イシンホームは最悪!?後悔や失敗しない為にすべき事
全国に240店以上ものFC加盟店を持つ株式会社イシン住宅研究所の住宅ブランド「イシンホーム」は初期費用0円で約450万円収入がある家や、他社ではオプション扱いになる設備が標準採用されている充実フル装備の家などで人気を集める住宅メーカーです。
そんなイシンホームですが「イシンホーム 最悪」というキーワードで検索がちょこちょこあります。これは恐らく、イシンホームで建てても大丈夫なのか?と不安に思っている方が、イシンホームの評判や口コミ、坪単価・価格、住宅性能や保証・アフターサービス等で最悪な点が無いかどうかを気にされて検索しているのだと思います。
そこで当記事ではイシンホームで建てても問題が無いのかを検証する為に、イシンホームの評判や口コミ、価格帯(坪単価)や住宅性能、保証面などトータル的にチェックしていきたいと思います。
画像参照元:イシンホーム公式HP
イシンホームは僕も気になっている会社の1つだったから、分かりやすく説明してくれると助かるな。
了解しました。では、イシンホームの会社概要や特徴、価格帯(坪単価)や住宅性能等をチェックしていきましょう!
イシンホームの会社概要と価格帯(坪単価)
イシンホームが本当に最悪なハウスメーカーなのかを検証する為に会社概要や特徴、価格帯(坪単価)などをチェックしていきたいと思います。
イシンホームの会社概要
会社名 | 株式会社イシン住宅研究所 |
本社所在地 | 岡山県津山市二宮654-4 |
会社設立日 | 1990年05月01日 |
資本金 | 16,500万円 |
代表者 | 石原 宏明 |
従業員数 | 150人(2018年度) |
売上高 | 474億円(2018年度) |
対応可能工法 | HEIG金物工法(木造軸組+HEIG金物+モノコック構造) |
取り扱い商品 | ワンダフル イシン ライフ/ウイルス対策MAX/ ビューティーセブン/防災住宅 フェニックスセブン/ 夢現未来/MAXスマハ/四季-ZEN |
坪単価の目安 | 45万円~65万円 |
施工実績 | 約3,500棟 |
施工エリア | 全国 |
1990年:住宅事業を主たる業務とする株式会社ハウジングワーク石原を設立。
1997年:技術開発部門・商品開発部門・人材教育部門としてイシンホーム・フランチャイズ事業部(イシンホームFC本部)を設立。2000年:商号をイシンホーム株式会社に変更。またFC事業の加盟店数が50店となる。
2001年:FC事業の加盟店数が150店となる。
2002年:より良い家を全国に広げるため「イシンホームFC本部」の名称を、蓄積したノウハウや研究実績を全国に提供できるシステム「イシンホーム・パートナーサポート(PS)・システム本部」に変更。またFC事業の加盟店数が160店となる。
2003年:職人等の工事請負業者を対象とした教育事業「究仕事道繁栄会」を開始。
2007年:加盟各社の強みを活かし、お客様のニーズに合った商品開発、 目的追求型の集団である事をわかりやすく伝えるため「イシン・パートナーサポート(PS)・システム本部」の名称を「イシンホーム住宅研究会」に変更。
2012年:「ローン0円住宅」を発表。同年、株式会社イシンの名称を株式会社イシンホールディングスに変更。
2016年:「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2015」を受賞。これで6期連続での受賞となる。同年、FC事業の加盟店数が240店を達成。
2019年:創立30周年の節目に株式会社イシンホールディングスを株式会社イシン住宅研究所へ変更。
イシンホームの特徴
イシンホームは株式会社イシン住宅研究所の注文住宅のブランド名です。全国年間3,500棟も提供しており全国240店以上の加盟店をもつ日本最大の住宅フランチャイズグループです。
FC本部で商品開発チームを結成し独自で開発し販売・設計・施工のノウハウを加盟店に提供する事で加盟店間で誤差のないクオリティを保てるように心がけています。また優れた資材を一括購入することで購入にかかるコストを抑え、高品質・高性能な家を提供できる仕組みが確立されています。
更に独自で購入したものを直接施工するため、お客様の元に届くまでに発生する無駄な中間マージンをカットする事が出来る流通ルートが確立しています。その為、品質が保たれたままの住宅を安く提供する事が可能です。
コストダウンを可能にする5つの柱
1.日本全国で加盟店240店を超えるスケールメリットを活かして高品質な建材も共同仕入れ・一括仕入れで安く提供。
2.プライベートブランドを共同開発・研究。開発費も大幅削減。
3.大手HMのような工場経費、本社経費、支社経費のような無駄な経費の削減。
4.紹介による成約が多いので広告経費や営業経費・人件費などを抑える事が可能。
5.最先端の技術を学ぶために研修等の勉強会を頻繁に行う。そこで得た工事・設計のコストダウン方法も全国で直ぐに共有。
イシンホームの価格帯(坪単価)
取り扱っている商品や条件により異なってはきますが、イシンホームの坪単価はおおよそ45万円~65万円となっています。
ハウスメーカーの坪単価相場は大手メーカーで約70万円~、ローコスト住宅メーカーで約40万円~と言われています。その為、イシンホームの坪単価は大手HMに比べると安く、ローコスト住宅と比べるとやや高い価格帯となっています。
同じ位の価格帯のHMにアイ工務店、ヤマト住建、ウィザースホーム、富士住建、桧家住宅、エースホームなどがあります。
坪単価 | 30坪の場合 | 40坪の場合 | 50坪の場合 |
---|---|---|---|
45万円~65万円 | 1350万円~1950万円 | 1800万円~2600万円 | 2250万円~3250万円 |
イシンホームの住宅性能
