【平屋住宅が得意なハウスメーカー】価格別本当におすすめの20社

子育て世代からシニア世代まで幅広い年齢層に人気の平屋住宅ですが、「平屋を建てるならどのハウスメーカーが良いんだろう?」と悩まれている方も多くいると思います。

そこで当記事では、平屋住宅の間取り作成が上手だったり、実績が豊富だったり、平屋住宅のラインナップが充実していたり、施主からの人気が高かったり

そうした平屋住宅が得意なハウスメーカーをおおよその価格別に20社ほどご紹介していきたいと思います。

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平屋住宅が得意なハウスメーカー

どの地域にお住いの方にもおすすめができるように、施工エリアが広範囲のハウスメーカーを中心にご紹介していきたいと思います。

※価格は地域、家の仕様・条件等により異なりますのであくまで参考程度にお考え下さい。

ローコスト帯も得意なハウスメーカー

◦タマホーム

タマホームの平屋カタログ

2022年度注文住宅新設着工棟数全国3位に輝く良コスパで人気のハウスメーカーです。低価格ながらも標準仕様で価格以上のクオリティを持つ住宅設備を採用。

暮らしやすさが隅々まで行き届いたこだわりを演出できる平屋住宅を手掛けます。看板商品である「大安心の家」の平屋も人気ですが、標準でビルトインガレージ付きの平屋「GALLERIART」も平屋を検討されている方におすすめ商品です。

本体価格1,632万円〜1,894万円
(延床面積35坪の場合)
坪単価46.7万円~54.1万円
工法木造軸組(在来)工法
詳細タマホームの平屋カタログ

◦アキュラホーム(AQ Group)

アキュラホームの平屋カタログ

高気密・高断熱・高耐震な家を完全自由設計でお求めやすい価格で建てる事が出来るハウスメーカーです。全国の住宅メーカー人気会社ランキング2ヶ月連続でNo.1に輝いています。(2023年4・5月/LIFULL HOME’S調べ)

天井高2.8mの開放的な空間や高性能な「超空間の平屋」を始め、「ふたり暮らしの平屋」「二世帯の平屋」「趣味を楽しむ平屋」「和風建築の平屋」「木の温もりを感じる平屋」など、ライフスタイルや要望に沿った平屋プランの提案をしてくれます。

本体価格1,676万円〜
(延床面積35坪の場合)
坪単価47.9万円〜150.0万円
工法木造軸組(在来)工法
詳細アキュラホームの平屋カタログ

◦ヤマト住建

ヤマト住建の平屋カタログ

高性能で広くて安い、そして長寿命で資産価値の高い家づくりを追求するハウスメーカーです。一般財団法人省エネルギー主催の省エネ大賞で最高位の「経済産業大臣賞」を受賞するなど省エネ性に優れた家づくりを得意としています。

建物の中心に土間を配置したプランや中庭付きのプラン、ホビーデッキのあるプラン、ペットも心地よく暮らせる平屋やガレージ付きの平屋など数多くの平屋プランがあり充実しています。

本体価格2,107万円〜
(延床面積35坪の場合)
坪単価60.2万円~67.9万円
工法木造軸組(在来)工法
詳細ヤマト住建の平屋カタログ

◦レオハウス

レオハウスの平屋カタログ

レオハウスは2021年2月にヤマダホームズに吸収合併され同社の「レオハウス事業本部」となっています。ヤマダ電機を擁するヤマダグループの注文住宅ブランドです。

制震工法や制震装置を使用して高い耐震性の確保、高気密・高断熱仕様など性能面も充実しており、規格住宅は元より完全自由設計でも適正価格で建てられるとあり人気を集めています。

本体価格1,750万円~
(延床面積35坪の場合)
坪単価50.0万円~70.0万円
工法木造軸組(在来)工法
詳細レオハウスの平屋カタログ

◦一条工務店

一条工務店の平屋カタログ

「家は性能」のキャッチコピー通り、住宅性能が業界でトップクラスに高いハウスメーカーです。室内側のガラスに防犯合わせガラスを採用しており防犯面を意識したい平屋への対策もバッチリです。

