり陽の光が注がれ、明るくて開放的な空間になっています。
ダイニング、リビングが一望できるオープンキッチンは、料理中でも子供を見守ることが出来る、安心設計です。
本体価格 | 4,407万円 |
延床面積 | 234.97㎡(71.0坪) |
坪単価 | 62.1万円/坪 |
敷地面積 | 147.65㎡(44.6坪) |
家族構成 | 父母+夫婦+子ども2人 |
竣工年月 | 2016年2月 |
工法 | 木造軸組 |
所在地 | 神奈川県 |
耐震・免震・制震 / 高耐久 / 高気密・高断熱 / 防音・遮音 / 通風・採光 / 防犯対策
5.気のあう仲間を呼んでガレージ飲み(3,000万円~3,499万円/71.5坪)
外観・内観
間取り図(4LDK)
出典:suumo
黒色の外壁に、ビルドインガレージの木調のシャッターが目を惹く外観です。
吹き抜けが開放的なリビング。床にはブラックウォールナットし、空間全体が高級感のある仕上がりになっています。
棚収納を無くした、対面式のオープンキッチン。背面には大きな食器棚や収納棚を設置する事で、きれいに片付いたキッチン周りを保てています。
チェッカー柄でアメリカンな雰囲気漂うビルドインガレージには、大型の換気扇が設置され、排気ガス対策も万全です。
本体価格 | 3,000万円~3,499万円 |
延床面積 | 236.60㎡(71.5坪) |
坪単価 | 42.0万円~48.9万円/坪 |
敷地面積 | 390.24㎡(118.0坪) |
家族構成 | 夫婦+子ども1人 |
竣工年月 | 2018年12月 |
工法 | 木造軸組 |
所在地 | 熊本県八代市 |
高気密・高断熱 / 通風・採光
6.家族みんなが笑顔になる快適な家(4,000万円~/77.7坪)
外観・内観
間取り図(5K以上)
出典:suumo
大きなテラスと美しいフォルムが特徴的な外観です。
吹き抜けの天井部分には大きな梁が見え、木の温もりも感じられる広々とした開放的なリビングです。
和室には、琉球畳を採用。寛げる空間になっています。来客時には客間としても重宝する和室です。
玄関は家族用と来客用に分けられています。大容量のシューズクロークを設置する事で常にきれいに片づけられた玄関を実現可能にしています。
本体価格 | 4,000万円~ |
延床面積 | 257.00㎡(77.7坪) |
坪単価 | 51.5万円/坪~ |
敷地面積 | 495.41㎡(149.8坪) |
家族構成 | 夫婦+子ども3人 |
竣工年月 | 2016年4月 |
工法 | 木造軸組 |
所在地 | 奈良県 |
耐震・免震・制震 / 高耐久 / 高耐火 / 高気密・高断熱 / 省エネ・創エネ・エコ(eco) / 防音・遮音 / 通風・採光
7.庭の眺めも心を癒す、上質で遊び心あふれる家(-/72.4坪)
外観・内観
間取り図
出典:suumo
琥珀色のタイルを外壁に採用している堂々とした外観です。屋根にはソーラーパネルを設置しています。
アプローチから望む庭には、木々を植え季節事に変わる表情を楽しむ事ができます。
大きな吹き抜けのあるLDK。リビングをダウンフロアにする事で、更なる空間の広がりを感じられる造りになっています。
2階のセカンドリビングには、本格的なバーカウンターを設け趣味のスペースとして活躍しています。
本体価格 | – |
延床面積 | 239.51㎡(72.4坪) |
坪単価 | – |
敷地面積 | 745.17㎡(225.4坪) |
家族構成 | 夫婦 |
竣工年月 | – |
工法 | 鉄骨系プレハブ |
所在地 | 静岡県 |
耐震・免震・制震 / 高気密・高断熱 / 省エネ・創エネ・エコ(eco)
建築実例と間取りを見る事で、注文住宅で建てる60坪~69坪の家のだいたいのイメージ像は掴めたかなと思います。
では、70坪~79坪の広さの家は何人家族で住むのが1番快適な広さなのでしょうか?
