アイフルホーム最悪?やめたほうがいい?標準仕様や評判をチェック

「アイフルホーム最悪」や「アイフルホームやめたほうがいい」といったネガティブなキーワードでの検索が気になりましたので、

標準仕様での住宅性能や設備、価格とのバランスなど提供している住宅のお得度と、アイフルホームの評判や口コミをチェックして本当に最悪な会社なのか?やめたほうがいいのか?検証していきたいと思います。

免責事項&PR告知

※本記事は可能な限り正確な情報を掲載しておりますが、その内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
※当サイトは提携する企業のPR情報も含まれますが、記事内容やランキング等に影響を及ぼすものではありません。

最悪?やめたほうがいい?会社概要や標準仕様をチェック

アイフルホーム

まずはアイフルホームがどのような会社なのかご紹介致します。

アイフルホームは株式会社LIXIL住宅研究所の住宅ブランドで、フランチャイズを導入しており全国のFC加盟工務店でアイフルホームを建てる事が出来ます。

アイフルホームを運営する株式会社LIXIL住宅研究所は、株式会社LIXILのグループ会社です。その為、住宅設備や一部内装材などはリクシル製品が採用されます。

1984年にアイフルホーム住宅FCを創業し、これまで38年間で累計契約棟数19万棟の実績があり、FC加盟店は全国に約200店舗を展開する国内最大規模の住宅FCです。

FCシステムにより、スケールメリットを活かした仕入れやグループ企業の商品を採用する事で価格を抑え品質も安定した住宅を、地域に密着したサービスが期待できる地元工務店で建てられるメリットがあります。

ちなみに、高性能で中高級クラスの在来木造住宅「フィアスホーム」、海外デザインの注文住宅「ジーエルホーム」も株式会社LIXIL住宅研究所が運営するFC住宅ブランドです。

◦会社概要

会社名株式会社LIXIL住宅研究所
所在地東京都品川区西品川1-1-1
設立2002年3月
資本金1億円
従業員数208名(2022年4月現在)
売上高246億円(2022年3月期)
施工エリア全国(沖縄県、離島・一部地域を除く)
施工実績3,287棟(2021年度)
対応可能工法木造軸組
アフター・保証完成引渡保証
初期保証20年/最長30年(構造耐力上主要な部分)
初期保証10年/最長30年(雨水の侵入を防止する部分)
白蟻10年

アイフルホームの標準仕様

グランドスクラム構法

従来の木造軸組構法にオリジナルのアレンジを加えて強度・耐震性・耐火性に優れた工法「グランドスクラム構法」で建てられます。

グランドスクラム構法の主なポイントは以下の4点です。

◦構造用集成材

アイフルホームでは一般的な無垢材に比べて、強度性能にほとんどバラツキがでない為、集成材を採用しています。

使用する集成材は、スギと比較をして圧縮強度1.4倍、曲げ強度1.4倍も高い「構造用集成材」を採用しており、劣化による反り、ひび割れも発生しにくく耐火性も高い特徴があります。

集成材に使用する接着剤も接着強度、耐久性、耐水性、耐候性に優れた接着剤を使用しています。

◦テクノスター金物

地震の際に力のかかる接合部には、強度を高める為に「テクノスター金物」を採用しています。

従来の木造軸組構法の場合、柱や梁に複雑な凹凸加工を施しはめ込んでいましたが、大きく削られた箇所の強度が弱くなるという問題がありました。

テクノスター金物を使用する事で、加工はスリットと穴あけのみでよくなったので断面欠損が生じるリスクが大幅に減りました。

従来の木造軸組と接合強度を比較するとせん断耐力で約1.4倍、引抜き耐力で約2.1倍の接合強度があることが実験で証明されています。

◦通気工法

小屋裏換気工法・外壁換気工法・全周床下換気工法により、構造内に湿気が溜まりづらい造りになっています。家全体の通気性を高める事で構造材の腐食や劣化を抑え、家の寿命を伸ばしてくれます。