家族が笑顔で繋がる空間づくりやラクが生まれる生活動線、伸びやかで開放的な室内設計など、高い住宅性能はそのままに暮らしやすい理想の平屋を提供してくれます。

本体価格1,750万円~
(延床面積35坪の場合)
坪単価50.0万円~60.0万円
工法ツーバイフォー・ツーバイシックス工法
詳細一条工務店の平屋カタログ

◦イシンホーム

イシンホーム広島の平屋カタログ

フランチャイズ方式で全国展開しているハウスメーカーです。初期費用0円で大型太陽光発電・大容量蓄電池・EV車対応・高性能節約設備が標準装備されています。

ゼロエネルギー生活が可能な平屋、更に耐震構造+減震ブレーキのW地震対策、家事が楽になる設計などが多くの方に支持を受けて選ばれています。

本体価格1,750万円~
(延床面積35坪の場合)
坪単価50.0万円~53.0万円
工法木造軸組(在来)工法
詳細イシンホームの平屋カタログ

ミドルクラス帯が多いハウスメーカー

◦ユニバーサルホーム

ユニバーサルホームの平屋カタログ

地震・災害に強い基礎「地熱床システム」や1階全面床暖房の「地熱床暖房」、37mm厚の高性能外壁材ALC等を標準搭載した木造住宅を全国にFC展開するハウスメーカーです。

床暖房用に加工された無垢材を使用する事で無垢フロアと床暖房を組み合わせる事も可能で家中まるごと暖かく、スキップフロアや小上がり和室で+α空間の設計も得意とする平屋住宅が人気です。

本体価格2,250万円〜
(延床面積35坪の場合)
坪単価65.0万円~75.0万円
工法木造軸組(在来)工法
詳細ユニバーサルホームの平屋カタログ

◦アイ工務店

2010年度から2020年度の11年間で売上成長率第1位を記録した今勢いのあるハウスメーカーです。

家族の思い描く夢をカタチにできる自由設計や、長期優良住宅仕様・住宅性能評価8項目で最高等級に対応する技術力、高耐震・高耐風・高耐久・高気密・高断熱など、安全で快適な住まいを適正価格で提供してくれます。

本体価格2,100万円~
(延床面積35坪の場合)
坪単価60.0万円~70.0万円
工法木造軸組(在来)工法
詳細アイ工務店の平屋カタログ

◦クレバリーホーム

クレバリーホームの平屋カタログ

新昭和グループである「株式会社クレバリーホーム」が展開するフランチャイズシステムの注文住宅ブランドです。

空間をシェアする「センターリビング」や家事ラク動線、ゆとりの時間を楽しむ「パティオ」、屋根勾配を有効活用した「+α空間」等を取り入れた平屋商品「グランシェア」が人気です。

本体価格2,100万円~
(延床面積35坪の場合)
坪単価60.0万円~80.0万円
工法木造軸組(在来)工法
詳細クレバリーホームの平屋カタログ

◦セルコホーム

セルコホームの平屋カタログ

高い耐震性能と総レンガ貼りなど美しい外観が特徴のカナダ輸入住宅全国No.1のハウスメーカーです。

セルコホームの平屋は高性能でいて、欧米のリゾートにある邸宅を思わせる上質な外観で年を経るごとに味わいを増すレンガづくりとなっています。

本体価格2,100万円~
(延床面積35坪の場合)
坪単価60.0万円~90.0万円
工法ツーバイフォー・ツーバイシックス工法
詳細セルコホームの平屋カタログ

◦セキスイハイム

セキスイハイムの平屋カタログ

部屋単位で工場でつくり、現場へ運び組み立てるユニット工法が特徴的な鉄骨系も木質系も取り扱うハウスメーカーです。住まいの80%を工場で仕上げるので品質が安定しており、現場作業の期間を短縮出来ます。