引き続きイシンホームが最悪なのか確認する為に住宅性能も見ていきましょう。また価格帯に見合った性能・設備であるのかどうかも合わせてチェックしていきます。
耐震性能
耐震工法+減震ブレーキ
阪神・淡路大震災クラスの震度7相当の揺れに8回耐える耐震工法に+して減震ブレーキを家全体に100個以上設置する事で地震エネルギーを4分の1に抑えることが可能に。その為、イシンホームの家は揺れが少ないです。
HEIG耐震金物
従来の木造軸組工法の弱点でもあった柱や梁の接合部分を、材料と材料との接合部に用いる専用の耐震専用金物「HEIG金物」を使用する事で断面欠損を少なくし強度をアップ。
耐震専用金物でしっかり固定する事で連結部をより強固に、横の圧力やねじれにも対応しているので優れた耐震性を確率しています。
耐震構造パネル
従来の柱だけの軸組み工法では横からの力に弱く耐震性能はイマイチでしたが、イシンホームでは壁倍率3.0倍の耐震構造パネルを使った面構造となっており、従来の筋交いで固めた家より耐震性・耐久性共に優れています。
強度と耐久性に優れた国産桧
イシンホームでは建てた後では見えなくなってしまう部分(土台・柱、梁)こそ拘って家を建てるべきだという考えの元、従来の桧EWよりも10%強度と耐久性に優れた国産高級桧を使用しています。
断熱性能
吹付断熱+外反射断熱
イシンホームでは吹付断熱+外反射断熱のW断熱を採用しています。従来の家に比べて約2.4倍の断熱性能があると言われています。外反射断熱シートは宇宙服と同じような反射効果で、家を外から包んで熱を入れません。
断熱樹脂サッシ+Low-Eガラス
結露がしにくく断熱性能も高い樹脂サッシにLow-Eガラスが標準で採用されています。住まいの中で熱損失が最も大きい窓の断熱性能を高める事で省エネに繋がります。
基礎断熱
イシンホームでは基礎断熱が採用されています。基礎断熱とは基礎のコンクリート自体を断熱材で覆う施工法です。床断熱に比べ気密性を確保しやすく断熱性にも優れていると言われています。
ただし基礎断熱は一旦施工すると床下は密閉されて空気が循環できず滞留してカビが発生しやすくなるデメリットもあります。
イシンホームではそのデメリットを優れた熱交換式の換気システムを備える事でクリアしています。
エコアイ換気システム
世界最高クラスである熱交換率93%の熱交換換気システムを標準で採用しています。ちなみに、家は性能でおなじみの一条工務店が採用している熱交換換気システムのロスガード90は熱交換率最大90%です。
非常に高い熱交換率の換気システムが付いているので、換気により外気の影響を受けづらく夏でも冬でも一年を通じて快適な住環境を保ってくれます。
遮熱レースカーテン
省エネ効果の高い遮熱・断熱カーテンを全室装備されています。
省エネ・健康対策
全室LED照明
電気代を約85%節約でき40,000時間の長寿命、ミニクリプトン電球60W白熱灯ダウンライトと比較をした時に1年間の電気代が約8,100円お得になります。
エコキュート
深夜にお湯を沸かす事でガスの給湯器よりも光熱費を抑える事が出来ます。その額、年間で約1/4程度だと言われています。また光熱費を抑えるだけでなく、省エネ性能が高く災害時にも水を使えるなどのメリットもあります。
アレルノンフィルター
アレルノンフィルターという特殊フィルターを通じて換気を行うのでPM2.5を98%、花粉を99.8%除去して綺麗な空気だけを室内に取り入れます。アレルゲンを分解するイオン発生装置で消臭、除菌、抗アレルゲン効果もあります。
天然無垢の床
熱伝導率の低い無垢材は真冬でも冷たさを感じにくいので冷え性の方に喜ばれる床材です。
その他
ベタ基礎
イシンホームではベタ基礎が標準仕様に採用されています。基礎工事には布基礎とベタ基礎があるのですが、ベタ基礎は大きな面で家を支え、荷重を分散できるので布基礎よりも耐震性が高く不同沈下に強いのが特徴です。
また基礎の下に防水シートを入れることで、床下に水分が入ってくることを防ぎます。
セルフクリーニング外壁
外壁自身が自らの汚れを洗い流す力があり綺麗が長持ちします。またつなぎ目が少なくシーリング箇所が少ないので見た目が美しくなるだけでなく劣化も少なくなります。外壁メンテナンス費用も抑える事が可能です。
太陽光発電標準装備
長期間に渡り安定した発電量を可能にする世界最高水準の太陽光パネルの設置が標準で付いています。自家発電のみで消費電力を賄える自給自足の光熱費0円住宅も可能となります。
スーパー防蟻土台
建物外周部の木材をシロアリが食べれないスーパー防蟻土台と柱にする事でシロアリの侵入を防ぎます。またシロアリは湿気を好み、空気の流れを嫌うのですが床下は常にエコアイ換気で空気が流れ、湿気もたまらないのでシロアリの嫌がる空気環境も整っています。
保証・アフターサポート
イシンホームでは構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分は初期保証20年、20年目に有料メンテナンス工事を実施する事で10年毎に延長が可能で最長60年まで保証の延長が可能になっています。
防蟻保証は初期保証が10年。こちらも10年毎の有料メンテナンス工事を受ける事で最長60年まで延長が可能です。地盤保証は20年までとなっています。
定期点検
イシンホームの定期点検は引き渡し後6ヵ月目、2年目、5年目、10年目に行われます。
商品ラインナップ
イシンホーム 商品ラインナップ |
---|
「ワンダフル イシン ライフ」 エネルギー自給自足。光熱費0円生活。 |
「ウイルスファイターMAX」 徹底したウイルス対策MAX設計で毎日が楽しくて安心! |
「ビューティーセブン」 毎日生活するだけで健康美人がつくられる家。 |
「フェニックスセブン」 他社では追加費用600万円かかるような7つの防災設備を標準装備した住宅。 |
