沖縄県で注文住宅をおしゃれに建てる工務店&ハウスメーカー
「注文住宅を建てるならこだわりを詰め込んだおしゃれな家を建てたい!」「品もあり斬新さや遊び心も盛り込んだオンリーワンな家を建てたい!」という施主さんは多いと思いますが、「おしゃれな家にする為に大切なポイントは?」とか、「デザインセンスの高い工務店やハウスメーカーはどこ?」と悩まれている方も多いと思います。
そこで当記事では注文住宅でおしゃれな家にする時に抑えておきたい外観・内装のポイントや、沖縄県でデザインセンスが高くておしゃれな家を建ててくれると評判の工務店およびハウスメーカーを何社かご紹介したいと思います。
注文住宅をおしゃれに建てる工務店&ハウスメーカーのご紹介は都道府県別に行っていますので、他にも気になる地域がありましたら下記よりご覧ください。
【沖縄県】注文住宅でおしゃれな家づくりを得意とする工務店・ハウスメーカー
沖縄県で注文住宅を建てる方に「デザインセンスが高い」と評判の良い、おしゃれな家づくりを得意としている工務店およびハウスメーカーは以下の通りです。
(※LIFULL HOME’Sの「外観デザインにこだわる家の得意な会社」やデザインの口コミ・評判を参考にしています。)
沖縄県で注文住宅をおしゃれに建てる工務店&ハウスメーカー
会社名 | 参考本体価格 (延床面積35坪の場合) | 坪単価 | 工法 |
---|---|---|---|
R+house名護 | – | – | 木造軸組(在来)工法、鉄筋コンクリート造、その他 |
アイダ設計 | 1,459万円〜 | 41.7万円〜41.7万円 | 木造軸組(在来)工法 |
タマホーム | 1,632万円~ | 46.7万円~87.3万円 | 木造軸組(在来)工法 |
サイアスホーム | 2,100万円〜 | 60.0万円〜80.0万円 | 木造軸組(在来)工法、鉄筋コンクリート造 |
パナソニックホームズ | 2,450万円~ | 70.0万円~150.0万円 | 鉄骨系プレハブ工法 |
プレステージホーム沖縄 | 2,338万円〜 | 66.8万円〜81.0万円 | 木造軸組(在来)工法 |
ロイヤルハウス那覇店 | – | – | 木造軸組(在来)工法 |
⇒横にスライド出来ます。
R+house
◦R+houseのおしゃれな外観デザイン例
参考本体価格 (延床面積35坪の場合) | 坪単価 | 工法 |
---|---|---|
2,100万円~ | 60.0万円~80.0万円 | 木造軸組(在来)工法 |
特徴
「建築家と建てる家を身近に、手軽に。」をコンセプトとした住宅フランチャイズです。建築家デザインの注文住宅はそこそこの費用がかかりますが、R+house(アールプラスハウス)はムダのないコスト(手の届く価格)で実現できる住宅会社です。
高い"デザイン性"と高気密・高断熱・高耐震の"高性能"、そして生活のしやすい動線など"機能性"の3つを高水準で両立しており、徹底的にムダを省いたコストダウンによって建築家が設計を手がけたオリジナリティ溢れる住宅をお求めやすい価格で建てる事が出来るので多くの方から支持を得ています。全国の加盟工務店で建てる事が出来ます。
名称 | 住所 |
---|---|
沖縄市南店(あすなろ建設) | 沖縄県沖縄市安慶田4-2-12 |
南城店(金城組) | 沖縄県島尻郡南風原町津嘉山501 |
アイダ設計
◦アイダ設計のおしゃれな外観デザイン例
参考本体価格 (延床面積35坪の場合) | 坪単価 | 工法 |
---|---|---|
1,459万円〜 | 41.7万円〜41.7万円 | 木造軸組(在来)工法 |
特徴
「紛らわしい価格設定はしたくない。誤解されるような価格交渉はしたくない。」という想いの元、正直な説明と正直な見積もりの「正直価格」をモットーに施主さんとの信頼関係を第一に考え誠実な家づくりを提案してくれます。
熟練の職人と厳格な現場管理や自社工場での品質担保、第三者機関による施工品質チェック、震度7クラスの耐震実験をクリアなど高品質な住宅でありながらも「良い家は高い!」という常識打破に挑戦し続けコストを抑えた形で提供してくれるハウスメーカーです。