◦剛床工法

アイフルホームでは床板を支える直角の水平材(根太)を使用せずに、構造用合板を直接梁材に留め付ける剛床工法を採用しています。

構造用合板の厚みは1階も2階も28mm厚で地震による床の「ねじれ」や「ゆがみ」、歩行時の「たわみ」や「床鳴り」も殆ど発生しません。

高耐力コア

耐力壁に使用する構造用面材をコア状(四角形)に組む事で、最大8倍相当の高い壁倍率を実現したオリジナル技術「高耐力コア」を使用しています。

高耐力コアにより従来の木造軸組構法では難しかった、最高耐震等級を確保したまま最大6メートルの大開口の確保を実現しています。

耐震等級3相当

強固な構造躯体や地震に対して強い部材を使っていても設計のバランスが悪いと本来の力を発揮する事は出来ません。

アイフルホームでは一棟一棟、耐震強度にとって重要な壁量、壁の配置バランス、接合強度のチェックを重ね、十分に強度が発揮できる設計が行われています。

標準仕様で最高等級の「耐震等級3」相当の耐震性能があります。

更に、地震時などに構造の振れを減衰する粘弾性モノコック構造の「制震システムEVA(イーバス)」も標準仕様で付くのでより安心して暮らす事が出来ます。

基礎

一般住宅の基礎は「布基礎」か「ベタ基礎」が用いられますが、アイフルホームでは基礎の標準仕様は決まっていません。

地盤調査を行い、地盤の強度や土質等を確認して最適な方を採用します。

「布基礎」と「ベタ基礎」の違い

◦「布基礎」
基礎の立ち上がり部分はベタ基礎同様に鉄筋コンクリートですが、底面は無筋コンクリートになります。家の荷重を点で支える基礎です。

建築基準法により、基礎の立ち上がり部分の高さは地上から30cm以上、厚さは12cm以上、地中の根入れの深さは24cm以上、底盤の厚さは15cm以上と定められています。

根入れはベタ基礎よりも深いので、ポイントによってはベタ基礎よりも高い強度を誇ります。また、ベタ基礎に比べて使用する鉄筋コンクリートの量が少ないのでコストを抑える事が出来ます。

◦「ベタ基礎」
基礎の立ち上がり部分および底面全体が鉄筋コンクリートで一体化されています。家の荷重を面で支える基礎です。

建築基準法により、基礎の立ち上がり部分の高さは地上から30cm以上、厚さは12cm以上、地中の根入れの深さは12cm以上、底盤の厚さは12cm以上と定められています。

底面全体で建物を支える基礎なので不同沈下が起こりにくいです。また、地面全体をコンクリートで覆っているので地面からの湿気を防ぎ、シロアリの被害も防ぎやすいです。

断熱性能

アイフルホームでは要望・予算に応じて3タイプの断熱仕様から選択をする事が出来ます。

◦省エネ基準クリア仕様
◦ZEH基準クリア仕様
◦高気密高断熱仕様

◦省エネ基準クリア仕様

壁・天井・屋根にはグラスウールの充填断熱を、床面には高性能断熱材を採用しています。

窓の仕様はサーモスL複層ガラス(一般/空気層)、寒冷地の場合は(Low-E/空気層)です。

断熱性能を表すUA値は0.73W/㎡・k(5~7地域)、0.55W/㎡・k(4地域)、0.44W/㎡・k(3地域)です。

◦ZEH基準クリア仕様

壁と床は省エネ基準クリア仕様と同じの断熱仕様です。天井/屋根の断熱材がネオマフォーム80mmに変更されています。

窓の仕様はサーモスL複層ガラス(Low-E / 空気層)です。

断熱性能を表すUA値は0.55W/㎡・k(5~7地域)、気密性能を表すC値は1.0c㎡/㎡相当です。

◦高気密高断熱仕様

高気密高断熱仕様は壁面の断熱材にもネオマフォームが採用されています。ネオマフォーム70mmもしくはネオマフォーム45mm+70mmのダブル断熱仕様の2パターンが用意されています。

窓の仕様は、トリプルガラス(内外Low-E/アルゴンガス入り)です。ダブル断熱仕様の場合は、中間層に入れる気体がクリプトンガスになります。

断熱性能を表すUA値はネオマフォームシングル仕様で0.45W/㎡・k(3~7地域)、0.39W/㎡・k(1~2地域)、ダブル仕様で0.32W/㎡・k(4~7地域)、0.32W/㎡・k(1~3地域)、気密性能C値は0.51c㎡/㎡相当です。