「夢現未来」 新しく始まる新生活を自分好みのデザインでコーディネート。未来のAI・IoTスマートハウスにも対応。 |
「MAXスマハ」 性能、デザイン、収益、そして防災も兼ね備えた究極のスマートハウス。 |
「四季-ZEN」 伝統デザインを原点をする自然と共に暮らす癒しの和モダンデザイン。 |
イシンホームの総評
イシンホームの価格や住宅性能や保証・アフターサポート面を総合的に検証してみた結果、イシンホームが最悪だなんて印象は全く受けませんでした。
イシンホームが優れている点は無駄なコストを省き、スケールメリットを活かした仕入れで品質の高い資材を安く提供している点、そしてコスト以上に優れた住宅性能です。
他社ではオプション扱いとなり数百万円はかかるような設備も標準仕様で採用されています。熱交換率90%のエコアイ熱交換換気システムや寒冷地用の基礎断熱工法、吹付断熱+外反射断熱などのW断熱。樹脂サッシ+Low-Eガラスの採用など高い断熱性能を誇り、イシンホームの家のUA値平均は0.4~0.6(W/m2・K)程度であると推測されます。標準使用でZEH基準をクリアする高性能な住まいです。
また太陽光発電も設置費のみで導入が出来たり、全室LED照明などエコにも特価しており省エネ住宅でもあります。省エネルギー性に優れた住宅を表彰するハウスオブザイヤーの各賞を11期連続で受賞している点も納得です。
更にイシンホームは子どもと子どもを産み育てる社会づくりに貢献しているデザインを対象としている顕彰制度であるキッズデザイン賞も受賞しており、子育て世代にとっても安心して家づくりを任せられます。
保証内容を見ても初期保証(住宅瑕疵担保責任保証)が20年、そして最大延長は60年目まで可能という大手HMにも負けない手厚い保証制度になっています。
施行面に関しても職人等の工事請負業者を対象とした教育事業「究仕事道繁栄会」を行っており、定期的に開かれる勉強会で建築技術の向上及びマナーの向上に励んでいます。また社内検査システムにおいて、徹底した品質管理も行われています。
これは家づくりの過程、過程でプロの検査員が隅々までチェックするシステムで基礎完成後の「基礎検査」、透湿・防水シートを貼り終えた後の「上棟検査」、クロスを貼る前の「木工事検査」、完成前の「完成検査」が行われ、施工面でも安心して家づくりを任せられます。
これらの事よりイシンホームは価格や住宅性能、保証・アフターサポート、施工など総合的に判断をした結果、非常にコスパの良い住宅が建てられる優良住宅メーカーであると言えます。家づくりを検討中の方であれば比較候補の1つにあげるべき住宅メーカーです。
誰もがハウスメーカー選びで失敗したくないと思っていますが、残念ながら失敗や後悔をする人が後を絶ちません。失敗してしまう最大の理由は最初の段階で比較・検討が不十分だからです。
マイホームに限らず車や高級家電を買う時にもデザインの差や価格の差、性能の差などを比較するのと同様にハウスメーカーを選ぶ時にも各社の特徴や性能、価格や保証制度や設備等を比較する必要があります。
注文住宅では一人一人の条件が違うので自分に合ったハウスメーカーを見つける事が大切です。その為に複数社のカタログを取り寄せ比較・検討を行いましょう。この作業を面倒くさがると後になって後悔します。先ずはパパッと一括で集めてしまうのが効率的です。
イシンホームで後悔や失敗を感じやすいポイントTOP5
住宅性能の高さやコスパの良さから多くの人に選ばれているイシンホームですが、残念ながらイシンホームにして後悔した・失敗したと感じている施主さんも一定数存在しています。ではイシンホームのどういった点に対して不満を抱えている方が多いのか、イシンホームに寄せられた口コミや評判を参考に探っていきたいと思います。
第1位:営業担当に対しての不満
第2位:施工に対しての不満
第3位:性能・設備に対しての不満
第4位:保証・アフターサポートに対しての不満
第5位:金額に対しての不満
イシンホームに集まる失敗や後悔の声で1番多かったのが営業担当に対しての不満を書いている口コミです。「折り返しの連絡を寄こさない」「言った事が反映されていない」「イージーミスを連発する」「自分の成績の事しか考えていない」etc…営業担当に対しての不満が2位以下に比べて圧倒的に多いです。
ただし営業への不満の声が多いのは致し方無い部分もあります。2位以下の不満はイシンホームで家を建てた方が感じる不満ですが営業に対する不満は契約を結ぶ前にも感じられるのでそもそもの母数が多くなります。その為、営業担当に対するマイナスの評判や口コミは多く集まりがちなのです。
後悔や失敗したと感じるのはイシンホームに限った話ではない
「イシンホームにして後悔しています…」「イシンホームを選んだのは失敗でした…」etc…このような後悔や失敗の声はイシンホームだけに限った話ではありません。
イシンホームよりも価格帯が上の大手HMであっても、価格帯が下のローコストメーカーであっても「このハウスメーカーを選んで失敗です。」という後悔をしている口コミは多く見られます。後悔に感じている不満点ポイントもイシンホームに寄せられる口コミと似たような内容です。
失敗したと感じる方や後悔している方はどこのハウスメーカーであっても一定数存在するのです。不満に感じているポイントも1番多くみられるのが営業担当に対する不満です。次いで施工精度や住宅性能・設備、保証・アフターサポート、金額に対する不満の声がよく見られます。
つまり上記であげた”イシンホームで後悔や失敗を感じやすいポイントTOP5”は、家づくりで不満を抱えやすいTOP5であるとも言えます。では失敗や後悔しない家づくりにする為にどういった点に気を付ければ良いのか見ていきましょう。
ふむふむ、なるほど。失敗しない為にはどういった点に気を付ければ良いのか教えて欲しいな!