将来家族が増える事を見越して、家の購入を考えている方もいらっしゃると思います。
「もう少し広い家にしておけば良かった…」
なんて、後々後悔しないように快適に過ごせる広さと人数を知っておくと家選びの際に役立ちますよ。
注文住宅で後悔しやすいのが間取りです。
「動線が悪く生活が不便になった」
「収納スペースが足りず部屋が散らかりがちに」
「音の伝わり方を考えていなかった」
「想定よりも採光が弱く家の中が暗くなった」etc…
家族構成やライフスタイルと合わない間取りだと生活が不便になり後悔する事になるので、住宅会社を比較する時と同様に間取りも複数の会社の間取りプランを見比べる必要があります。
複数社から同じ条件で間取りプランを作成して貰う事で、自分達に合う間取り・合わない間取りが見えてきますし、A社B社の良いとこ取りをしたハイブリッド間取りの作成なども可能です。
最高の間取りを作る為に、家づくりのプロである住宅会社からオリジナル間取りプランを作成して貰うところから始めてみましょう。
play_circle オリジナルの間取りプランを作成する70坪~79坪の間取りは何人暮らしが最適?
住居面積の目安として、国が指標として示しているデータがあります。
指標には『誘導居住面積水準』と『最低居住面積水準』と呼ばれるものがあります。
国土交通省から出されている住生活基本計画(全国計画)の資料には下記の通り記されています。
誘導居住面積水準
誘導居住面積水準は、世帯人数に応じて、豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積に関する水準
https://www.mlit.go.jp/common/001123471.pdf#page=24
最低居住面積水準
最低居住面積水準は、世帯人数に応じて、健康で文化的な住生活を営む基礎として必要不可欠な住宅の面積に関する水準
https://www.mlit.go.jp/common/001123471.pdf#page=25
少し説明が堅苦しく分かり辛いので、簡単に説明をすると
『誘導居住面積水準』は「この人数で住むなら、この位の広さがあれば快適だよ」という指標です。
『最低居住面積水準』は「この人数で住むなら、最低でもこの位の広さがないと窮屈だよ」という指標です。
つまり、この2つの指標から70坪~79坪の間取りでは何人暮らしが快適な広さなのかが分かります。
それぞれの面積の求め方は下図の通りです。
一般型 (都市の郊外及び都市部以外の地域) | 単身者:55㎡ |
2人以上の世帯:25㎡×世帯人数+25㎡ | |
都市居住型 (都市の中心及びその周辺地域) | 単身者:40㎡ |
2人以上の世帯:20㎡×世帯人数+15㎡ |
単身者:25㎡ |
2人以上の世帯:10㎡×世帯人数+10㎡ |
この指標を元に算出した、人数別に考える快適な家の広さは下記の通りとなります。
快適 | ||
一般型 | 55㎡ | 16.6坪 |
都市居住型 | 40㎡ | 12.1坪 |
最低限 | ||
共通 | 25㎡ | 7.6坪 |
快適 | ||
一般型 | 75㎡ | 22.7坪 |
都市居住型 | 55㎡ | 16.6坪 |
最低 | ||
共通 | 30㎡ | 9.1坪 |
快適 | ||
一般型 | 100㎡ | 30.3坪 |
都市居住型 | 75㎡ | 22.7坪 |
最低 | ||
共通 | 40㎡ | 12.1坪 |
快適 | ||
一般型 | 125㎡ | 37.8坪 |
都市居住型 | 95㎡ | 28.7坪 |
最低 | ||
共通 | 50㎡ | 15.1坪 |
快適 | ||
一般型 | 150㎡ | 45.4坪 |