◦各断熱性能のUA値とC値

省エネ基準クリア仕様ZEH基準クリア仕様高気密高断熱仕様
UA値0.73W/㎡・k(5~7地域)
0.55W/㎡・k(4地域)
0.44W/㎡・k(3地域)
0.55W/㎡・k(5~7地域)◦シングル仕様
0.45W/㎡・k(3~7地域)
0.39W/㎡・k(1~2地域)
◦ダブル仕様
0.32W/㎡・k(4~7地域)
0.32W/㎡・k(1~3地域)
C値1.0c㎡/㎡0.51c㎡/㎡

換気システム

換気システムは、第1種ダクトレス(or ダクト式)熱交換換気システムが採用されています。

熱交換で換気による熱ロスを抑える事が出来るので省エネで冷暖房費の負担を低減します。

また、どちらも捕集効率約95%の高性能フィルターを使用しているので外気の汚れをしっかり取り除き、クリーンな給気を実現します。

一応、第3種ダクトレス換気システムも用意されていますが第3種には熱交換器が付かないので高気密・高断熱、省エネにこだわる時は第1種の換気システムの方が向いています。

F☆☆☆☆の建材

シックハウス症候群やアレルギーへの対策として、ホルムアルデヒドの発散量が最も少ないJIS・JAS最高等級の「F☆☆☆☆」(エフフォースター)の建材を採用しています。

また床材には、はいはいする赤ちゃんにとっても安心な菌の増殖を抑える抗菌処理を施しています。床材の裏面には安全性の高い防虫剤も塗布されているので虫による被害も抑える事が出来ます。

外壁材

外壁材にはケイミュー株式会社、もしくはニチハ株式会社の窯業系サイディングを採用しています。どちらの外壁材も、超高耐候性の表面塗装により色褪せの進行を遅らせる事が出来ます。

シーリング材も高耐候なのでメンテナンスの手間が減りランニングコストを抑える事が出来ます。

また、雨で汚れを洗い流すセルフクリーニング機能も付いているのでキレイが長持ちします。

屋根材

屋根材にはケイミュー株式会社の「コロニアル遮熱グラッサ」を採用しています。

瓦の持つ遮熱性能にプラスして、オリジナル遮熱工法により輻射熱の侵入も抑えてくれるので室内の温度上昇を抑えてくれます。

また、長期間使用しても色褪せが殆どおきない3層化粧構造となっているので耐候性に優れきれな状態が長持ちします。

水回りの設備

キッチン:「ノクト」、バスルーム「リデア」、洗面化粧台「ピアラ」、トイレ「ベーシア」となっています。全てリクシル製品です。

また、床材や玄関ドア、室内ドアもリクシル製品となります。

◦アイフルホームの標準仕様まとめ

構造・工法木造軸組構法
(グランドスクラム構法)
基礎「布基礎」or「ベタ基礎」
敷地に合った基礎を採用
耐震性能耐震等級3相当
断熱性能仕様により異なる
・省エネ基準クリア仕様
UA値=0.73W/㎡・k(5~7地域)
・ZEH基準クリア仕様
UA値=0.55W/㎡・k(5~7地域)
・高気密高断熱仕様
UA値=0.45W/㎡・k(3~7地域)
※ダブル断熱
UA値=0.32W/㎡・k(4~7地域)
・省エネ基準クリア仕様
サーモスL複層ガラス(一般/空気層)
※寒冷地
サーモスL複層ガラス(Low-E/空気層)
・ZEH基準クリア仕様
サーモスL複層ガラス(Low-E / 空気層)
・高気密高断熱仕様
トリプルガラス(内外Low-E/アルゴンガス入り)
※ダブル断熱
トリプルガラス(内外Low-E/クリプトンガス入り)
換気システム・第1種ダクトレス(or ダクト式)熱交換換気システム
・第3種ダクトレス換気システム
外壁ケイミューorニチハの窯業系サイディング
屋根ケイミューのコロニアル遮熱グラッサ
水廻りキッチン:「ノクト」
バスルーム:「リデア」
洗面化粧台:「ピアラ」
トイレ:「ベーシア」
※フランチャイズの為、加盟工務店によってや建築地域によって仕様が異なる事もあります。最終確認はカタログ等で行いましょう。