平屋の心地よさに新しい生活様式をプラスした「ステイ&ワークモデル」や、おうち時間をペットと楽しく過ごせる「ステイ&ワークモデル with PETS」、子育て世帯向け「そだての家」、他にも「楽の家」や「1.5階の平屋」「2×6の平屋」など人気の平屋プランを多く揃えています。

本体価格2,450万円〜
(延床面積35坪の場合)
坪単価70.0万円~180.0万円
工法ユニット工法
詳細セキスイハイムの平屋カタログ

◦ミサワホーム

ミサワホームの平屋カタログ

木材の枠組みに合板を張ったパネルを工場で予め生産し現場で組み立てる木質系プレハブ工法を採用しているハウスメーカーです。断熱性や気密性に優れている特徴があります。

「CENTURY Stylepro HIRAYA」「Granlink HIRAYA」「SMART STYLE「A」」「HIRAYA」など多様な商品があり、ライフスタイルに合った平屋住宅を提案してくれます。

本体価格2,450万円~
(延床面積35坪の場合)
坪単価70.0万円~120.0万円
工法木質系プレハブ工法
詳細ミサワホームの平屋カタログ

◦アールプラスハウス

アールプラスハウスの平屋カタログ

フランチャイズ展開を行っている住宅ブランドで、デザイン性と機能性の高さが人気の住宅です。

建築家による高いデザイン性×高気密・高断熱仕様の平屋を手の届く価格で建てる事が出来ます。

本体価格2,400万円~
(延床面積35坪の場合)
坪単価70.0万円~72.0万円
工法木造軸組(在来)工法
詳細アールプラスハウスの平屋カタログ

◦トヨタホーム

トヨタホームの平屋カタログ

工場生産による品質の安定性や耐震性、耐久性に優れた鉄骨ラーメン構造、広々とした大空間も確保出来るワイドスパン工法などが特徴的です。

立体で考える自由設計や外と繋げる内外一体空間、各室が繋がるワンフロア設計、いつでも快適な空調設計などトレンドを詰め込んだ「いまの平屋」づくりを得意とします。規格住宅「Since LQ」であればコスパ良く建てられます。

本体価格2,450万円~
(延床面積35坪の場合)
坪単価70.0万円~110.0万円
工法鉄骨系プレハブ工法
詳細トヨタホームの平屋カタログ

ハイクラスなハウスメーカー

◦住友林業

住友林業の平屋カタログ

質の高い自然素材を使った家づくりなど木へのこだわりと高い技術力を持ったハウスメーカーです。

「フラットにつながる」「内と外がつながる」「大空間を楽しむ」「生活動線」「環境にやさしい平屋」こうした平屋の魅力を存分に楽しめるグランドライフが人気商品となっています。

本体価格2,625万円~
(延床面積35坪の場合)
坪単価75.0万円~100.0万円
工法木造軸組(在来)工法
詳細住友林業の平屋カタログ

◦ダイワハウス

ダイワハウスの平屋カタログ

鉄骨だけでなく、木造においても高耐震技術など様々な対策で「強い家づくり」が特徴のハウスメーカーです。

「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」の天井高や、大開口・大空間が可能という特長を最大限に活かした開放的で災害に強い平屋づくりを得意としています。

本体価格2,800万円~
(延床面積35坪の場合)
坪単価80.0万円~150.0万円
工法鉄骨系プレハブ工法
詳細ダイワハウスの平屋カタログ

◦スウェーデンハウス

スウェーデンハウスの平屋カタログ

北欧風のおしゃれなデザイン、そして高断熱・高気密の性能に優れた木造住宅を得意とするハウスメーカーです。

ゆとりある天井高(2.7m)や間仕切りの少ない大空間も可能な構造、屋根付きアウトドアリビング「ルフトデッキ」などが魅力的な全24プランから選んでアレンジするセミオーダーの北欧平屋プラン「レットナード」が注目を集めています。