都市居住型 | 115㎡ | 34.8坪 |
最低 | ||
共通 | 60㎡ | 18.2坪 |
快適 | ||
一般型 | 175㎡ | 52.9坪 |
都市居住型 | 135㎡ | 40.8坪 |
最低 | ||
共通 | 70㎡ | 21.2坪 |
快適 | ||
一般型 | 200㎡ | 60.5坪 |
都市居住型 | 155㎡ | 46.9坪 |
最低 | ||
共通 | 80㎡ | 24.2坪 |
快適 | ||
一般型 | 225㎡ | 68.1坪 |
都市居住型 | 175㎡ | 52.9坪 |
最低 | ||
共通 | 90㎡ | 27.2坪 |
70坪~79坪の間取りの場合
一般型(都市の郊外及び都市部以外の地域)だと8人以上でも快適に過ごせる広さです。
都市居住型(都市の中心及びその周辺地域)だと8人以上でも快適に過ごせる広さです。
注文住宅の建設費や延床面積や坪単価の相場
注文住宅で家を建てた時の建設費と延床面積、坪単価の全国相場です。
住宅金融支援機構のフラット35利用者調査【2018年度表】を参考に管理人が算出しております。
注文住宅のみの場合と、土地付注文住宅の場合とで別けて記載をしています。
建設費 (万円) | 延床面積 (㎡) | 延床面積 (坪) | 坪単価 (万円) | |
全国 | 3392 | 126.8 | 38.4 | 94.6 |
北海道 | 3278 | 133.2 | 40.3 | 119.6 |
東北 | 3200 | 132.1 | 40.0 | 122.8 |
北関東信越 | 3243 | 127.7 | 38.6 | 121.0 |
南関東 | 3561 | 125.7 | 38.0 | 82.0 |
東海 | 3477 | 128.5 | 38.9 | 86.9 |
北陸 | 3215 | 136.0 | 41.1 | 94.4 |
近畿 | 3493 | 127.6 | 38.6 | 71.6 |
中国 | 3293 | 123.0 | 37.2 | 90.4 |
四国 | 3074 | 119.0 | 36.0 | 90.7 |
北部九州 | 3396 | 129.6 | 39.2 | 99.5 |
南九州 | 3077 | 119.0 | 36.0 | 119.3 |
建設費 (万円) | 延床面積 (㎡) | 延床面積 (坪) | 坪単価 (万円) | |
全国 | 2778 | 112.2 | 33.9 | 81.8 |
北海道 | 2916 | 116.7 | 35.3 | 82.6 |
東北 | 2778 | 114.8 | 34.7 | 80.0 |
北関東信越 | 2884 | 116.5 | 35.2 | 81.8 |
南関東 | 2677 | 108.3 | 32.8 | 81.7 |
東海 | 2932 | 116.4 | 35.2 | 83.3 |
北陸 | 2835 | 124.3 | 37.6 | 75.4 |
近畿 | 2652 | 111.0 | 33.6 | 79.0 |
中国 | 2891 | 114.3 | 34.6 | 83.6 |
四国 | 2783 | 114.1 | 34.5 | 80.6 |
北部九州 | 2971 | 114.3 | 34.6 | 85.9 |
南九州 | 2820 | 109.7 | 33.2 | 85.0 |
注文住宅のみの場合は土地代が不要な分、建設費にお金を多くかける傾向があるようです。
その結果、土地付き注文住宅に比べると坪単価が高くなる傾向があります。
※建設費は本体工事費用+付帯工事費用(別途工事費用)の合計額です。
70坪~79坪の家を注文住宅で建てる時の建設費の相場は?