了解しました。では、よくある失敗点や後悔ポイントへの対策をご紹介していきますね。
よくある後悔や失敗への対策
家づくりで失敗や後悔と感じるポイントは上記で紹介をした1位~5位までが大半を占めます。では、それぞれどのようなポイントに気を付ければ不満や後悔をせずにすむのかをご紹介していきます。
5位の金額に関して
「金額がみるみる増えて最終的には予算額をかなりオーバーしてしまった」なんて事にならないように、初めに何が標準で何がオプション扱いなのか、オプションを採用した場合は幾ら必要なのか、契約後で発生する費用は無いか?あるとしたらそれが何で幾ら位必要なのか?等、詳細まで確認をして見積もりを出して貰いましょう。
契約の後になって予期せぬ追加費用が発生する原因の多くは施主と営業担当との認識のズレや、コンセントの数・収納棚板の追加など細かい箇所の検討不足が原因で起こる事が多いです。
打ち合わせを重ね図面をチェックして細かい箇所の検討も含め施主とハウスメーカー側で認識を合わせる必要があります。契約をあの手、この手で急かしてくるハウスメーカーもありますが、検討を十分に重ねる前に契約をするような事は避けましょう。最終的に発生する費用を慎重にすり合わせて、詳細な内訳まで記載された見積書を出して貰うようにしておきましょう。
合い見積もりを行う
複数社から見積もりを出して貰う合い見積もりを必ず行いましょう。合い見積もりを行う理由は適正価格を知る為です。例えば1社からしか見積もりを出して貰っていない場合、そこに載ってある金額が適正価格なのか判断するのが難しいです。
同じ条件で複数社から見積もりを出して貰えば適正価格が見えてきます。更にライバル社の見積書は値引き交渉の時にも役に立ちます。
ランニングコストも考慮する
家を建てる時にかかる費用(イニシャルコスト)だけに注目しがちですが、建てた後の費用(ランニングコスト)もきちんと考慮しましょう。
例えば最近流行りのキューブ型の家。外観はスタイリッシュでおしゃれですが軒がない家は外壁の劣化が早くなります。外壁が劣化すると再塗装が必要になり修繕費も必要になってきます。
日差しや風雨に晒される屋根も傷みやすいです。ランニングコストを出来るだけ抑えるには耐用年数の高い外壁材や屋根材を使用しましょう。隙間を充填するコーキング剤の耐用年数も合わせてチェックしておくと良いですね。
家の内部では水回り部分が劣化しやすいです。水撥ねが原因で不具合を起こす事もあります。他にはガス給湯器やエコキュートなどの住宅設備の交換時期やメンテナンス費用なども確認をしておきましょう。
気密性能・断熱性能もランニングコストに関わってきます。気密・断熱性能が高い家は光熱費を安く抑える事が出来ます。月々数千円程度の差でも20年、30年と長い期間で見ると大きな差になります。
4位の保証・アフターサポートに関して
保証内容や保証期間、アフターサポートの内容は会社毎に異なりますので契約前にきちんと確認をする必要があります。特に気を付けておきたいのはローコスト住宅を得意としているハウスメーカーの保証内容です。
ローコスト住宅を得意としているハウスメーカーの保証内容は法律で定められた必要最低限の保証しか設けていないケースが多くあります。手厚い保証・アフターサポートを期待されている方には注意が必要です。
10年間の瑕疵保証は必ずついている保証
「住宅品質確保促進法」(通称:品確法)という法律で、販売者(住宅メーカー側)は新築住宅の引き渡し後10年間は瑕疵担保責任を負う必要があります。つまり引き渡し後10年間の瑕疵保証はどの住宅メーカーでも必ずついている保証です。
ちなみに品確法で定められている10年間の瑕疵担保責任を負う必要がある箇所は「構造耐力上主要な部分」と「雨水の侵入を防止する部分」です。壁紙や建具の建付けなどは対象外となります。シロアリ被害も外来からの作用によるものなので瑕疵保証の対象外となります。
10年目以降の内容と瑕疵保証責任範囲外の保証の確認
引き渡し後10年間の瑕疵保証は法律で決められているので、10年目以降の保証内容をチェックしておきましょう。ローコスト住宅を得意としているハウスメーカーでは必要最低限の保証しかないケースも多くあります。
また構造躯体や防水以外の保証はあるのか。それはどのような保証内容になっているのか等の確認も必要です。
定期点検の内容・回数を確認する
住宅の引き渡し後、無償定期点検を殆どのハウスメーカーで実施をしています。こちらの点検内容や回数も会社毎に異なりますので確認が必要です。
また定期点検をどこが行うのか?不具合があった時の補修等はどこが行うのか?等も知っておきましょう。ハウスメーカーの中には定期点検やメンテナンス等を専門に扱う部署や子会社を持っている会社もあります。そうした専門チームを抱えているところは技術面で安心が出来ます。
第三者機関による定期点検を実施している会社もあります。本当の意味での第三者機関だったら中立の立場なので安心感がありますが、ハウスメーカー側が毎回同じところにお願いをしているのでしたらそれはもう下請け業者的な立ち位置なので第三者機関本来の意味をあまりなさないでしょう。
3位の性能・設備に関して