本体価格2,625万円~
(延床面積35坪の場合)
坪単価75.0万円~100.0万円
工法その他
詳細スウェーデンハウスの平屋カタログ

◦三井ホーム

三井ホームの平屋カタログ

耐震性や耐久性、断熱性が高い事は勿論の事、デザイン性や間取りの自由度も高く、機能美と実用性を兼ね備えた家づくりを得意としています。

オリジナルの高性能屋根断熱パネルで広い屋根をもつ平屋に適した施工、屋根裏を利用した災害対策など平屋の弱点をカバーする家づくりを行います。

本体価格2,800万円~
(延床面積35坪の場合)
坪単価80.0万円~130.0万円
工法ツーバイフォー・ツーバイシックス工法
詳細三井ホームの平屋カタログ

◦パナソニック ホームズ

パナソニック ホームズの平屋カタログ

プレハブ工法による鉄骨系、重量鉄骨造、さらに木造の家づくりも行う大手ハウスメーカーです。高品質なパナソニック製の住宅設備が標準仕様となっています。

深い軒と大開口がつくる自然との一体感、勾配天井を活かし上にのびやかなLDKや、スキップスタイルで家族とのつながりも大切にしながらひとりの時間も充実した間取りなど、自然を感じつつ家族の絆を育んでいく平屋づくりを得意としています。

本体価格
坪単価
工法鉄骨系プレハブ工法
詳細パナソニック ホームズの平屋カタログ

◦積水ハウス

積水ハウスの平屋カタログ

確かな「技術力」と「施工力」で高い性能と間取り自由度があり、邸別自由設計を重視し、土地の環境や家族構成、ライフスタイルに合わせて住宅を提案してくれます。

鉄骨ではイズ・ステージ、イズ・ロイエ、平屋の季、木造(シャーウッド)では、グラヴィス ステージ、里楽などが平屋住宅で人気です。

本体価格
坪単価
工法その他
詳細積水ハウスの平屋カタログ

平屋住宅のメリット&デメリット

平屋住宅にはどのようなメリットとデメリットがあるのかご紹介していきます。

建てた後になり後悔するような事がないように特にデメリット面はしっかりと把握をして、対策が可能な物に関してはしっかり対処しておきましょう。

平屋住宅のメリット

構造的に安定しやすく設計自由度が高い

2階部分が無く背の低い平屋は構造的に安定しやすいので耐震性能・耐風性を確保しやすくなります。

地震の多い地域では見逃せないメリットです。

また、2階部分を支える為の柱や壁も不要なので設計自由度も高まります。

柱の無い広々とした空間や大開口の窓、勾配天井を活かして天井高を確保したり平屋ならではのゆったりとした空間を楽しめます。

生活がしやすい

ワンフロアで生活が完結できる平屋は効率的な生活動線・家事動線を確保しやすく、生活のしやすい間取りで家を建てやすいです。

フラットな作りにする事で家中の掃除をお掃除ロボットに任せられるというメリットもあります。

階段もないので歳をとってからも生活のしやすさは変わりません。階段からの転落事故も起きないので子育て世代にも安心できる住宅です。

光熱費・メンテナンス費を抑えやすい

ワンフロアの平屋は「暖かい空気は上へ行くので、冬場の1階は暖まりにくい。」「夏場は2階が暑く冷房があまり効かない」といった事もないので2階建てよりも冷暖房効率が良いです。

その為、光熱費を抑えやすいです。

メンテナンス費用に関しても、2階建ての場合は足場を組む必要がありますが平屋ではその必要がありません。

足場を組むためにかかる費用が浮くのでその分メンテナンス費用を安くする事が出来ます。

家族間のコミュニケーションが増える

全ての部屋が1階にあるので自然と顔を合わせる機会が増えて家族間でのコミュニケーションが取りやすくなります。

リビングを中心とした間取りにすれば、子供が帰ってきた時や出かける時にも把握しやすいので親としても安心出来ます。

緊急時に屋外に逃げやすい

地震や火事など、万が一の事が起きた時に2階建てだと避難をするのに時間がかかってしまう事もありますが、平屋であれば近くの窓からすぐに屋外に逃げ出す事が可能です。

平屋住宅のデメリット

2階建てよりも土地代と固定資産税が高くなる

例えば延床面積100㎡(30.25坪)は確保したい場合、2階建てであれば1階と2階の床面積を合わせて100㎡あれば良いですが、平屋の場合はワンフロアで100㎡を確保しなければなりません。