名称 | 住所 |
---|---|
沖縄那覇店 | 沖縄県那覇市前島3-2-1 |
沖縄豊見城店 | 沖縄県豊見城市翁長533-9 |
沖縄知花モデル店 | 沖縄県沖縄市知花2-20-12 |
沖縄名護店 | 沖縄県名護市大南1-10-12 |
タマホーム
◦タマホームのおしゃれな外観デザイン例
参考本体価格 (延床面積35坪の場合) | 坪単価 | 工法 |
---|---|---|
1,632万円〜 | 46.7万円〜87.3万円 | 木造軸組(在来)工法 |
特徴
リーズナブルな価格帯での販売が特徴的なハウスメーカーです。低価格でありながらも品質や性能は価格以上に保たれており、コストパフォーマンスの優れた住宅が建てられると人気です。
ローコストでありながらも施主の好みに合わせて重厚感・上質感漂う外観デザインにも対応可能で和モダン・和風・木の家・シンプルモダンなどのデザインを特に得意としています。経年劣化の少ない外壁材を使用しているので自然の風合いと美しさが保たれます。
名称 | 住所 |
---|---|
沖縄営業所 | 沖縄県中頭郡北谷町伊平1-12-18 |
サイアスホーム
◦サイアスホームのおしゃれな外観デザイン例
参考本体価格 (延床面積35坪の場合) | 坪単価 | 工法 |
---|---|---|
2,100万円〜 | 60.0万円〜80.0万円 | 木造軸組(在来)工法、鉄筋コンクリート造 |
特徴
うるま市に拠点を構える、化学接着剤をいっさい使わず炭化コルクや漆喰、無垢など自然素材にこだわった家づくりを行なう「無添加住宅」の代理店です。家の大きさによって価格が決まっている定額制を採用しているので、総額も分かりやすく安心です。
土地探しから資金計画、設計・施工、アフターまで一貫してサポートしてくれます。定額制+自由設計なので価格を把握しながら自由自在にプランニングが可能です。シンプルスタイルやアジアンテイスト、ナチュラル志向やホテルライクテイストなど複数のデザインに対応可能です。
名称 | 住所 |
---|---|
本社 | 沖縄県うるま市字兼箇段1985-1 |
古謝モデルハウス | 沖縄市古謝津嘉山町37-18 |
喜仲モデルハウス | うるま市喜仲3-9-18 |
パナソニックホームズ
◦パナソニックホームズのおしゃれな外観デザイン例
参考本体価格 (延床面積35坪の場合) | 坪単価 | 工法 |
---|---|---|
2,450万円〜 | 70.0万円〜150.0万円 | 鉄骨系プレハブ工法 |
特徴
創業者である松下幸之助の「家も時計のように精密につくるべきだ。」という思想を受け継ぎ、耐震・耐火・耐久・光触媒技術・遮音・断熱・空気制御技術・エネルギー技術・設計対応力・防犯など業界でもトップクラスの技術力を持つハウスメーカーです。
デザイン的には光触媒タイル「キラテック」を採用した外観が特徴的です。タイルならではの重厚感や上質感・高級感に加えて豊富なバリエーションで差別化も図れます。光触媒によるセルフクリーニング効果で美しさが持続し、メンテナンスの手間も軽減されます。
名称 | 住所 |
---|---|
那覇新都心展示場 | 沖縄県那覇市銘苅2-11-17 |
プレステージホーム沖縄
◦プレステージホーム沖縄のおしゃれな外観デザイン例
参考本体価格 (延床面積35坪の場合) | 坪単価 | 工法 |
---|---|---|
2,338万円〜 | 66.8万円〜81.0万円 | 木造軸組(在来)工法 |
特徴
沖縄県全域で注文住宅を手掛ける地域密着の工務店です。美しい木目を持つ木材をそれぞれに適した樹種を選択し天井・壁・床などに設け木の魅力を引き出す上質な空間デザインを得意としています。
地震に強く省エネ性にも優れているので、夏は涼しく冬は暖かい一年を通じて快適な住環境が保たれます。保証内容も初期保証20年、最長60年の点検システムなど保証内容も充実しており、耐風等級は最高ランクの2を取得し気候風土にあった安心・安全の住宅を提供してくれます。