住宅性能のレベルや設備のグレードは同じハウスメーカーであっても商品毎に異なります。イシンホームでも複数の商品を取り扱っていますが性能、デザイン、収益、そして防災も兼ね備えた究極のスマートハウスであるMAXスマハと住むだけで健康美人がつくられるビューティーセブンとでは住宅性能や設備が異なりますので詳細なスペックを知るにはカタログで確認をするのが良いでしょう。
住宅性能の中でも耐震性能を気にされる施主さんが多いと思います。地震に対する強さは耐震等級で知る事が出来ますので、建築予定の家が耐震等級何相当に該当するのか確認をしておきましょう。
ちなみに耐震等級とは2000年に施行され耐震性をはかる判断基準として使われます。等級は1~3の3段階に分けて表し等級3が最高等級です。
耐震等級1は数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度=阪神・淡路大震災や熊本地震クラス)に対して倒壊や崩壊しない強さ、数十年に一度発生する地震(震度5程度)には住宅が損傷しない強さとなっており、等級2は等級1の1.25倍の地震に耐えられる性能・耐震強度の水準で等級3は等級1の1.5倍の地震に耐えられる性能・耐震強度水準です。
ここで注目したいのが、数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度)に対しては損傷しないではなく倒壊や崩壊しないとなっている点です。つまり震度6強から7程度の地震がくれば損傷はするかもしれないという事です。
建築基準法最低レベルの基準である等級1では損傷具合も等級2や等級3に比べ大きくなる可能性が高いです。修繕・改修のための費用も余計に必要になってきます。次に地震がきたらもっと酷い事になるのではないかという不安も残ると思います。
その為、これから家づくりを行うのであれば耐震等級は最低でも等級2、出来れば等級3を目指したいところです。
そして耐震性能と同等に重要になってくる住宅性能が気密性能と断熱性能です。気密・断熱性能は住んでからの満足度に大きく関わってきます。気密・断熱性能が低いとせっかく建てたマイホームでも満足度が低くなりがちです。
断熱性能に関しても耐震等級のように等級で書かれている事が多いのですが、等級の数値よりもUA値で確認をした方が確実です。気密性能に関してはC値で確認をしましょう。
UA値?C値?という方は下記ページに詳細を書いていますので御覧下さい。簡単に言うとUA値で断熱性能がC値で気密性能が分かり、それぞれ数値が低ければ低いほど性能が良いという事を表します。
ちなみに当サイトではUA値はZEH基準を満たす値、C値は0.7以下であれば快適に暮らす為の基準を満たしている家と認定しています。
UA値の基準
地域区分 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
H25省エネ基準 (断熱等性能等級4) | 0.46 | 0.46 | 0.56 | 0.75 | 0.87 | 0.87 | 0.87 |
ZEH基準 | 0.4 | 0.4 | 0.5 | 0.6 | 0.6 | 0.6 | 0.6 |
HEAT20 G1基準 | 0.34 | 0.34 | 0.38 | 0.46 | 0.48 | 0.56 | 0.56 |
HEAT20 G2基準 | 0.28 | 0.28 | 0.28 | 0.34 | 0.34 | 0.46 | 0.46 |
HEAT20 G3基準 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.23 | 0.23 | 0.26 | 0.26 |
UA値を下げる(断熱性能を上げる)方法
天井や壁、床(基礎)に使われる断熱材のグレードを上げる事でも断熱性能を上げる事は可能ですが、それよりも比較的簡単に行えるのが窓の改善です。
夏には約70%の熱が、冬には約50%の熱が窓などの開口部から侵入or逃げていきます。天井や壁、床などに比べると窓の方が断熱性能が低いので窓から熱が出入りし外気の影響を受けやすくなります。つまり窓の断熱性能を上げる事が家全体の断熱性能を引き上げる事に繋がるのです。
窓の中で注目すべきパーツはサッシとガラス、中間層の気体の種類とスペーサーです。
窓サッシは大きく分けると4種類あり、アルミサッシ→アルミ樹脂複合サッシ→オール樹脂サッシ→木製サッシの順に断熱性能が良くなります。断熱性能にこだわるならオール樹脂サッシ以上がおすすめです。
窓ガラスは大きく分けると4種類あり、単板ガラス→複層ガラス→Low-E複層ガラス→Low-Eトリプルガラスの順に断熱性能が良くなります。ガラスとガラスの中空層に入れる気体は大きく分けると4種類あり乾燥空気→アルゴンガス→クリプトンガス→真空の順に断熱性能が良くなります。断熱性能にこだわるならLow-E複層ガラス(アルゴンガス入り)以上がおすすめです。
スペーサーは2種類あり、アルミスペーサー→樹脂スペーサーの順に断熱性能が良くなります。断熱性能にこだわるなら樹脂スペーサーがおすすめです。