アイフルホームの取り扱い商品

2020年4月にライフスタイル提案型の自由設計住宅「FAVO(フェイボ)」を発売し、それに伴い従来の人気商品の2階建て「セシボ」、平屋建て「AYA(アヤ)」、3階建て「スプリーム」、セミオーダー型「Simple Life.(シンプルライフ)」などを「FAVO(フェイボ)」に統一しました。

一人一人のライフスタイルにあった「FAVO(フェイボ)」を提案してくれます。


FAVO for KIDS
育てやすい。暮らしやすい。

FAVO for RELAX
心地よい時間を過ごす
FAVO for OUTDOOR
FAVO for OUTDOOR
庭あそびを楽しむ
FAVO for PARTY
FAVO for PARTY
みんなで楽しむ空間
FAVO for DAYS
FAVO for DAYS
家事を楽しむ
FAVO for HIRAYA
FAVO for HIRAYA
フラットな暮らし
FAVO for SKIP
FAVO for SKIP
スキップフロアのある家
FAVO for COURT
FAVO for COURT
中庭のある暮らし
FAVO for SKY
FAVO for SKY
オープンエアを楽しむ
FAVO for ZEN
FAVO for ZEN
和を感じる暮らし
FAVO for URBAN
FAVO for URBAN
都市型3階建て
FAVO for WITH
FAVO for WITH
二世帯で暮らす

最悪?やめたほうがいいのか?仕様から分かった事

アイフルホームの会社概要や標準仕様での性能、設備などを確認してきましたが「最悪」だと思うような箇所は1つもありませんでした。

デザインに関しても、家の形状や屋根の形状、外壁材の選べるデザインやカラーも豊富にあるので自分好みの外観に仕上げる事も可能です。

性能に関しては、耐震等級は3相当と住宅性能評価機関への申請を行っておらず正式な認定を受けている訳ではありませんが、造りを見るかぎりでは申請さえすれば余裕で等級3を取得できる性能だと思います。

断熱性能は選択制ですが、最近は多くの加盟工務店が高気密高断熱仕様を標準仕様としているので断熱性能も満足できる値です。

他にはやはり、住宅FCとしてトップクラスの規模を誇るスケールメリットを活かせる事、自社商品であるリクシル製品を安く採用が出来る事

それによりコストパフォーマンスに優れた家を建てられる事。

また、採用されるリクシル製品や外装材などもそうですが耐久性にも優れた物となっていますのでメンテナンス性も悪くありません。

アイフルホームが提供している住宅に関して、特に最悪と感じるようなポイントはなかったので、次はアイフルホームの評判や口コミを見ていきたいと思います。

アイフルホームはお客様からの評判が最悪なのか?

標準仕様を見るかぎりでは最悪だと思える箇所は無かったので、アイフルホームで建てた施主さんや、検討されていたお客様の評判や口コミをチェックしていきたいと思います。

肯定的な評判・口コミ

◦いい工務店

◦紹介者もみんな満足

◦良いものを安くを実現

◦細部まで丁寧な仕事

アイフルホームで 17年前に建てたので
今回も外壁塗装をお願いしました。

色々無理を言いましたが 営業さんや職人さんには
寒い中 嫌な顔せずやっていただき感謝しております。
仕事も細部まで丁寧でとても良くして頂きました。

みん評

◦営業マンの対応もアフターフォローも◎

営業マンの知識が豊富で対応も良かったですし、打ち合わせの回数が多くて大変ではありましたが、間取りから内外装全てにおいて一つ一つ選択することができました。オリジナリティーの高い注文住宅を望まれる方には相性の良いハウスメーカーだと思います。アフターフォローもしっかりしていますので好印象です。

みん評

否定的な評判・口コミ

◦建材を自由に選べない

◦アフターサポートに不満

◦施工精度に不満

◦営業担当に不満

営業担当者さん最悪!
普通に嘘つく方です。
話し方も若い!
そうなんすか?なんすか?などと
言うような話し方!