名称 | 住所 |
---|---|
本社 | 沖縄市与儀3-15-1 |
ロイヤルハウス那覇店
◦ロイヤルハウス那覇店のおしゃれな外観デザイン例
参考本体価格 (延床面積35坪の場合) | 坪単価 | 工法 |
---|---|---|
– | – | 木造軸組(在来)工法 |
特徴
ロイヤルハウスは住宅FCで、那覇店は有限会社イストが運営しています。「住み心地とデザインが両立した家」をコンセプトに沖縄県宜野湾市、浦添市を中心に、グッドデザイン賞他、キッズデザイン賞、ウッドデザイン賞を20作品以上も受賞した住宅を手掛けます。
木という天然素材の強さとしなやかさを活かしたロイヤルSSS構法でつくる家は耐震性、耐久性、省エネルギー性能に優れ、住宅性能表示7項目で最高等級に対応しています。二世帯住宅用プランやペットと快適に暮らせるプラン、子育て世帯におすすめプランやサーファー向けプラン等、多様なスタイルに対応出来る複数のプランを用意しています。
名称 | 住所 |
---|---|
本社 | 沖縄県島尻郡南風原町字津嘉山433 |
会社選びのポイント
契約を結ぶ住宅会社によって家づくりへの満足度は大きく変わってきます。ダメな住宅会社を選ばないように、会社選びで大切なポイントを何点かご紹介しておきます。
沖縄県エリアの特性を熟知しているかをチェック
沖縄県はエリアによって地盤の弱い地域や液状化現象が起こる可能性が高い地域などがあります。また同じ沖縄県内であってもエリアによって気候や環境はやや異なります。
盆地に位置し風が強いエリアや、海や川などの近くで湿気が高くなりがちなエリアなど、そうした細かなエリアの特性を熟知している工務店やハウスメーカーであればおしゃれでありつつも、地域に適した性能で一年を通して快適な家を建ててくれます。
沖縄県で建築実績がどの位あるのかや、設立してどれ位経っているのか等をチェックしておくと良いです。歴史が長く老舗で実績も多ければノウハウも溜まっているのでエリア毎の特性を熟知しています。
そうした会社であれば地域の特性に合った提案もしてくれるので安心して家づくりを任せられます。
住宅性能や設備、保証内容をチェック
デザイン面も大切ですが、標準仕様での住宅性能や採用出来る設備などもチェックしておきましょう。住宅性能面では特に耐震性能と気密・断熱性能は気にしておきたい性能です。
「耐震等級はいくつなのか?」「1棟1棟構造計算を行っているか?」等を確認しておきましょう。
気密・断熱性能に関しては過去の建築実績の平均C値(気密性能)とUA値(断熱性能)を尋ねておきましょう。
住宅設備に関しては"耐久性"を気にしておきましょう。デザイン性に優れた外壁材でも耐久性が低ければメンテナンス頻度も高くお金がかかります。キレイも長続きしません。
水周りの設備も、汚れが付きづらい素材か?掃除がしやすいフォルムをしているか?等をチェックしておきましょう。
保証内容に関しては、法律によって構造耐力上主要な部分(土台、壁、柱、梁、床板など)と雨水の侵入を防止する部分(屋根、外壁、開口部など)は引渡し後10年間は初期保証が受けられると決まっています。
どこの会社であっても10年間の初期保証は付いていますので、それ以外の保証内容がどのようになっているのかを確認しておきましょう。
建てた後にかかる費用をチェック
建てる時にかかる費用はみなチェックすると思いますが、建てた後にかかる費用(ランニングコスト)も建てる家によって全く異なってくるので確認しておきましょう。
ランニングコストで特に気になる点は、毎月かかる光熱費、それと各所メンテナンス費用や修繕費です。光熱費は気密・断熱性能の高い家の方が安く抑えられます。メンテナンス費用・修繕費は耐久性の高い資材や設備を採用する事で抑えられます。
建てた後にかかる費用について、何年後にどの項目で幾ら位必要になるのか想定額を出してくれたり、引渡し後の費用についても詳しく説明してくれる住宅会社であれば安心できます。
営業担当者の知識や人柄等をチェック