断熱性能の高いパーツにする事で窓の断熱性能が上がり、家全体の断熱性能を上げる(UA値を下げる)事が出来ます。また、窓のサイズや設置数によってもUA値は変わりますので、単純に設置数を減らしサイズを小さくするだけでも家の断熱性能は上がります。
さらに拘りたい方は方角に適した窓を設置する事でより断熱性能を高める事が出来ます。
Low-E複層ガラスはLow-E膜と呼ばれる特殊な金属膜をコーティングしたガラスの事なのですが、実はこの金属膜がコーティングさせる位置により機能が変わるのです。
金属膜が室内側にコーディングされた複層ガラスは太陽熱を採り入れ暖房熱を逃がさない『断熱タイプ』で南側の部屋に向いています。金属膜が室外側にコーディングされた複層ガラスは日射熱を遮る『遮熱タイプ』で西・東の部屋に向いています。北の部屋は直接日光が差し込まないのでどちらのタイプでも構いません。
玄関ドアや勝手口にも注目
玄関ドアや勝手口の断熱性能を高める事でもUA値を下げる事が出来ます。断熱性能を高めたい場合には玄関ドアと勝手口を選ぶ時に熱貫流率(U値)を確認しましょう。
(熱貫流率(U値)とは熱の伝わりやすさを表す数値で、値が低ければ低いほど熱の移動を少なく抑える事が出来る=断熱性能が高い。という見方が出来ます。)
快適に暮らす為のおすすめ設備
断熱性能を上げても真夏の熱気を防ぎきる事が出来るのか心配な時にはアウターシェードを付けるのもおすすめです。家の外側に設置する物なのでUA値云々の話ではないですが、直射日光を大幅に遮ってくれますので夏場非常に役に立ちます。
外気の影響で室温が上がる事を防いでくれるので省エネにも繋がりますし、外からの目隠しとしても使えるのでプライバシーを確保するのにも役に立ちます。
C値を下げる(気密性能を上げる)方法
施主側で比較的簡単にできる対策としておすすめなのが、UA値同様に窓にこだわる事でC値を下げる事が可能です。気密性能を上げたい時には窓の構造に注目をしましょう。
日本の住宅で1番よく見かける横方向に開閉する『引き違い窓』は気密性に関してはあまり高くありません。引き違い窓にしなくても良い場所には、ビジネスホテルなどでよく見かける『すべり出し窓』がおすすめです。もしくは欧米で一般的に使われている『開き窓』も引き違い窓よりは気密性能が高い窓です。
もし開閉の必要のない採光だけが目的の窓であれば、窓の中で1番気密性能の高い『FIX窓(はめ殺し窓)』を採用する事で気密性能を上げる事が出来ます。窓のサイズや数もC値に影響を与えるので単純に窓の設置数を減らしたり、サイズを小さくするだけでもC値を下げる事が出来ます。
玄関ドアや勝手口にも注目
断熱性能と同様に気密を確保するには玄関ドアや勝手口の仕様も重要になります。玄関ドアには親子ドアや片袖ドア、両袖ドア、両開きドアや玄関引き戸などありますが気密性能で言えば片開きドアが1番気密性能を確保しやすいです。
勝手口にも注目しましょう。勝手口の通風仕様のドアは扉を閉めたまま採風ができるので人気ではありますが気密性能は低いです。高気密仕様の玄関ドア、勝手口を採用する事でC値を下げる事が出来ます。
配管・コンセント周りにも注目
上記の画像は右側だけ気密処理を施し、左側は未処理で裏側から冷風を送った時の実験画像です。2つを比較すると明確な温度差が生じている事が分かります。特に、断熱材の中で使用率の高いグラスウールなどの繊維系断熱材ではこの温度差が顕著に現れます。
配管・コンセント周りの1個あたりの隙間は小さくても、家全体で考えると大きな隙間となります。配管・コンセント周りの気密性能を確保する為に気密部材等を的確に使い気密処理をきちんと行っているか確認をしておきましょう。
C値の改善をサポートしてくれる業者に依頼
別途費用はかかりますがC値の改善をサポートしてくれる業者に依頼をするのが1番確実性が高く安心感も得られると思います。
気密測定を行う業者の中には測定時に隙間箇所の発見、改善までをサポートしてくれる会社があります。気密性能が心配だったり、気密施工に疎いハウスメーカーであればそうした業者に依頼を出すのも手です。
2位の施工に関して
施工精度は施主側から判断をするのが難しい部分でもありますので慎重に確認を行いましょう。何点か施主側で施工精度を確認できる方法をご紹介したいと思います。
平均C値を確認
気密性(C値)は構造・工法や断熱工法、建築手法の違いで気密性を保ちやすかったり、反対に気密性を確保するのが難しかったりもするので一概にC値が悪い=大工さんの腕が悪いと決めつける事は出来ないのですが、C値が平均して良い住宅メーカーの大工さんは丁寧な施工を行っているという判断は出来ます。
つまりC値は気密性能の確認だけでなく施工精度の高さを確認する判断材料としても使えます。平均C値の低い住宅メーカーであれば安心して家づくりを任せる事ができます。
技術的有資格者の存在
一級建築士や一級建築施工管理技士などの資格を持った技術スタッフの有無や在籍数を確認してみましょう。
第三者検査を利用
施工に不安を抱えている施主さんは費用は別途かかりますが第三者検査を利用するのが良いでしょう。施主さんに変わり家の専門家が施工状況を厳しくチェックをしてくれるので安心感が得られます。
第三者検査を利用する時には住宅性能表示制度を利用して施工をチェックをしてもらうかホームインスペクター(住宅診断士)にホームインスペクション(住宅診断)して貰うかがおすすめです。
【住宅性能表示制度を利用】
住宅性能表示制度とは消費者の利便性を考え、住宅性能を等級や数値で簡単に確認が出来るようにした制度の事です。住宅性能表示制度の評価項目は下記の通りです。
評価される分野 | 主な評価内容 | 等級 | 必須 |
---|---|---|---|
①.構造の安定 | 地震・風・積雪に対しての 建物の強さを評価 | 耐震等級、 耐風等級、耐積雪等級 | ○ |
②.火災時の安全 | 火災の早期発見のしやすさ、 外部からの延焼に対する耐火性を評価 | 耐火等級 | |
③.劣化の軽減 | 柱や土台の劣化の進行を遅らせるための対策を評価 | 劣化対策等級 | ○ |
④.維持管理・更新への配慮 | 排水管・水道管・ガス管の 点検・清掃・修繕のしやすさを評価 | 維持管理対策等級 | ○ |
⑤.温熱環境 | 建物の冷暖房を効率的に行う為の 断熱などの省エネ対策を評価 | 断熱等性能等級、 一次エネルギー消費量等級 | ○ |
⑥.空気環境 | 室内への有害物質の発散量、換気対策を評価 | – | |
⑦.光・視環境 | 室内の明るさを、部屋の広さに対する 窓の大きさの割合で表示 | – | |
⑧.音環境 | 開口部の遮音性能や、共同住宅の 上下又は隣接する住戸への音の伝わりにくさを評価 | 透過損失等級 | |
⑨.高齢者への配慮 | 高齢者や子供が暮らしやすいよう、 バリアフリーの程度を評価 | 高齢者等配慮対策等級 | |
⑩.防犯 | 犯罪者が住宅に侵入しないよう、 開口部に対策がとられているかを評価 | – |
住宅性能表示制度を利用すれば国から認定を受けた第三者評価機関が建てる家の住宅性能を評価・チェックしてくれます。住宅性能評価は2段階に分けて行われ、1段階目は設計段階で設計図面をもとに住宅性能を評価します。これを「設計住宅性能評価」と言います。2段階目は建設段階で現場チェックを行い住宅性能を評価します。これを「建設住宅性能評価」と言います。
2段階目の「建設住宅性能評価」では、第三者評価機関が建築現場に計4回(基礎の配筋工事完了時、構造躯体の工事完了時、内装下張り工事の直前、竣工時)訪れ正しく施工が行われているかを徹底した管理体制で評価・チェックをしてくれます。
住宅性能表示制度を利用する事で第三者評価機関が住宅性能・施工をチェックをしてくれるだけではなく万が一トラブルが起きた場合、専門機関(指定住宅紛争処理機関)が対応をしてくれたり、住宅ローンの金利優遇や保険料の割引が適用される場合もあるといったメリットもあります。
【ホームインスペクター(住宅診断士)にホームインスペクション(住宅診断)を依頼】
ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行なう専門業務を指します。
日本ホームインスペクターズ協会
ホームインスペクションにかかる費用は依頼をする会社やホームインスペクターにより異なりますが、だいたい5万円~10万円が相場です。ホームインスペクションを利用する上での注意点はホームインスペクターになるには日本ホームインスペクターズ協会が付与している民間の資格が必要ですが、国家資格である建築士などの資格の有無は問われません。
つまり建築士の資格がなくてもホームインスペクターになる事は可能です。ホームインスペクション(住宅診断)を利用する立場からすれば建築士の資格を保有するホームインスペクター(住宅診断士)に担当して貰う方がより安心感が得られるでしょう。
1位の営業担当に関して
最終的には営業担当との相性で住宅メーカーを決めた施主さんはわりといます。営業担当が仕事の出来る人か、単純に性格が合うか合わないかでその住宅メーカーの印象は大きく変わります。
性格も合わず、仕事に対する姿勢や対応も悪い担当だとストレスが溜まるだけではなく家づくり自体が失敗する原因になりかねないので営業担当は慎重に見極めましょう。
仕事に対する姿勢や質問に対する返答の仕方などを確認
まずは何気ない会話でいいので積極的にコミュニケーションを取りましょう。それだけで自分と馬が合う・合わないや人柄が見えてきます。
他には打ち合わせ時の言葉遣いや身なり、態度。こちらの質問に対して分かりやすい言葉で説明をしてくれるか、メールで質問した時の返答までの時間、こちらの希望や条件に合ったプランを提案してくれるかetc…積極的に質問をする事で営業担当の知識量や仕事に対する姿勢、誠実さも見えてきます。
カタログ一括請求サービスなどを利用すれば、複数社の営業とメールで連絡が取り合えるようになるので全く同じ質問を複数の担当者に同時に投げかけてみるのもおすすめです。
同じ質問だからこそ質問に対する返答の仕方や対応力に差が出てきて優れた営業を見分けやすくなります。
打ち合わせは議事録をつくる