注文住宅のみの場合:6622万円~7473.4万円
全国の坪単価の相場価格は94.6万円です。
仮に、この坪単価の相場価格で70坪~79坪の住宅を建てた場合
94.6万円×70坪=6622万円
94.6万円×79坪=7473.4万円
70坪~79坪の注文住宅の建設費の相場は6622万円~7473.4万円となります。
土地付注文住宅の場合:5726万円~6462.2万円
全国の坪単価の相場価格は81.8万円です。
仮に、この坪単価の相場価格で70坪~79坪の住宅を建てた場合
81.8万円×70坪=5726万円
81.8万円×79坪=6462.2万円
70坪~79坪の注文住宅の建設費の相場は5726万円~6462.2万円となります。
※あくまで全国相場の坪単価を坪数にかけた時の建設費です。
70坪~79坪の家を建てる時の住宅メーカーの選び方
注文住宅で自分の理想の家が建てられるか、否かは住宅メーカーにかかっていると言っても過言ではありません。
家造りのほぼ全てを任せるのですから、住宅メーカー選びはとても重要な選択です。
この章では、『失敗しない住宅メーカーの選び方』を要点を押さえて書いていきたいと思います。
貴方の理想にベストマッチする住宅メーカーを探しましょう。
住宅メーカー毎のメリット/デメリット
注文住宅の家造りで住宅メーカーを決める際に、『ハウスメーカー』にするのか、それとも地元密着型の『工務店』にするのか、『設計事務所(建築家)』に依頼をするのかで最初は迷うと思います。
以下にそれぞれの住宅メーカーのメリットとデメリットをまとめましたのでご参考にして下さい。
大手ハウスメーカーのメリット/デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・品質管理が徹底していて、品質も保たれやすい。 ・会社の規模が大きく、社会的な信用が高く倒産の可能性も低い。 ・保証・アフターサービスがしっかりしている。 ・仕様が規格化されている為、工期が短くて済む。 ・耐震、免震構造や断熱、省エネ技術等の研究を日々行っているので最新の技術が受けられる。 ・住宅ローンの審査に通りやすく、手続きの相談等にものってもらえる。 ・豊富なカタログや、住宅展示場での実体験によって建つ家のイメージを掴みやすい。 | ・規格化された建材を使用する為、間取り等の自由度が限定される。 ・規格化された建材を使用する為、狭小土地や変形土地が苦手。 ・住宅展示場やテレビCM等、広告費をかけているので価格が高め。 ・営業、設計、工務が部署で分かれている為、要望が伝わりにくい可能性がある。 ・一式見積もりが多く、見積書の詳細が不明瞭に。 |
工務店のメリット/デメリット
最近はハウスメーカーのように、各地に支店を構えていたり、規格型住宅を開発している工務店もありますが、ここでは『地域密着型』の工務店のメリット/デメリットを記載します。
メリット | デメリット |
---|---|
・設計の自由度が高く、個性的な造りにも対応が出来る。 ・展示場の経費や広告費がかからない為、価格が安い。 ・長年、地域根付いて仕事をしている為、地域の特徴をよく理解している。 ・急なトラブル等の時に、迅速に駆けつけて来てくれる。 ・設備機器など変更が自由にできる。 | ・会社の規模が小さいため、倒産のリスクがある。 ・住宅展示場が無く、カタログも無い場合が多いので完成する家のイメージが持ちづらい。 ・システム化されていない為、工期が長くなる可能性がある。 ・工務店により技術力に差があり、見極めるのが難しい。 ・住宅ローンの手続き等は自分で動かなければいけない。 |
設計事務所(建築家)のメリット/デメリット
設計事務所(建築家)に設計を依頼する場合、施工自体は工務店が行います。
その為、家の特徴には請け負う工務店の特徴も加味されます。
メリット | デメリット |
---|---|
・完全自由設計で可能なので、ライフスタイルに合わせた家造りが出来る。 ・設計監理者と施工者が別の立場なので、厳正な工事監理が可能。 ・詳細な見積もりまで出して貰え、追加料金もほとんど発生しない。 ・住宅展示場維持の経費や広告費をかけないので、高コスパな家づくりが可能。 ・完全自由設計なので、難しい土地でも建設が可能。 | ・完成まで時間がかかる。 ・営業マンがいない事務所は、訪問して貰ってのやり取りがあまり出来なく、メールがメーンになりがち。 ・住宅展示場やカタログが無い為、完成後の家のイメージが持ちづらい。 ・保証・アフターサービスは施工した工務店が保証元になる。 ・住宅ローンを組む時に不便が伴う可能性がある。 |
このように、どの住宅メーカーを選ぶにしてもメリットとデメリットは存在しています。