その為、2階建てよりも広い土地を必要とするので土地代が高くなります。

地価の高い都心部ではこのデメリットが1番のネックとなります。

また固定資産税は土地が広いと高くなりますので、同じ延床面積の2階建てと比べると平屋住宅の方が固定資産税が高くなります。

建築費用が高くなる

同じ延床面積の2階建てと比べた時に、基礎と屋根の面積が平屋の方が約2倍ほど広くなります。

基礎と屋根工事は建築費の中でもコストが比較的かかりやすい工事なので、施工面積が広くなる平屋の方が建築費用は高くなります。

ただし、基礎が広いという事はその分どっしりとした家が建つので2階建てよりも平屋の方が耐震性能や耐風性を確保しやすいです。

建築費用は高くなりますが、その分安全性と耐震性を確保しやすいので設計自由度も高くなります。

日当たり・風通しに注意が必要

特に正方形の平屋や部屋数の多い平屋の場合、外側に接していない内側の部屋などは日当たりや風通しが悪くなる可能性があります。

また平屋は背が低いので周りの建物の影響を受けやすくなります。

周辺に高い建物があると日当たりや風通しに悪影響が出てきます。

その為、土地の購入から行う必要がある方は土地選びの際に南側に日差しを遮る建物や障害物がないか確認しておいた方が良いでしょう。

設計の妙で改善する事も出来ます。

例えば、L字型やコの字型、ロの字型にして中庭を取り入れる事で日当たりも風通しも良くする事ができます。

勾配天井にして天窓を設置する事でも採光がよくなります。

日あたりをよくしたい部屋を日当たりの良い方角に持ってくるなど方角を意識する事も大切です。

最近は屋根に太陽光パネルを設置する家も増えましたが、設置する時には周辺の建物による影響が無いか等も相談しながら進めましょう。

プライバシーや防犯面で劣る

2階リビングの場合には外からの視線を感じる事はあまり無いと思いますが、平屋は1階部分に全ての部屋があるので外からの視線が届きやすくなります。

また同じ延床面積の2階と比べて平屋の方が1階部分は広くなり、その分侵入経路も増えてしまいます。

その為、2階建てと比べるとプライバシーや防犯面で劣ります。

塀やフェンス、植栽などで外からの視線を遮る工夫が必要です。

防犯面の備えとして人感センサー付きライトや防犯カメラの設置なども有効です。

水害時に被害が家全体となる

万が一水害が起きた時に全てが1階部分にあるので家全体が水浸しになってしまうリスクがあります。

2階建てであれば垂直避難が可能ですが平屋ではその対応も出来ません。

浸水被害を避けるには河川が近い土地には建てない、地盤・基礎を高くする、高地に建てる、土嚢や防水シート、止水シートなどを用意しておくなど対策が必要です。

また平屋に限らず家を建てる時は事前にハザードマップなどで水害が起こりそうな地域かどうかのチェックは必ず行いましょう。

平屋住宅に取り入れたいおすすめの間取り

平屋と相性の良い間取りや、生活がより豊かになる間取り、人気の高い間取りなどをいくつかご紹介していきます。

リビングを中心に配置した間取り

出典:住友林業の家「GRANDLIFE」

リビングを間取りの中央に配置する事で、リビングから各居室へ直接移動が出来る間取りです。

コンパクトな動線になる事で生活がしやすくなり、リビングが中心にある事で家族が自然と顔を合わせやすくなります。

また、廊下を極力作らない事でその分のスペースを他の部屋へ充てる事ができるので、ゆとりのある広さを確保しやすくなります。

リビングから繋がるウッドデッキ

リビングの床の高さと揃えでウッドデッキ・テラスを付ける間取りも人気です。

高さを揃える事で内と外との繋がりが広がり空間がより広く感じられます。大開口の窓を付ける事で見晴らしもよく開放感も高まります。

また段差もないのでつまづく心配も無く、子供の遊ぶスペースとしてや煙を気にせずBBQを楽しんだり、洗濯物を干したりと多目的に利用できます。