住宅会社を選ぶ上で、営業担当者との相性は結構大切になってきます。担当者と話が合わない、要望をくみ取って貰えないなどが積み重なるとせっかくの家づくりが楽しくなくなってしまうので人柄・相性チェックは重要です。
何気ない会話、世間話で良いのでまずは積極的にコミュニケーションを取る事で自分と合う・合わないが見えてきます。また家づくりに対して知りたい事や分からない事もドンドン聞きましょう。
質問に対する返答の仕方で知識量や仕事に対する姿勢、提案力・対応力などが見えてきます。また自社のメリットだけでなくデメリットも説明してくれるか、お客側の立場に立って話を聞いてくれるか等を確認しましょう。
おすすめの確認方法は、一括請求などを利用すると複数社の担当者とメールで連絡が取れるようになるので、同じ質問内容を全員に送ってみましょう。
同じ質問にする事で返答の内容で知識量や丁寧さ、迅速さや対応力・提案力の高さなどの差がみえやすいです。
ちなみに、以下の特徴に当て嵌まる営業担当は地雷の可能性が高いので注意しておきましょう。
◦契約を急かす
◦他社の悪口が多い
◦自分(会社)都合で話を進める
◦身だしなみが整っていない
注文住宅でおしゃれな家に仕上げるポイント
注文住宅でおしゃれな外観・内装に仕上げる為に重要なポイントを幾つかご紹介していきます。
ちなみに、注文住宅の外観デザインのテイストは大きく分けると以下の6パターンになります。どのテイストにするのかを決めて家づくりを行えば全体のデザインも纏まりやすくなります。
木や竹を多く使った「和」のデザインを取り入れた外観が特徴です。屋根の形状は、切妻屋根や半切妻屋根、入母屋屋根、寄棟屋根、招き屋根などが和風住宅には似合います。
屋根材には瓦が使われており、日本の風土に合わせて開放的で風通しの良い作りになっている事が多いです。昔から日本にあるデザインで懐かしさや落ち着きを感じられます。
伝統的な和テイストに現代風なデザインも取り入れた外観が特徴です。切妻屋根や寄棟屋根といった和風住宅のオーソドックスな形状以外にもシャープな印象を与える片流れ屋根も和風"モダン"であれば似合います。
和風住宅に比べるとシンプルな見た目で、色合いも落ち着いておりツートンカラーでシックにまとめるのが人気です。木格子などでアクセントを付ける事でよりおしゃれな印象を与えます。
「洋風」とここでは一括りにしていますが、北欧スタイルや南欧スタイル、アメリカンスタイル、ブリティッシュスタイルなど様々なスタイルがあります。
海外で見かける家っぽい外観が特徴です。レンガやタイル貼りだったり、アーチ状のデザインを取り入れたり、バルコニーの手すりなども凝った作りである事が多いです。
外壁の素材や玄関ドアや窓のデザインなど、洋風住宅の凝ったデザインの一部を残しつつ、他は省いてスッキリとさせた外観が特徴です。
「洋風のデザインには憧れるけど、伝統的な洋風住宅だと周囲と馴染めず悪目立ちしそう。」と感じている方におすすめなスタイルです。
シンプルデザインは余計な装飾を省き、非常にあっさりとしており、どんな風景にも馴染む外観が特徴です。
シンプルモダンはシンプルデザインに、あえて窓を少なくしたり軒下を作らず四角いボックスタイプのデザインなど現代的な要素を加えた外観が特徴です。
シンプルな作りなので流行に左右される事がなく飽きも来ないデザインです。
上記のどのスタイルにも分類できない外観デザインの家をその他としています。
おしゃれな外観の家にする6ポイント
外観のテイストを決めたら次は外観の見栄えを左右する主なポイントのデザインを決めていきましょう。
外観の見栄えを左右する主なポイントは「家の形状」「使用する色」「外壁」「窓」「玄関ドア」「庭や外構」の6ポイントです。この6つのポイントを別々に考えてしまうと統一感が失われてしまうので、必ずトータルバランスを考えるようにしましょう。
◦家の形状
◦使用する色
◦外壁
◦窓
◦玄関ドア
◦庭や外構
家の形状
家の形状は外観イメージを決める重要なポイントとなります。凹凸のないシンプルな形状はスッキリとしたシャープな印象を与えます。反対に複雑な形状は重厚感や高級感を与えます。