また施主によっても、1番優先すべきものが安全性だったりお金だったりデザインだったりで、人それぞれ『理想の家』は違ってきます。
その為、注文住宅で家を建てる時は○○○が良い!とは一概には言いきれないのです。
その人、その人に合ったベストな住宅メーカーを見つける事がとても大事になってきます。
『では、どのようにして自分に合ったベストな住宅メーカーを見つけるのか?』
それは、
『必ず最初に複数の資料・カタログを取り寄せ、自分の目で実際に見比べる事です。』
資料・カタログを取り寄せ、じっくり比較・検討を行い自分で判断をする事が結局は1番後悔が無く、失敗しない住宅メーカーの選び方となります。
その時の注意点も踏まえて、自分に合った住宅メーカーを決めるまでの、正しい選び方を手順にして書いておきます。
住宅メーカーを決めるまでの正しい手順
6~10社程度を目途にカタログ請求を行いましょう。
2~3社程度では比較・検討をするのに資料不足です。
集めたカタログを元に予算や理想に合う住宅メーカーのピックアップを行います。
複数のカタログを集めるのがポイントです♪
多い中から絞っていった方が、最終的に自分の理想に合う住宅メーカーを見つけやすいです。住宅展示場・モデルハウスへの訪問はある程度候補を絞った後に行った方が効率が良いです。あと知識を得てから行かないと営業トークに載せられやすくなるので気を付けましょう。
その中から気に入った3~5社程度に見積もりを依頼しましょう。
見積もり依頼も必ず複数社に出して下さい。
複数社に行わないと適正価格が見えてこないからです。
同じ条件で見積もりを依頼すれば、適正価格が見えてきますよ。
複数から見積もりを取る、”相見積もり”をする事がポイントです♪
最終的に本命1社と予備1社の2社に絞りましょう。
予備1社の見積もり書は、本命の1社と話を進めている時の値下げ交渉の切り札にも使えます。
1社に絞り切らないのがポイントです♪
値下げ交渉は契約をする直前がおすすめですよ。
最終的に契約まで進んだ1社が、貴方にとって理想の住宅メーカーです♪
早速カタログを集めてみよう!
理想の間取りで家を建てるにもまずは情報収集が大切です。
各社のカタログを集める事でより詳細な住宅性能や住宅設備、過去の建築実例も知る事が出来ます。過去の建築実例でその会社のデザイン性も見る事が出来ます。
また家づくりの専門家に何でも気軽に質問ができる環境が整うのも嬉しいところです。
間取りに対してこだわりのある方は、例えば『子育てのしやすい間取りプランを出して欲しい』や『ペットと快適に過ごせる間取りが希望』、『完全分離型の二世帯で人気の間取りプラン』etc..
その他にも家づくりに関する希望や要望がある程度、固まっている方はHOME4U家づくりのとびらを利用するのがおすすめです。
依頼時の備考欄に家づくりに対する希望・要望の詳細を書き込めば無料でプロが作成をした間取りプランと見積もり書がもらえます。
『70坪~79坪で2階建て、収納もたっぷりで家事動線も考えられた完全分離型二世帯住宅の間取りプラン』なども希望に合わせて自由に貰う事ができます。
現時点ではそこまで希望・要望が固まっていない方や、取り急ぎカタログだけを手っ取り早く集めたい!という方はライフルホームズを利用するのがおすすめです。
とにかく簡単・お手軽に利用できるのが最大の特徴です。2-3分程度で複数社からカタログ請求を行う事ができます。
■とにかく簡単!予算別や人気のテーマ別からも探せる
家づくりを検討し始めた方はこちらがおすすめです。とにかく簡単に好きなハウスメーカーの最新カタログを何社も無料で取り寄せる事が出来ます。
play_circle 何処よりも簡単に住宅カタログを集めるなら■オリジナル間取りプラン+資金計画プランも貰うなら
家づくりの希望や条件がある程度纏まっているならこちらがおすすめです。あなたの条件に合わせてオリジナル間取りプランや資金計画プランを作って貰えます。
play_circle 間取りプラン・資金計画プランも一緒に貰うならカタログ請求後の電話が心配という方は備考欄に「連絡はメールでお願いします」と書いておくだけで大丈夫です。
他にも家づくりで分からない事や聞きたい事などがあれば備考欄に書いておきましょう。
関連記事:家の資料請求したら起きる事と対処法
・全国数百社の中から自分の条件や希望に1番合う住宅メーカーを見つけられる。
・一括で複数社のカタログを集める事が出来るので効率が良い。
・複数社から集めるので比較・検討がし易い。
・家づくりに関する疑問点など、分からない事があれば直ぐに専門家に質問ができる環境が整う。
・ネット未公開の土地情報や自社で持っている土地情報の開示もして貰えるので条件に合う土地を見つけやすい。
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