みん評

最悪!と感じられているお客様はいるが

アイフルホームはFC制度を採用しているので実際に家を建てたり、アフターサポートの対応を行うのは建築エリアを受け持つ加盟工務店になります。

その為、どこの工務店と契約するかによって評価は大きく変わってきます。

契約を結ぶ工務店によっては現場の施工やアフターサポートが雑だったりする事もあるようです。

ただし、これに関してはFC制度を採用していない大手HMであっても、実際に施工を行うのは下請けや孫請けの会社になるので同じような口コミは見られます。

提供する家の性能や設備、価格設定は悪くないのですが、実際に施行などを行う工務店がハズレだと残念な結果になる事もあります。

そうしたハズレの工務店を引かないように、自分が希望する建築エリアの加盟店がどこの工務店なのか?その会社の評判などもチェックするようにしましょう。

対応する工務店の建築現場を直接見に行けるのであれば、判断しやすくなるので見に行くのがおすすめです。

専門的な事は分からずとも、資材の管理体制に問題が無いか、資材はきちんと養生シートに包まれているか、工具などが雑に置きっぱなしになっていないか

休憩中といえど敷地内でタバコを吸っていないか、作業員の安全対策は取れているかなど、実際に現場を見て作業が雑に感じた場合はちょっと考えた方が良いです。

施工精度の不安への対策

現場を直接見る事で分かる事もありますが、施工の精度、職人さんのレベルはどうなのか?といった部分は、施主側で判断するのがなかなか難しいと思います。

施工精度が低く、念願のマイホームに施工不良などがあると落ち込むだけではすまない程ショックを受けますよね。

そうした施工精度の不安を晴らす為に、施主側で行える対策を幾つかご紹介致します。

住宅性能表示制度を利用する

住宅性能表示制度とは消費者の利便性を考え、住宅性能を等級や数値で簡単に確認が出来るようにした制度の事です。住宅性能表示制度の評価項目は下記の通りです。

評価される分野主な評価内容等級必須
①.構造の安定地震・風・積雪に対しての
建物の強さを評価
耐震等級、
耐風等級、耐積雪等級
②.火災時の安全火災の早期発見のしやすさ、
外部からの延焼に対する耐火性を評価
耐火等級
③.劣化の軽減柱や土台の劣化の進行を遅らせるための対策を評価劣化対策等級
④.維持管理・更新への配慮排水管・水道管・ガス管の
点検・清掃・修繕のしやすさを評価
維持管理対策等級
⑤.温熱環境建物の冷暖房を効率的に行う為の
断熱などの省エネ対策を評価
断熱等性能等級、
一次エネルギー消費量等級
⑥.空気環境室内への有害物質の発散量、換気対策を評価
⑦.光・視環境室内の明るさを、部屋の広さに対する
窓の大きさの割合で表示
⑧.音環境開口部の遮音性能や、共同住宅の
上下又は隣接する住戸への音の伝わりにくさを評価
透過損失等級
⑨.高齢者への配慮高齢者や子供が暮らしやすいよう、
バリアフリーの程度を評価
高齢者等配慮対策等級
⑩.防犯犯罪者が住宅に侵入しないよう、
開口部に対策がとられているかを評価
10分野の内①.③.④.⑤は必須。それ以外は選択分野。

住宅性能表示制度を利用すれば、国から認定を受けた第三者評価機関が住宅性能を評価・チェックしてくれます。

住宅性能評価は2段階に分けて行い、1段階目は設計段階で設計図面を元に住宅性能を評価します。これを「設計住宅性能評価」と言います。

2つ目は建設段階で現場チェックを行い住宅性能を評価します。これを「建設住宅性能評価」と言います。

住宅性能表示制度による性能評価の流れ

2段階目の「建設住宅性能評価」では、第三者評価機関が建築現場に計4回(基礎の配筋工事完了時、構造躯体の工事完了時、内装下張り工事の直前、竣工時)訪れて正しい施工が行われているかをチェックしてくれます。

住宅性能表示制度を利用する事で、性能を評価・チェックしてくれるだけでなく、建てた後に万が一トラブルが起きた場合、専門機関(指定住宅紛争処理機関)がトラブルの対応もしてくれます。

ホームインスペクター(住宅診断士)にホームインスペクション(住宅診断)を依頼する

ホームインスペクション(住宅診断)とは?

ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、不具合事象の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行なう専門業務を指します。

日本ホームインスペクターズ協会

ホームインスペクション(住宅診断)は建築途中からでも依頼は可能なので、不安がある方は竣工を待たずに依頼するのも全然ありです。

ホームインスペクションを利用する上での注意点として、ホームインスペクターになるには日本ホームインスペクターズ協会が付与している民間の資格が必要ですが、国家資格である建築士などの資格の有無は問われません。

つまり、建築士の資格がなくてもホームインスペクターになる事は可能です。

ただ、利用する立場からすれば建築士の資格も保有するホームインスペクター(住宅診断士)の方が安心出来ると思いますので、建築士の資格の有無を確認して依頼をするのが良いでしょう。

住宅性能表示制度にしろホームインスペクションにしろ第三者が現場に入る事になるので、契約を結んだ工務店から事前に確認&承諾をとっておく必要があります。

かかる費用は、住宅性能表示制度の相場が10万円~20万円程度です。ホームインスペクションは5万円~10万円程度です。

平均C値を確認する

C値(気密性能)とは、家の大きさに対してどの程度のすき間面積が存在するかを表した数値です。C値が小さい程気密性能が優れている事になります。

気密性の確保のし易さは構造・工法の違いや断熱施工の違いなどによっても変わってくるのでC値が悪い=大工さんの腕が悪いと決めつける事は出来ませんが、C値が平均して良い会社の大工さんは丁寧な施工を行っているという判断は出来ます。

その為、今まで建てた家の平均C値が分かれば施工精度の参考になります。

ちなみにC値は現場で測る実測値です。別途費用もかかるので気密測定を行っていないハウスメーカーもあります。

ただ、C値(気密性能)に自信のあるハウスメーカーであれば参考として出せるC値はだいたい持っていますので、C値を聞いた時に答えをはぐらかしたりした時は注意が必要です。

その他の注意点として

アイフルホームは株式会社LIXILの傘下の企業がFC本部となっているので採用される住宅設備、一部の内装材などはリクシル製品となります。

リクシル製品を安く採用できる事はメリットでもありますが、他のメーカーを自由に選択できないので選択肢は狭められます。

人によってはこれをデメリットと捉える方もいらっしゃいます。

まとめ

「アイフルホーム最悪」や「アイフルホームやめたほうがいい」といったネガティブキーワードが気になったので標準仕様での性能や設備、お客様からの評判・口コミを確認してきましたが如何だったでしょうか。

アイフルホームの標準仕様での性能や設備、そして価格とのバランスを見るかぎり全く最悪でも無いですし、やめたほうがいいとも思いませんでした。

評判に関しては、アイフルホームはFC制度を採用しているので加盟工務店毎に対応が変わります。その為、自分のエリアを担当する加盟工務店を知っておきましょう。

ただ、アイフルホームはコスパの良いハウスメーカーではありますが、始めから候補を絞ってしまうのは"やめたほうがいい"です。

注文住宅は一人一人の条件が異なるので、アイフルホームが合う人もいれば合わない人も出てきます。

まずは自分達に合うハウスメーカーがどこなのかを知る為に、候補は必ず複数社あげて比較を行いましょう。

素敵なマイホームづくりを応援しています。

専門家に相談せずに家づくりを進めて大丈夫?

家づくり計画を進める時は「住宅会社の人でない、中立の立場にいる家づくりの専門家」に相談をするのが失敗しないコツです。

PCかスマホがあれば誰でも気軽にオンライン相談が利用出来ます。

結構おすすめ!!HOME4U家づくりのとびら公式サイト
\中立の立場なので営業は一切無し/

この記事を書いた人
管理人
管理人

資格:宅地建物取引士(東京都宅地建物取引業協会認定)
経歴:不動産・住宅業界約10年
元ハウスメーカー勤務。現在は家づくり関連の情報サイトを複数手掛けるWEBディレクター
不動産・住宅業界10年以上の経験を活かし、注文住宅に関する"分からない事"を解消できるようにこのサイトを作成しました。