建築費用は凹凸の無いシンプルな形状の方が抑える事が出来ますが、軒が無い場合、直射日光や風雨を防ぐ役割のものがないので外壁の痛みが早くなったりします。
屋根の形状も見栄えに大きく左右します。
屋根の形状の種類は20種類以上もありますが、一般的によく見かける形状は上記画像の8パターンです。
(左上から、切妻屋根・陸屋根・方形屋根・差しかけ屋根・寄棟屋根・入母屋屋根・片流れ屋根・半切妻屋根)
また屋根材の種類によってもイメージは変わってきます。屋根材は大きく分けるとストレート系、金属系、セメント系、粘土系の4種類に分かれます。
使用する色
使用する家でも外観イメージは大きく変わります。白やベージュと言った淡い色合いは清潔感がありスッキリとした明るい印象を与えます。黒やダークブラウンといった暗い色合いは高級感が出て落ち着いた印象を与えます。
差し色として反対の色を入れる事で、両方の良さを引き出す色の使い方もおしゃれな家ではよく見られるテクニックです。
ちなみに白系の色は汚れや傷が目立ったり、黒系の色は日光を吸収し温度が上がりやすい等といった色毎の特徴も知って決めていきましょう。
外壁
外壁の面積は広いので、外壁材に使う種類やデザインによって外観の与える印象は大きく変わります。外壁材の種類は、窯業系サイディング・金属系サイディング・モルタル塗装(塗り壁)の3種類で新築戸建ての9割以上を占めます。
◦窯業系サイディング
窯業系サイディングとは、セメントに繊維質や混和材などを混ぜて製造された外壁板の事です。
デザインやカラーバリエーションが豊富でコストも抑えられ、耐震性や耐火性にも優れているので最近の戸建て住宅の8割近くが窯業系サイディングを採用しています。
◦金属系サイディング
金属系サイディングとは、主にアルミニウムやガルバリウム鋼板、塗装ステンレス等を使用している外壁材の事です。他の外壁材に比べ軽量で地震が起きても建物への負荷が少なくてすみます。
また、金属なので激しい雨にうたれても内部に水が浸透するような事がありません。コスト面とデザインのバリエーションでは窯業系サイディングに劣ります。
◦モルタル塗装(塗り壁)
モルタル塗装(塗り壁)とは、セメントと砂を混ぜたものを壁に塗って仕上げる外壁材の事です。一昔前までは日本の住宅で1番採用されていた外壁材です。
セメント・砂・水を原料としており耐火性が高く、有毒ガスの発生もなく、つなぎ目のない外壁に仕上がります。
ただしモルタル塗装はひび割れを起こしやすく、防水性が非常に低いです。施工期間やコストもかかり、出来栄えは職人の技術力に左右されます。
種類 | コスト | 耐震・耐久 | 防水 | バリエーション | メンテナンス |
---|---|---|---|---|---|
窯業系サイディング | ◎ | ○ | △ | ◎ | △ |
金属系サイディング | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
モルタル塗装 | △ | ○ | △ | △ | △ |
窓
窓も外観を左右するポイントです。窓の設置数やサイズ、配置のバランスなどが良いとおしゃれな家に見えます。
外観が整って見えるので窓の高さやサイズを統一する事が無難ですが、中には敢えて高さやサイズを変えているデザインのお家もあります。
ただ、かなりのセンスが問われるので真似する場合は、窓を敢えて揃えていない家の実例集などを参考にするのが良いでしょう。
また、窓の種類によっても見え方は変わってきます。
日本の戸建てで一番良く見るのは引き違い窓です。デザイン的には良くも悪くも無いといった所でしょうか。
デザイン性が高いのはFIX窓(はめ殺し窓)ですが開閉が出来ないので、採光のみを目的とした場所などに使用するのが良いです。
玄関ドア
玄関ドアは外から見える比較的大きな設備なので、採用する玄関ドアのデザインや色によって外観の印象は変わってきます。
特にシンプル、シンプルモダンスタイルの家は形状や屋根・外壁などがスッキリした作りなので玄関ドアに目がとまりやすくなります。