営業担当との間で多いトラブルが「言った」「言わない」等のお互いの認識のズレから起こるトラブルです。このお互いの認識のズレは発注した物と違う物が取り付けられる施工ミスだったり、聞いていた金額と違ったなどのお金に関する問題にも繋がるのでお互いの認識を合わせる事が大切です。
こうしたズレを起こさない為には議事録をつける事が有効です。議事録自体は簡単なもので平気です。打ち合わせで話した内容を記し、その場で双方が確認をして内容に問題がなければチェック済みのサインでも入れておけば良いでしょう。
最近ではラインでグループを作って、そこでやりとりをする事もあるのでそのライングループにサイン済みの議事録を毎回アップしておくのも良いでしょう。
テープレコーダーを使うのも良いですが、その場合は事前に説明をして了承を得てから録音をしましょう。言った、言わないで後々トラブルにならないように記録を残す。という事が大切です。
耐震性能の等級や気密・断熱性能(C値・UA値)、キッチンや浴室、トイレ等で使われる住宅設備のグレードや見た目やカラー。外観や内装の得意なデザイン、デザインのセンス。ライフスタイル別に用意されているおすすめの間取り例。保証制度、定期点検の内容等、大切な事は必ず各社のカタログで比較をしましょう。
正直各社のHPを見ても分かりずらかったり欲しい情報が書いてなかったりもします。特にUA値、C値はHPに書いていない事が多いです。その点、住宅カタログにはハウスメーカーを選ぶ為に必要な情報がバッチリ載っています。
どういったキッチンになるのか、浴室や洗面室の作り見た目。外観・内装のデザインなどは実際に画像を見ないとイメージがしにくいと思いますが、カタログだと写真付きで載っていますので具体的にその家で生活を送るイメージが湧いてきます。
その為、ハウスメーカーを選ぶ時には必ず複数社から最新カタログを取り寄せカタログに載ってある情報で比較検討をするようにしましょう。
まとめ
『イシンホーム 最悪』というKWが気になったのでイシンホームの価格帯(坪単価)や住宅性能、保証・アフターサービスの内容などをチェックしてきました。
当サイトの検証結果としては決して最悪なハウスメーカーではなく、様々な箇所で効率化をはかりスケールメリットを活かしたコスト削減や、住宅性能の高さ、保証やアフターサービス等々、総合的に判断をして予算的に合うのであれば比較検討候補の1つに入れるべきハウスメーカーであると言えます。
ただし、注文住宅では一人一人の条件や要望・希望等が異なるのでいくら優良なハウスメーカーであっても後悔や失敗の声はあると言う事です。イシンホームも例外ではありません。
その為、注文住宅で失敗も後悔もしない為に大切な事は『自分に合うハウスメーカーかどうかを判断する事』です。
後悔しない為に自分に合う会社かどうか見極めよう
家づくりにおいて成功するか失敗するかはハウスメーカー選びにかかっていると言っても過言ではありません。ハウスメーカー選びで失敗している方の多くが「2,3社程度しか比較をしなかった」とか「検討が不十分だった」とか、比較検討に十分な時間を設けなかった事が原因で失敗をされている方が多くいます。
家づくりは多くの方にとって一生に一度の大きな買い物です。建てた後になって後悔するような事がないようにハウスメーカーを決める時には、時間的な余裕をもって焦らずに、必ず複数社を検討候補にあげて比較を行いましょう。
イシンホームと比較検討されやすいハウスメーカー
イシンホームを検討している方がイシンホーム以外で比較検討候補にあげやすいハウスメーカーは以下の通りです。
◦アイフルホーム
◦アイ工務店
◦エースホーム
◦クレバリーホーム
◦タマホーム
◦ヤマダホームズ
◦ヤマト住建
◦一条工務店
◦桧家住宅
◦富士住建
ここに紹介をしたハウスメーカー以外にもイシンホームと価格帯が近しく住宅性能や設備が魅力的なハウスメーカーは他にも多くありますので、家づくりで後悔しない為にも複数の会社を候補にあげ、時間的な余裕をもって比較検討を行いましょう。
【予算別や人気テーマランキングからも探せる】
家づくりを検討し始めた方はライフルホームズを利用するのがおすすめです。入力必須項目は名前・住所・アドレス・番号・建築予定時期・土地の有無の6項目だけなので2~3分あればお好きな住宅メーカーのカタログを何社も取り寄せる事が出来ます。
■オリジナル間取りプラン+資金計画プランも貰うなら
家づくりの希望や条件がある程度纏まっているならこちらがおすすめです。あなたの条件に合わせてオリジナル間取りプランや資金計画プランを作って貰えます。最高の間取りを見つけるのに最適なサービスです。
play_circle 間取りプラン・資金計画プランも一緒に貰うならカタログ請求後の電話が心配という方は備考欄に「連絡はメールでお願いします。」と書いておくと大丈夫です。その他、家づくりで分からない事や聞きたい事があれば備考欄に書いておきましょう。
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素敵なマイホームづくりを応援しています。
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