勾配天井を活かした天井高

出典:不二建設株式会社

2階建てだと1階天井部分は平らにせざるを得ませんが、平屋であれば上階がないので屋根を斜めにして、その形状を活かした設計を楽しむ事も出来ます。

リビングがより広く開放的になり、天窓を設置すれば採光も十分に確保する事が出来るので明るいリビングになります。

屋根がフラットな陸屋根の場合には、天井の中央部分を周囲よりも1段高く仕上げる「折り上げ天井」も人気です。

ガレージを付ける間取り

出典:TAKATO HOME

平屋の場合、2階・3階建てのビルトインガレージの場合、ガレージの上階の床が冷える、騒音や振動が上の階に伝わるといった弱点を軽減する事が出来ます。

雨の日でも濡れる事なく車に乗り降りできるガレージは使い勝手もよく荷物の搬入も楽になります。

見た目もインパクトがあり格好良い平屋になります。

横長の形状にして光を最大限取り入れる間取り

出典:やまホーム

東西に横長の形状にして、南側からの日の光を最大限取り入れる間取りも家の中が明るくなり人気です。

構造がシンプルなので柱や壁を少なくしても安定しやすく、大開口の窓を設置して開放感あふれる平屋にできます。横に真っすぐ伸びた外観は壮大で堂々とした印象も与えます。

コの字やロの字にして中庭を取り入れる間取り

出典:株式会社参創ハウテック

平屋は周辺環境により採光や風通しが悪くなる可能性がありますが、そんな時におすすめなのが中庭を取り入れる間取りです。

中庭を作る事で十分な採光も得られ、風通しも良くなり住環境の改善が期待できます。

中庭は外から遮られたプライベートな空間なので、夏場はビニールプールで子供を遊ばせたり、ラフな格好のままでも利用出来るので使い勝手も良いです。

ロフトで+αの空間を確保する間取り

縦の空間を有効利用し、ロフトを取り入れる間取りも人気です。コンパクトな平屋の場合、収納スペースが不足しがちですがロフトをつくる事で解消できます。

ちなみにロフトとみなされるには以下の要件を満たす必要があります。

面積:ロフトのある階の床面積の1/2未満
高さ:1.4m以下
開口部:出入り口以外の開口部は面積の1/20以下
設備:コンセントは1ヶ所(TVやNETのジャックは設置不可) 等

ロフトとみなされた場合、ロフトの床面積は延床面積から除外され固定資産税の課税対象面積にも含まれません。

太陽光パネルの設置

同じ延床面積の2階建てより屋根面積が広い平屋は、多くのパネルを設置する事が出来るので太陽光発電との相性が良いです。

またメンテナンスが2階建てよりしやすい事や、広い屋根全体で受ける夏場の激しい直射日光をパネルが遮ってくれるので屋根から伝わる熱を軽減してくれるといった効果も期待出来ます。

ただし、周囲に日射を遮る高い建物がある場合や、日のあまり当たらない北向きの屋根だと発電量が少なくなるので注意しておきましょう。

まとめ

平屋住宅が得意なハウスメーカーや平屋住宅のメリット&デメリット、おすすめ間取りなどをご紹介してきました。

ご紹介したハウスメーカーは平屋づくりに力を入れており実績も豊富でデザイン性や性能・設計力も高いHMです。

ライフスタイルに合わせて最適な提案も行ってくれるので、平屋住宅を検討されている方は候補の1社に加えてみては如何でしょうか。

素敵なマイホームづくりを応援しています。

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この記事を書いた人
管理人
管理人

資格:宅地建物取引士(東京都宅地建物取引業協会認定)
経歴:不動産・住宅業界約10年
元ハウスメーカー勤務。現在は家づくり関連の情報サイトを複数手掛けるWEBディレクター
不動産・住宅業界10年以上の経験を活かし、注文住宅に関する"分からない事"を解消できるようにこのサイトを作成しました。