全てをシンプルに仕上げると外観が安っぽく見える事がありますが、玄関ドアだけでも上質な物にしておけば見栄えが良くなります。
庭や外構
おしゃれな家は建物単体だけでなく、庭や外構との調和も考えておしゃれに仕上げます。建物と外構のテイストを合わせる事で一体感が生まれ見栄えが良くなりますので、外観テイストに合わせた外構つくりを意識しましょう。
おしゃれな内装の家にする4ポイント
内装の見栄えを左右する主なポイントは「壁紙の色や柄」「フローリングの色と素材」「キッチンや建具などの設備」「照明や家具等」の4ポイントです。
外観同様に、4つのポイントを別々に考えるのではなく統一感が出るようにトータルバランスを意識しましょう。
◦壁紙(クロス)の色や柄
◦フローリングの色と素材
◦建具などの設備
◦照明や家具等
壁紙の色や柄
壁紙(クロス)は部屋のなかで大きな面積をしめるので、壁紙のデザインによって内装のイメージは大きく変わります。
壁紙は非常に多くのデザインがあり、カラーバリエーションも多岐に渡るので決める時に迷うと思いますが、まずはベースとする色を決めて、必要に応じてアクセントクロスを入れていくというのが基本的な考えです。
ベースとする色には白系など薄い色を採用し、アクセント的に差し色を加える事でおしゃれな内装になります。また壁紙を選ぶ時にはフローリング材とのバランスも考えて決めましょう。
フローリングの色と素材
フローリングも壁紙同様に占める面積の大きいので、色や素材によって内装のイメージが変わります。フローリングの種類も豊富にありますが、大きく分けると白系・黒系・ナチュラル系となります。
白系は洋風な家に合います。黒系は和風やモダンな家に合います。ナチュラル系は白と黒の中間にあたり、どんなデザインの家にも合わせやすい特徴があります。フローリング材も壁紙とのバランスを考えて決めましょう。
建具などの設備
建具とは、開口部に設けられる障子や襖(ふすま)・窓・ドア・戸などの総称です。室内に付ける扉の種類やデザインによって印象が変わるのは勿論ですが、建具の枠の色をどうするのかによっても印象は変わります。
例えば枠の色を壁紙と同じにすれば目立たなくなりスッキリした印象になります。モダンな家や洋風の家では、敢えて枠を目立たせる色にする事でおしゃれに見せる事もあります。
照明や家具等
照明の使い方が上手な家はおしゃれな家であることが多いです。部屋の用途に応じて照明の種類を変えたり、間接照明を上手に使いこなす事でおしゃれな空間になります。
見えないところに光源を配置したり、間接照明で照らされている物が観葉植物やおしゃれな家具だったりするとスタイリッシュに見えます。
設置する家具のテイストも重要です。和風であれば和なデザインを、洋風であれば洋風なデザインの家具で統一する事でおしゃれな印象を与えます。またカーテンも室内で広い面積を占めるので重要になってきます。壁紙・フローリングとのバランスを考慮してデザインを決めていきましょう。
外観・内装のデザイン、またキッチンや浴室など住宅設備のデザインも画像で見ない事にはイメージも湧かないと思いますので、必ずカタログ等に載ってある写真・画像で確認をしましょう。
他にも、耐震性能や断熱・気密性能などの住宅性能や保証内容等もHPには詳細まで書かれていなかったり情報が古かったりもしますので、住宅会社を選ぶ時は最新カタログに載ってある情報で比較・検討をするようにしましょう。
おしゃれな注文住宅を建てる時の注意点
注文住宅を建てる時にデザインにこだわる事は当然ですが、デザインにこだわりすぎて予算をオーバーしたり、住みにくい家になってしまったり…そのような失敗をしないために注意点をいくつかご紹介したいと思います。
◦全体のバランス、統一感を意識する
◦住みにくい間取りにならないように注意
◦外構工事の費用も忘れずに
◦耐久性やメンテナンスの事も考える
◦イメージを伝える時は写真・画像で伝える
全体のバランス、統一感を意識する
おしゃれな家を建てる時に大切な事は全体的に見てバランスがとれているかです。1つ1つのデザインがおしゃれでも全体で見た時に統一感がなければおしゃれな家には見えません。
ただ、どうしてもテイストが異なるデザインの空間も欲しい。とか、旦那さんと奥さんで好みが別れてしまった時には、子供部屋や寝室、書斎などの独立した部屋で試すのが良いでしょう。
リビングやダイニング、キッチン、洗面所などのテイストは統一した方が見た目も良いですし、部屋全体も広く見えます。
住みにくい間取りにならないように注意
おしゃれにこだわりすぎて住みにくい間取にならないように気を付けましょう。特に抑えておきたいのは収納スペースと家事動線です。
外観・内装がおしゃれでも部屋にモノが散らばっていたら台無しです。きちんとモノがしまえる収納スペースを確保しておきましょう。ウォールシェルフなどを活用し、お気に入りのアイテムを敢えて見せる収納をつくるのもテクニックの1つです。
家事動線もきちんと考慮しておかないと、毎日の家事で時間がかかってしまいます。洗濯後、干す→しまうの一連の流れがスムーズに行える間取りなど、生活のしやすい動線がとられているかも考慮して家づくりを行ないましょう。
いい間取りは、自分達の家族構成やライフスタイルに沿った間取りプランを複数社から集めて、複数の間取りプランの良いとこ取りをした間取りが自分達にとっての最強のいい間取りとなります。
住宅メーカーを決める時に複数社を比較するのと同じように、間取りも複数社から間取りプランを作って貰ってそれを比較しましょう。
外構工事の費用も忘れずに
外構工事の費用は建築費用とは別に支払う事が多いです。ついつい建物本体にお金をかけすぎて外構工事分の予算が足りなくなったりしないように予め外構工事分の費用は分けておきましょう。
一般的には本体価格の10%程度を外構工事の費用として使うとバランスの取れたエクステリアになると言われています。敷地面積やどこまでこだわるかにもよりますが、150万円~250万円位は考えておいた方が良いでしょう。
建物本体の外観や内装ばかりにこだわって、外構とのバランスが釣り合っていないとおしゃれな家には見えないので注意が必要です。
耐久性やメンテナンスの事も考える
デザインが気に入っていても耐久性の低い外装・内装材を使うとメンテナンス費用が高くなってしまう恐れがあります。傷や汚れにも強い素材であるかも大切です。
外壁材や壁紙、床材、設備などついつい見た目で決めがちですがランニングコストの事も考えて決めましょう。
イメージを伝える時は写真・画像で伝える
「こうした外観デザインにしたい」「こういう内装にしたい」とイメージを伝える時に言葉だけではうまく伝わらないばかりか、イメージの食い違いが起こる可能性もあります。
自分の好みのデザインイメージは必ず写真・画像などで伝えるようにしましょう。
カタログに載ってある建築実例や、各社のインスタグラムや施主さんがUPしている画像などを見て気に入ったデザインがあればチェックや保存をしておくと便利です。
その画像は営業さんやコーディネーターさんとの打ち合わせの時に使いましょう。画像も1枚だけでなく、複数枚あった方がイメージの共有がはかりやすいです。
まとめ
沖縄県内でおしゃれな注文住宅を建てると評判の工務店およびハウスメーカーの紹介や、おしゃれな家にするポイントや注意点などをご紹介してきましたが如何だったでしょうか。
おしゃれな家を建てるには出来るだけ多くの建築実例をみるのがおすすめです。各社のカタログで外観デザイン例や内装のデザイン例を眺め、気に入ったデザインがあればチェックしておきましょう。
デザイン的にはA社が良いが、予算的に難しい…なんて事もあるかと思います。そんな時でも好みのデザイン画像を予算的に合うB社に持っていき、「このデザインイメージでお願いします。」という使い方も出来ます。
また見た目だけではなく実用性も大切なので、住宅性能や保証内容などさまざまな角度から検討をしておしゃれなお家づくりを楽しんで下さい。
play_circle おしゃれな家のおしゃれなカタログ
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません